別居婚ってあり…? 夫婦で別居するメリット・デメリット3選
近年は夫婦や家族の在り方も多様化する時代です。結婚していても別々の家で暮らす「別居婚」を選択する夫婦も増えています。そこで今回は夫婦が別居するメリットとデメリットについて解説していきます。日本における別居率についても紹介していきますので、夫婦の在り方についてお悩みの方はぜひ参考にしてください。
別居している夫婦はどのくらいいる?
金沢大学が発表した「パートナーとの同居・別居実態調査」では、505の回答のうち「パートナーと別居している」と回答したのは19%です。
505人と想定すると、約95人が別居中であると回答したことになります。日本における夫婦の別居率は、世界と比較すると低いほうです。
しかし、近年では新しい夫婦の形が見られつつあります。そのため、週末などだけ会う別居婚を選択する夫婦も増えつつあることが実情です。
参考文献:「パートナーとの同居・別居実態調査 調査報告書」金沢大学 ダイバーシティ推進機構
夫婦が別居する3つのメリット
お互いに縛られない夫婦であっても別居していれば、お互いに縛られない自由を手に入れられます。結婚していても独身時代に近い自由を感じられるため、自分の好きなことに時間を費やせます。
相手に合わせて自分の都合を入れる必要もないため、ストレスが溜まりにくいこともメリットです。
また、家事の分担について決めることも不要ですので、意見がぶつかり合うこともありません。
お互いを尊重しつつ、縛りのない程よい距離感が円満の秘訣になるケースも多いです。
新鮮な感情を保てる
夫婦が別居することで新鮮な感情のまま関係性を保てます。結婚相手は最愛の人ですよね。それでも毎日会っていると感情は冷めていくという方も多いのではないでしょうか。
中には愛情が高まる夫婦もいますが、一般的には代わり映えしない毎日にマンネリ化を感じてしまうものです。
しかし、夫婦で別居していれば、恋人時代のような感情のままで保てるのです。
恋人時代のように「晩ごはんだけ」や「週末だけ」など、会う時間が限られていればマンネリすることも避けられます。
会える時間が限られているだけに、パートナーへの愛情が高まることもあるでしょう。
仕事や趣味の選択肢が広がる
夫婦が別居していれば、仕事や趣味の選択肢が広がります。一緒に住んでいないため、お互いのスケジュールを気にする必要がなく、仕事終わりや休日の時間も自分のために使えます。
また、お互いの職場が遠い場合は、どちらかが長距離通勤するか引っ越さなければならないですよね。別居していれば、お互いに短い通勤距離で済むため、効率的な生活が可能です。
趣味も同様で、お互いに束縛しない関係性であるため、自分の好きなことに没頭できます。仕事や趣味の選択肢が広がることで人生が豊かになり、楽しむことにつながりますよ。
夫婦が別居する3つのデメリット
お金がかかる夫婦が別居すれば、家賃から光熱費、食費といった生活にかかるお金が2倍になります。同居していれば約半額で済むため、夫婦が別居するには経済力が必要になります。
そのため、お互い経済的に自立していなければ別居は成立しません。片方が専業主婦(主夫)であったりパートであったりすると、金銭トラブルにつながる恐れもあります。
これから別居を検討している場合は、経済状況なども考慮してください。
心が離れる可能性もある
夫婦が別居していると、お互いの気持ちが離れてしまう恐れがあります。別居しているとお互いに縛られない自由がありますよね。
パートナーの目を気にする必要がなくなるため、大胆な行動に出ることも可能で浮気や不倫に走ることも……。
同居している場合と違い、一度気持ちが離れてしまうと会うペースが下がりさらに心の距離が開いてしまう恐れもあるのです。
結果、不倫や浮気にのめり込んでしまい、離婚へ発展する可能性が高まります。
別居婚を成立させるためには、同居している夫婦よりもお互いに信頼し合う関係性が求められます。
子どもが寂しい思いをする
子どものいる夫婦が別居を選択すると、子どもに寂しい思いをさせる可能性が高いです。子どもにとっては親が同居しているのは当たり前。
どちらかが単身赴任している場合もありますが、別居婚を選ぶ夫婦はまだまだ少ないのが実情です。
そのため、子どもにとっては「どうして自分の親たちだけが別居しているのか」理解できないことが多いです。
親が揃っていない寂しさから、不登校になったり、やさぐれたりする可能性もあります。
夫婦間の都合だけでなく、家族全体への影響を考える必要があるのです。
もちろん、別居することがすべて子どもにとって悪影響となるわけではありませんので、ケースによって最適な答えを出すようにしましょう。
別居している夫婦は約2割で増加している
日本人の結婚観や夫婦の形態が変わりつつある現代では、別居婚もひとつの形として増えてきています。実際に金沢大学の調査によると、約2割の夫婦が別居を選択しています。
夫婦が別居していれば、独身時代と同様の自由を得られることがメリットです。仕事や趣味において好きなように時間を使えるため、ストレスを溜めにくい効果もあります。
しかし、金銭的な負担の増加や子どもへの悪影響など、考慮すべき点もいくつかあります。
夫婦が別居することで生じるメリットとデメリットの両方を考えてからライフプランを考えていきましょう。
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