NGワードなのはなぜ?「私のどこが好き?」に答えてくれない男性心理とは
男性は言葉で愛情表現をあまりしませんが、女性は言葉での愛情表現を求めています。ここで愛情表現の仕方ですれ違いが起きてしまい、女性は男性の愛情が不安になってしまいます。そのため基本的に男性へのNGワードとされている「私のどこが好き?」の言葉をつい彼氏に何度も言ってしまうことになります。
世間一般では男性が女性から言われると面倒な言葉、答えられない質問などのマイナスイメージのある「私のどこが好き?」ですが、実際に聞かれた男性は、どうして彼女の質問に答えることができないのでしょうか。
言葉にできないから
人が人を好きになることに、理屈はありませんよね。女性でも、理想の相手と実際に付き合う相手は一致しないこともあるでしょう。男女問わず「よくわからないけど相手を好きになった」という人は多いはずです。なぜなら、人を好きだと思う感情には、人間の本能が働いているからです。
その本能の多くは匂い(フェロモンと言われることもあります)であり、自分の匂いとなるべく遠い匂いの遺伝子を子孫繁栄のために選ぶとも言われています。実際この原理がわかっている男女は少なく、またわかっていたとしても言われたい言葉ではありませんよね…。
そのため「私のどこが好き?」と言われて、言葉にできずに困ってしまう男性は少なからずいます。そんな答えられない男性を見て「私のことそんなに好きじゃないのかな…」と思うのではなく、そもそも言葉にできないことを聞いていると女性自身が自覚することが重要なのかもしれません。
照れてしまうから
相手を本能で好きになるとはいえ、きちんと本能以外の理性を働かせて相手を好きになる場合もあります。このときは、相手の性格や外見などから「もっとこの人と一緒にいたい」と思うことがひとつでしょう。
また、人は行動からも相手に好意を抱くことがあるので、何か助けてもらった、優しくしてもらった、誰かの力になってあげているところを見て、相手を好きだと自覚する場合もあります。
このようなケースの場合は、「どこが好き?」と聞かれたときにはっきりと答えが浮かぶのですが、言葉にするのは照れくさいという、複雑な感情から言えなくなる男性もいます。さらに、その照れを悟られることが嫌な男性も多いので、女性の「どこが好き?」に答えようとしないことも多くなるのです。
質問に意味が見出せないから
「私のどこが好き?」という質問の本心には、「私のことが本当に好きなのか確認したい」という気持ちが存在しています。男性もこの質問の意味を見抜いていて、要は好きって言わせたいんだろ!と思います。
しかし、男性としては愛情表現には言葉よりも行動に重きをおく習性があるため、好きだから付き合っているのになぜわざわざ言葉にする意味があるのか…と、女性の質問に答える意味が見出せないと思ってしまうのです。
特に男性は女性よりも合理的な考え方をするので、意味のない質問には正直答えたくもないといった思考に偏ってしまうのです。そのため、女性のこの質問に対する重みがわかっておらず、真剣に答えることを放棄してしまいます。
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