彼氏にもっと愛される「きれいごと抜き」で付き合う交際術

彼氏にもっと愛される「きれいごと抜き」で付き合う交際術

2020.08.27 20:00
提供:ハウコレ

どうもあかりです。

「きれいごと抜き」の関係を築くことができる人は、恋愛という場面に限らず、ありとあらゆる人間関係において人から好かれます。
正確に言うと、そういうタイプの人は、「万人受け」はしないかもしれませんが、「1対1」の関係になると、ものすごく信頼され、愛されます。

きっとみなさんにも思い当たるところがあるのではないでしょうか。

今日は、この考え方を恋愛にも応用して、「きれいごと抜き」の交際術によって彼氏からもっと愛される方法について考えていきたいと思います。

「きれいごと抜き」で付き合う交際術のミソ

よく、「素直な彼女が愛される」みたいに言いますけど、この「素直」の意味するところも「きれいごと抜き」で付き合うということと非常に近いです。
しかし「素直な彼女」が愛されるのは、「好き」って言ってもらえて嬉しいから、みたいな単純な話ではありません。

「素直な彼女」からは彼女の「本音」を聞くことができるので、それによって
(1)彼女のことをより深く理解できる
(2)自分が彼女から「本音を話していい人」と信用されていることが分かる
というメリットがあるからですね。

さらに、きれいごと抜きで付き合う女性は、嫌なことは「嫌」と言ったり、相手の顔色ばかりを気にすることなく堂々と自分の意見を伝えることができます。
そうすると、
(3)彼氏から舐められず、ひとりの人間としてリスペクトされる
というメリットもあります。

これらを踏まえた上で、実際に「きれいごと抜き」で付き合う交際術の具体的内容について見ていきましょう。

「きれいごと抜き」で付き合う交際術の実践



「私もずっと好きだった」って言うよりも


交際をしてちょっと経ったカップルの間で「いつから俺(私)のこと好きだったの?」的な会話が行われることってテッパンですよね。

こういったときには、たいてい「出会ってすぐ好きだったよ」みたいに、いかに早い段階で彼氏に惚れていたか、を伝えて彼氏のことを喜ばせようとしてしまいがちだと思います(どうせ本当かどうかなんてバレないよね)。

しかし、私はこれに対して「きれいごと抜き」で返した方がベターだと思っています。

ズバリ、「正直、付き合ってみるまではそこまで好きじゃなかったかも・・・・・・」みたいに言ってみましょう。

ぶっちゃけ、これを言われた彼氏としては少しガッカリしてしまうと思うのですが、そこでこうかぶせるのです。

「でも、付き合ってみてからどんどん好きになった」

単純に、「下げてから持ち上げる」的な効果もあるのですが、ポイントはそこだけじゃありません。
「付き合ってから好きになった」の部分に、「いかに自分が『彼氏』としてのこの人に魅力を感じているか」というメッセージが込められています。

「最初から好き」だと、顔とかそういう表面的な部分で惚れたのかな、という感じがしますが、これなら、彼氏の深いところにある人間性、魅力に惚れたという感じが伝わります。
付き合っている間に何度もある会話ではないと思うのですが、ぜひ機会があれば試してみてください。

「顔が好き」と思い切って言ってみよう


「俺のどこが好き?」みたいなのも、彼氏から聞かれることが多い質問のトップ3に入るものですよね。
これに対しては「うーん?優しいところ?」とか甘~い回答がテッパンですが、私から言わせればそんなのは「きれいごと」です。彼氏もそんな答えはお呼びじゃありません。

「顔だよ」と堂々と言ってあげるべきです。

「顔が好き」って、なんだか低俗で頭の悪い回答に聞こえるかもしれません。
しかし、実際問題、男性でも女性でも、「恋人の顔が好み」という人が大半なはずです。それなのに、あえて「顔が好き」と言うのを避ける方が、偽善っぽくありませんか?

それに、あなたが彼氏に「顔がかわいいから好きだよ」と言われたらどんな気持ちでしょう。
「ああ、顔なんだ・・・・・・」って落ち込むでしょうか。
いえ、きっとものすごく嬉しいはずです。

「恋人から外見を好かれている」というのは、ハッキリ言ってすごくすごく嬉しいことです。「性格が好き」と言われるよりも「顔が好き」と言われる方が、なんか浮気とかもされずにずっと好きでいてもらえそうじゃないですか?
それくらい、「顔が好き」というのは"強い"のです。

また、「顔が好き」だけじゃ薄っぺらくないかな?と不安な人もいるかもしれません。たしかに気持ちは分かります。
でもそういうときには、「うーん、顔が好き!でももちろん、優しいところとかも大好きだよ」と、「顔+α」を答えてあげればいいのです。

「顔が好き」と答えてくれる恋人の正直さって、かなり魅力的です。

「できない約束はできない!」でも・・・・・・


彼氏から半分冗談、半分本気な感じで「結婚しような」的なことを言われることがあるかもしれません。
これに対して「うん、絶対に結婚しよう!」みたいに返すのもアリっちゃアリです。実際、彼氏が期待しているのはこの返事でしょう。

しかし、個人的にはそれではあまりにイージーな彼女過ぎやしないだろうかと思ってしまうのです。

私ならここで「うーん、まあ将来とか先のことはハッキリとは分からないけれど、このままずっと好きでいられたらうれしいな」と答えます。

どうでしょう?なんか良くないですか?

