『寂しいことを伝えられない…』同棲カップル、レスの本音。
『寂しいことを伝えられない』
パートナーとの同棲や結婚を機に、体の繋がりに変化がある人もいるのではないでしょうか。
レゾンデートル株式会社が行った夫婦の性に関する調査結果によると、68.2%が配偶者とレス傾向にあると判明しました。
(参考:レゾンデートル株式会社)
そこで今回のMOREDOORでは、パートナーと同棲一年目になるTさんにインタビューを実施。
Tさんがレスになったきっかけと、夫婦関係の専門家カップルセラピストからの意見をご紹介します。
※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、考えるキッカケになれば幸いです。
ーーTさんがパートナーとレスになったきっかけは?
彼の仕事が忙しくなり、睡眠時間が短くなってしまったことがきっかけです。
休みの日はすぐに寝てしまい、時間があれば永遠に起きなくなってしまったのでレスになってしまいました。
寝ている以外は、生活のすべきことをすると時間が過ぎてしまいます。
ーーレスで悩んでいることは?
寂しいことを伝えられないことですね。
ーー解決に向け行動したことは?またその後のパートナーの反応は?
彼と同じタイミングでベッドに行くことです。
「時間がないから雑になってしまうと申し訳ない、休みになったら時間を作る」と言われました。
ーーレスに悩んでいた当時の自分へ、声をかけるとしたら?
彼は自分のことを嫌いになったわけではないから、安心してと伝えたいです。
(29歳/会社員)
ーーカップルセラピストは2人の関係をどう見る?
パートナー間の関係改善を目的としたカウンセリングを行う、“カップルセラピスト”はお二人の関係をどう見るのでしょうか?
これまでの3,000件以上に及ぶ臨床経験を活かし、パートナー間の課題解決をサポートしてきたカップルセラピストの坂崎さんに話を聞きました。
大切なことは……
彼の仕事の忙しさがきっかけでレスになったというTさん。
レス解決に向けて行動しているようですが、彼側は行為が雑になってしまうことの申し訳なさを感じてしまっているようです。
坂崎さんのお話にもあるように、まずは「話し合い」をすることが気持ちのすれ違いを防ぐために必要なのかもしれません。
みなさんは、この記事を読んでどのように感じましたか?
監修者:坂﨑 崇正(さかざき たかまさ)
臨床心理士・公認心理師、COBEYAセラピスト。
2010年鳴門教育大学大学院修了。
スクールカウンセラー、男性相談員、就労支援相談員、専門学校講師等を経て、2021年よりCOBEYAにカップルセラピストとして参画。
これまでの3,000件以上に及ぶ臨床経験を活かし、パートナー間の課題解決をサポート。
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