過保護に育てられた女性の「困った恋愛傾向」4選
娘のことが心配で、過保護に育ててしまう親御さんは少なくありません。かいがいしく世話を焼くのが好きな親もいるくらいですから、子どもが成長しても過保護が抜けないままの家庭も多いとか。大切に育てられるのは良いことですが、自立できていないと恋愛に悪い影響を及ぼしがちです。常に親の存在が頭にあれば、1人の人間として大人の恋ができなくなってしまうでしょう。過保護・過干渉だと人間関係がうまくいかないだけではなく、恋愛のスタートラインにさえ立てない恐れがあるので、娘側の精神的な独り立ちが重要になります。
過保護に育てられた子の困った恋愛傾向
・意思決定を他人に委ねがち
・1人でなにもできない
・やってもらう、決めてもらうのが当たり前になっている
・自分の意見がない
・常に誰かの顔色を伺う
過保護な家庭で育つと代わりに親が何でも決めたり、身の回りの世話を一から十までやってくれたり、娘の意見を一切通さなかったりと成長を大きく妨げてしまいます。
親は良かれと思ってやっているのですが、行動が災いして結果的に自由を奪ってしまうのですね。
こうなれば普段の生活だけではなく、恋愛でもうまくいきません。
過保護に育てられると自分の意見がないor言えない、1人では何もできなくなり、恋愛をする上での“困った”を引き起こしやすいのです。
慎重すぎる
何でもかんでも親が決めてくれる状態が続けば、子どもの判断力が磨かれません。
それがゆえに気になる人が現れても、石橋を叩いて、叩いて、叩いて、ようやく渡るか否か……といった慎重すぎる行動を取ってしまうとか。
恋愛において大胆過ぎないのは良いことなものの、あまりに慎重すぎると話が進みません。
勇気が出ずいつまでも遠目から見ているようでは、意中の相手も離れていくでしょう。
判断力が全くないと「決めるべき場面」でバシッと勇気が出せないため、恋愛がうまくいきづらいのです。
親に相談や確認をとりがち
自分の意見がなく、決定が一切できないと常に親を頼りがち。
この相手は安全かどうか、デートにはどこへ行ったらいいのか、連絡頻度はどのくらいがいいのかまでぜ~んぶ親に確認してしまう女性って、実は結構いるんです!
恋愛相談の相手に両親を選ぶ、なんて聞けば多くの人は「親御さんと仲が良いんだね」と肯定的にとらえるかもしれません。
しかし、本来は自分で決めるべき部分まで判断を委ねていれば、それはもう“相談”ではなく“人任せ”でしかないでしょう。
はっちゃけて大胆になる
長い間押さえつけられた生活を強いられ、不満が募っているタイプは大人になってからはっちゃけてしまうパターン多し。
1人暮らしを始め、自由に使えるお金を持ち、行動範囲が広くなれば大胆な恋愛に手を染め、人が変わったように遊び倒してしまいます。
遅れてやってきた反抗期の影響は大きく、ある程度の時が来るまでチャラつくのをやめられません。
学生時代に恋愛禁止や、彼氏ができる度に親に小言を言われてきた人ほど、このケースに走る傾向が強いでしょう。
男性への理想が高い
箱入り娘で外の世界や父親以外の男性を知らないと、パートナーへ対する理想が一気に高くなります。
あくまでお父さんがごく一般的な人か、模範的なパパ的存在である場合に限りますが、「男性全員がパパみたいな人」と思えば、誰かを疑うことさえ知らないのです、
世間を知らないと年収一千万以上・身長180センチ以上・専業主婦希望のような一昔前の概念を持ったままでなかなか妥協ができないとか。
さらに親が心配性だと「いい条件が揃わない限り、男の人とは付き合っちゃダメよ」と娘に教えている可能性さえあります。
過保護な家で育った子は親の教えをキッチリと守ってしまうので、白馬に乗った王子様をいつまでも探し続けて時間ばかりが過ぎていくかも。
過保護に育てられた?チェックしよう!
過保護な家庭で生まれ育ったとしても、外の世界を知らなければ「ウチは過保護だったんだ」と気づかないまま。
生まれて一度も1人暮らしをせず、周りの友達も実家暮らしばかりというような状況なら、より分かりにくいでしょう。
もし「自分は過保護に育てられたかもしれない」と思うのなら、以下の項目をチェックしてみて。
一つでも当てはまる場合は、親が過保護・過干渉の恐れがありますよ。
交友関係などを親が全て把握するのが普通だった
ご両親はあなたの友達、恋人などの交友関係を全て知りたがっていますか?自分の見ていないところまで何もかも把握しようとするのなら、過保護・過干渉に該当するでしょう。
また「〇〇ちゃんとは遊んじゃダメ」など、幼い頃からコントロールしようとする言動があると危険。
これだと子どもの意見を奪っているだけではなく、もはや“支配”に近い行為だからです。
外泊禁止、恋愛禁止などの独自ルール
他の家庭ではないけど、自分の家だけに存在する独特のルールが設けられていた場合も赤信号。
よく分からない理由で行動範囲を狭め、子どもに自由をさせないのは過保護もいいところです。
特に「恋愛禁止」は今の時代に合わないですよね。世の中には悪い男性もいるので親御さんが心配になる気持ちも分かりますが、“可愛い子には旅をさせよ”。
失敗を経験させず、最初から危険を回避させてしまうと自立できない人間が出来上がってしまうでしょう。
親のお迎え・お見送りが当たり前だった
駅から自宅までがびっくりするほど遠いとか、都心に住んでいないのならお迎え・お見送りは当たり前です。
そうではなく、毎日学校や仕事終わりに親が迎えに来るとか、お弁当片手に駅までお見送りしてくれるとか……。小学生なら理解できるものの、これがいつまでも続いていれば大問題。
田舎ではないのに車で送り迎えされる生活が続けば「やってもらって当たり前」の精神が身につき、恋愛でも余計なプライドを持つなどの弊害が出がちです。
着るもの、持ち物、進路、習い事など親が決めることが多かった
一から十まで、何でも決めてしまう親っていますよね。
子どもも決められるのが普通になると自分の意見を持たなくなるか、両親に逆らえない一心で本心を隠すようになるため代わりに「決めてあげる」「やってあげる」って、実はなかなか危険なことなんです。
特に進路などの重要な決め事でさえ親が介入してくれば、いつまでも子どもが成長しません。
過保護の度が過ぎれば、好きな人と付き合うことでさえ決められない人間が完成してしまうのです。
恋愛で“詰む”ことがないよう、“過保護の呪縛”から解放されよう
残念なことに、過保護に育てられた経験が忘れられないと恋愛で詰みやすくなります。
常に両親の顔がチラついてしまうのなら、一旦家のことは忘れましょう。あなたの人生は誰のものでもありませんから、したいようにすれば良いのです。
また自分1人で決められず、つい親を頼りたくなる人はお母さんにLINEする前に自分の頭で考えて、解決策を導き出すクセをつけて。
「困ったら親に連絡、相談!」の直結ルートが当たり前になると、いつまでも意思決定ができませんからね。
過保護な家庭で育った以上、過去は変えられないので自身の在り方を見直すのが“呪縛”から逃れるコツ。
精神的な自立ができれば恋愛で大きく失敗する確率が下がるので、過去と今を切り離して考えることが大切です。
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