うまく説明できないのだけれども、とりあえず「大人な女性」って感じの雰囲気が出てないでしょうか?
これが「きれいごと抜き」の女性の魅力です。

そしてこの伝え方のいいところは、単に「大人な女性」感が演出できているところだけじゃなく、彼氏を「ちくしょう、絶対に『あなたと結婚したい!』って言わせてやる!」って気持ちにさせてあげられるところです。

「○○君以外、誰も男性として見れないよ」は本当?


彼氏のことが好きだと伝えるときに「○○君以外、誰も男性として見れないよ」みたいに伝える人っていると思います。
男性でも、彼女に対してこういう愛情表現の仕方をする人はいますよね。

でも、こういうのを聞いたときに、「噓っぽい」と思ってしまうのは私だけじゃないはずです。
「きれいごと抜き」で考えるのなら、いくら恋人がいたって、自分の周りにひとりやふたり、「魅力的だな」と感じる異性がいる方が普通じゃないでしょうか?

みんな口では直接言わないけれども、心の底ではこれが分かっているからこそ、「あなた以外の異性はみんなアウトオブ眼中だよ」みたいなセリフは信ぴょう性がないのです。上滑りしているのです。

だからそれよりも「たしかに客観的にかっこいいなって思う人もいるけれども、あなたの方が圧倒的に、比べ物にならないくらいかっこいいよ」みたいなの方がはるかに良いと思うのです。
逆の立場で考えたときにも、「お前しか見えないよ」って言われるよりも「俺の周りにいる誰よりもかわいいよ」って言われる方が嬉しいと思うのです。

「無理」なものは「無理」と言おう


彼氏に嫌なことをされて、怒って、けんかとかになって、でも最終的に彼氏が「ごめんね」と謝ってくれたとき。
こういうときに、二人の関係のこととか彼氏のプライドのこととかを気にするあまり、正直腑に落ちていないことがあっても「もういいよ。仲直りしよ」みたいに譲歩してしまっていないでしょうか。

もちろんそれが本当に「大したことではない」のであればそれでもいいけれど、
思い切って「今回は特別に許すけど、でも正直あれは無理だなって思ったよ」みたいにグサっと言ってしまうこともときには大切だと思うのです。

先ほども書きましたが、「嫌」って気持ちを思い切って堂々と言葉にできる彼女は、彼氏から見くびられずに済みます。必ず大切にしてもらえます。

逆にそこで「嫌」と言えないと、どんどん彼氏に見くびられて、下に見られるようになって、ぞんざいな扱われ方をするようになってしまいます。

「あなたが好き」と伝えることだけじゃなく、ときには「あなたが嫌い」と伝えることも、愛されるためには必要なことなんです。

「何でもいいよ」なんてありえない


すごく日常的によくある場面ですが、「どこ行きたい?」「何が食べたい?」と彼氏に聞かれて、「何でもいいよ」と答えてしまうのは良くありません。
こんなの、所詮きれいごとだって誰でもわかります。

彼女に「何でもいいよ」と言われて、「ああ、彼女は何でもいいんだ!」と思う彼氏なんていません。
「うわー、試されてるよ」とか「これで変なところ連れて行ったら絶対にムカつかれるんだろうな」とかプレッシャーを感じるのがオチです。

「何でもいいよ」なんてきれいごとで彼氏のことを翻弄するのはやめましょう。

そもそも彼氏は「あなたの希望」が聞きたくて「何がいい?」みたいに聞いてくれているのですから、「これがいいな」と答えてあげるのがマナーじゃないでしょうか。
「何でもいいよ」なんて、彼氏の意向を尊重したようなきれいごとでごまかしていたら、知らない間に「面倒くさい彼女」と思われてしまいますよ。

おわりに

「きれいごと」で付き合うメリットは、《「きれいごと抜き」で付き合う交際術のミソ》でも述べたとおりです。
でも、さっきは書かなかったけれど、実はとっても大きなメリットがあとふたつあるので、それを最後に紹介してサヨナラしたいと思います。

まず、「きれいごと抜き」で付き合うことで、より自分らしく振る舞うことができるようになります。

「彼氏が喜ぶようなことを言わないと」とか気にするよりも、自分らしく言いたいことを言える女性の方がはるかに魅力的に見えます。

そしてふたつめの隠れデメリットがこれです。
例えば先ほど、「うん、結婚したい!」と言うよりも「分からないけど、ずっと好きでいられたらいいな」みたいに言う方がいい、と書きましたが、じゃあその半年後に、彼女が「うん、今は結婚したいって思うかも」と言ってくれたら、彼氏はどう感じるでしょうか?
簡単に推測できるはずです。

このように、普段から「きれいごと」ばかり言わないようにすることで、いざというときの「きれいごと」が活きてくるんですよね。これって、すごく大きいことだと思います。(遣水あかり/ライター)

(ハウコレ編集部)

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