

愛<お金? モテる年収は? 聞きたいけど聞けないお金のホンネ
「年収が高ければモテる」もはや一般常識のように捉えられている価値観ですが、実際のところはどうなのでしょうか? この記事では、気になる年収と恋愛のリアルな関係性について、データと心理の両面からわかりやすく解説します。ぜひ参考にしてください。
年収が高ければモテるって本当?

「年収が高い=モテる」というイメージを抱く人は少なくありません。実際、婚活市場では年収が選ばれる基準になることもあります。まずは、年収と恋愛のリアルな関係性からチェックしていきましょう。
恋愛市場における「年収」の扱われ方
マッチングアプリや結婚相談所では、プロフィール欄に「年収」が必須項目となっているのが一般的。特に、女性が男性を検索する際に重視される傾向があります。
一定の収入を基準に検索条件を設定できるため、年収が高ければ目に留まりやすくなるのは事実といえるでしょう。
この傾向は女性が男性を選ぶ際に見られる傾向が強く、男性側にとって女性の年収の重要度は女性側ほど高くありません。とはいえ、まったく注視しないという人はごくまれで、基本的にはチェック項目に入ります。
このように、恋愛市場では年収が「フィルター」として機能し、第一印象に影響を与える要素として働いているのです。
男女で異なる「年収に求める価値」
婚活を含む恋愛において、年収の重要度が性別によって大きく異なるのには、社会的な背景があります。
一般的に、女性は男性に対し「妊娠・出産・産後に家族を支えられる経済力」を求めます。そのため、恋愛や結婚において相手の「安定性」や「将来性」を重視しやすく、その象徴として年収が取り上げられることに。
反対に、男性は強制的な休職期間が生じるリスクが女性に比べて低いため、女性に対して経済力を強くは求めない傾向にあります。結果として、女性に求めるのは「外見」や「若さ」といった生活に直結しない要素になりがちです。
こうした価値観の違いは、育ってきた文化や社会背景にも影響されています。女性も長期的なキャリアを築くことが可能になりつつある近年では、年収に求める価値も変わりつつあるのが現状です。
データで比較! 男女別・年代別の平均年収
国税庁が公開している『令和5年分 民間給与実態統計調査』によると、給与所得者の平均年収は、460万円でした。
男女別では、男性569万円・女性316万円。これを年齢別で見ると、以下のようになります。
▼男性
20〜24歳|279万円
25〜29歳|429万円
30〜34歳|492万円
35〜39歳|556万円
▼女性
20〜24歳|253万円
25〜29歳|353万円
30〜34歳|345万円
35〜39歳|336万円
男性の年収が右肩上がりな一方で、女性の年収は30歳代にいったん下がります。これは妊娠・出産が女性の収入に及ぼす影響の大きさを表したものといえます。
参考文献:国税庁|民間給与実態統計調査
モテる「年収ライン」はいくらから?
「どれくらい稼げば恋愛対象として見てもらえるのか?」という疑問は、多くの人にとって気になるテーマです。ここでは、現実的な期待値と理想とのギャップを探りながら、モテる「年収ボーダー」について考えていきましょう。
女性が「付き合いたい」と思う男性の年収
一説によると、婚活中の女性が「付き合いたい」と考える男性の年収は500万〜600万円程度がひとつの目安とされています。
特に都市部では、物価や生活水準の高さもあって、比較的高水準になりがちです。
とはいえ、前述の『令和5年分 民間給与実態統計調査』によると、これは男性でも30代後半以降の数字。
同年代のパートナーを望む20〜30代前半の女性にとって500〜600万円は、一部の例外を除きあまり現実的ではありません。
実際には、理想の年収はあくまで理想として、「一緒に生活できるか」「価値観が合うか」といった年収以外の要素を重視している女性が大半といえそうです。
男性が「付き合いたい」と思う女性の年収
婚活中の男性が「付き合いたい」と考える女性の年収は、300〜400万円がひとつの目安とされています。
女性の理想と比べて低い水準ではあるものの、「堅実に働いているか」「金銭感覚が近いか」といった視点はやはり重視される傾向があります。
特に共働き世帯が増えた今、浪費癖がある女性より、堅実に生活する女性が選ばれやすいのはいうまでもありません。
高年収であることよりも、「身の丈に合った生活ができるか」「経済的に依存しすぎないか」といったバランス感覚のほうが、長く付き合いたい相手として評価されやすいといえそうです。
年収が高くてもモテない人の共通点

年収が高いにもかかわらず、恋愛面ではなかなかうまくいかない人もいます。
以下、その多くに見られる共通点をピックアップして紹介します。
● 自慢話が多い
● コミュニケーションスキルが低い
● 異性への理想が高い
● プライドが高い
● 生活が仕事中心でプライベートがほぼない
● 自分の外見に極端に無関心
● 独善的で人を見下しがち
高収入であるがゆえに、無意識に上から目線になっていたり、自身の価値観を押し付けたりすることが、相手の気持ちを遠ざけてしまう原因になりがち。
モテるためには、収入だけでなく、人間的な魅力やコミュニケーション能力が不可欠であることがよくわかります。
年収は「条件のひとつ」にすぎない
恋愛において年収は確かに無視できない要素のひとつですが、それがすべてではありません。相手の誠実さや価値観、相性といった非数値的な魅力が、最終的には関係の継続に大きな影響を与えます。
年収にとらわれすぎない視点を持つことが、恋愛をもっと自由に、そして前向きに楽しむコツといえるでしょう。
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