

また友達整理?人間関係を断捨離しがちな人の特徴4つ
育ちは、その後の人生に何かしら影響することが多いです。ただ、育ちに問題があったからといって、人生がうまくいかないというわけではありません。自分に向き合うことやさまざまな工夫によって、自分らしく幸せな人生を過ごしていくこともできます!育ちに問題があった場合、人間関係を断捨離してしまいやすいという傾向があります。では、育ちが良かった場合は、どんな傾向があるのでしょうか。今回は、育ちと人間関係の断捨離について解説していきます!育ちによって、人間関係の構築に悩んでしまった時は、参考にしてみてくださいね。
人間関係を断捨離しがちな人の特徴
家庭環境で苦労することが多かった
まずは、人間関係を断捨離しがちな人の特徴について解説していきます。
人間関係を断捨離しがちな人の特徴1つ目は「家庭環境で苦労することが多かった」です。家庭環境で幼い頃から苦労していると、自分の気持ちを我慢したり、人の気持ちを察して動く癖がついてしまうことがあります。子どもであるのにも関わらず、いつも家族に気を配って過ごしてきたからこそついてしまう癖です。
実は私も、不仲の両親の元で育ち、人間関係を断捨離しがちになったタイプです。このタイプの方は、幼い頃から人一倍、家族関係(人間関係)で苦労してきたからこそ、人の気持ちに敏感になりすぎて疲れてしまう傾向があります。
人の気持ちを察する癖が抜けず、いつも神経をビンビンに張り巡らせていることで、ドッと疲れてしまうのです。疲れてしまうくらいならと、疲れない相手だけとの関わりを選んでいくと、自然と人間関係を断捨離してしまっていることがあります。
人といると疲れやすい
人間関係を断捨離しがちな人の特徴2つ目は「人といると疲れやすい」ことです。
人といると疲れやすいタイプの方は、人間関係を断捨離しがちです。人といると楽しいより疲れるが勝ってしまい、人と過ごすこと自体が嫌になってしまいます。人と過ごして疲れるくらいなら1人でいたいと、1人を好むようになっていくのです。
人間関係を断捨離しがちな人は、優しすぎる人が多いこともあります。すなわち、育ちに問題があった人は、人に優しすぎる傾向があるともいえますね。自分より、人に優しくしてしまうからこそ、それが重なりすぎると辛くなってしまいやすいです。
自己肯定感が低い
人間関係を断捨離しがちな人の特徴3つ目は「自己肯定感が低い」ことです。
育ちに問題があった場合、自己肯定感が低くなりやすい傾向があります。家庭環境により、褒められないで育ったり、否定されることが多かったりすると、自己肯定感が育ちにくいからです。
自己肯定感が低いと、自分は人より劣っているという感覚を強く持ってしまうことがあります。そうなると、人間関係の構築でも、無意識に相手より下手に出てしまい、上下関係ができてしまいやすいです。
対等に関係を築きたい相手とも、上下関係ができてしまい、自分の言いたいことが言えなくて苦労してしまうこともあるのではないでしょうか。自己肯定感が低い状態では、人と付き合うのが怖くなってしまうこともあります。
そのため、人間関係をなるべく持たないように断捨離を選んでしまいやすいです。
人との境界線が薄い
人間関係を断捨離しがちな人の特徴4つ目は「人との境界線が薄い」ことです。
育ちに問題があった場合、人の気持ちを察して動いてしまう癖がついていることがありますね。そのため、常に人の気持ちを考えて動いてしまうからこそ、普通は考えなくても良いことも人のために考えてしまうのです。
人との境界線が薄いからこそ、人の気持ちを自分ごとのように考えてしまうところもあります。共感性が高いとも言えますね。共感性が高いことで、人が悲しそうなら悲しくなってしまいますし、怒られているのを見たら、自分が怒られているように落ち込んでしまいます。
人との境界線が薄い人は、人の気持ちが分かりすぎてしまうからこそ、人とあまり関係を持たない方が楽だと感じやすいです。
上手く人間関係を構築できる人の特徴とは
自己肯定感が高い
ここからは、上手く人間関係を構築できる人の特徴を解説してきます!
上手く人間関係を構築できる人の特徴1つ目は「自己肯定感が高い」ことです。育ちに特に問題がない場合、自己肯定感がしっかり育まれていることが多いです。そのため、自分のことを大切に思える感覚があるからこそ、相手と程よい距離感を作ることができます。
もし、自分を大切にしない人がいた場合、自己肯定感があれば相手と離れることを考えます。これは自分にとって大切な関係だな、これはなくすべきだなと取捨選択しながら関係構築することができるのです。
人との境界線をしっかり引いている
上手く人間関係を構築できる人の特徴2つ目は「人との境界線をしっかり引いている」ことです。上手く人間関係を構築できる人は、人との境界線をしっかり引いている傾向があります!
人との境界線がしっかりあるからこそ、相手の感情に引っ張られすぎずに自分を大切にすることができるのです。また「あなたはそう思うけど、私はこうだな」と相手と自分を分けて考えることができます。
育ちに問題がある人が、人間関係での苦労を乗り越えるステップ
自分を受け入れ、認める
最後に、育ちに問題があった人が、人間関係での苦労を乗り越えるステップについて解説していきます!
ステップ1つ目は「自分を受け入れ、認める」ことです。このステップ1つ目が、1番大切であり、1番難しいステップでもあります。育ちに問題があった場合、生きている中で生きづらさを感じる場面があると思います。
私は、恋愛面でとても難しさを感じました。自己肯定感が低く、自分より相手を優先して考えてしまい、不満を溜め込んでしまう。そして、限界が来たら別れてしまうというような恋愛を繰り返してしまっていました。
自分の悩みの原因が、育ちからきているなと気づいた時は、まず自分の過去と向き合う時間を作ってみてください。クリニックでのカウンセリングを利用する形でも大丈夫です。育ちで苦労する中で、あの時自分は本当は何て言いたかったのか、何て言ってほしかったのか。幼い自分の頭を撫でるような気持ちで、心の中の自分に声をかけてあげてください。
少しずつ時間をかけて、過去と向き合い、受け入れる。そして、過去を認められるようになると、生きづらさに変化があると思います。無理はしなくて大丈夫ですので、少しずつこれまでの自分も、今の自分も褒めてあげてくださいね。
自分と人を分けて考える
育ちに問題があった人が、人間関係での苦労を乗り越えるステップ2つ目は「自分と人を分けて考える」ことです。
育ちによって、幼い頃から人の気持ちを考え、自分を押さえこんで生きてきたタイプの方は、人のことでも自分のことのように考え、寄り添える優しさがあります。
その優しさは、とても素敵なものです。その優しさを、相手だけでなく、自分にも向けてあげられると良いですね。また「相手は相手、自分は自分」と分けて考えるように意識していくと、気疲れが減っていくようになります。
最初は難しくても、意識していくところから始めてみてください。
程よい人との境界線で心地よい人間関係を築こう!

今回は、育ちと人間関係の断捨離について解説しました!心地よい人間関係を築くためには、程よい人との境界線が必要です。
育ちで悩みを抱えている方は、少しずつで大丈夫なので、自分を受け入れ、認められる機会を増やしていきましょう。そして、人を大切に思うように、自分も大切にしてあげてくださいね。
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