男性の前で友達にマウンティングされて分かった相席居酒屋を楽しむ掟5ヶ条【酒池肉林子の相席居酒屋ガチレポートvol.4】
2018.06.29 21:00
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この連載では、ラブ・コラム担当編集部員“酒池肉林子”が出会いスポット「相席居酒屋」にガチで足を運び、そこで直面した現実を元に楽しんで掴むための掟をご紹介。今回のテーマは「男性の前で友達にマウンティングされて分かった相席居酒屋を楽しむ掟5ヶ条」。相席居酒屋の楽しみ方や出会いの掴み方を独自の目線で紐解いていきます。
どうも、男と酒が大好きなのにナンパされると一気に怖気づき「ト◯トロの末裔だから森に帰るの!」と言ったり、元カレが残した3ケタの借金に追われながらも酒に溺れたりしている酒池肉林子(しゅちにくりんこ)と申します。
本日もこの時間がやって参りました。
風の噂で聞きましたが、どうやら地味にこの連載が人気になっているらしいです。
皆様、本当にありがとうございます。
さて、もうそろそろおなじみになってきたかと思いますが、何度でも質問させて下さい。
こんな状況に追い込まれている私が「オアシスだな~…本当オアシス…」と思う場所、それはー!?
はい、皆さん「相席居酒屋コール」ありがとうございます。
これまで5時間席替えせずに飲み続けたり、席替えしたら全員が外国人だったり、好みの男性から「君、外見ブスだけど性格タイプ」と言われたりなど、モデルプレス読者の皆さんから「本当に相席居酒屋って楽しいのか?」と疑われそうなエピソードばかり書いてきましたが、相席居酒屋自体はめちゃくちゃ楽しいところです。これだけはガチで言わせて下さい。
ただ、私の運がちょっと変な方向へ発揮されているだけなんです。たったそれだけのお話なんです…。何でこんな事になっているのか私にも分かりません。教えて、おじいさーん!状態です。何でなんでしょう?私が酒豪ブスだから?謎が深まるばかりです。
さて、今回私が引き連れて行った女子はE子。OLをしている彼女は「残業とかありえな~い」なんて言いながら、インスタのストーリーにアフタヌーンティーの様子を投稿しちゃったり、ルブ◯タンのヒールを自分で履いてきたのに「足が痛い」とか言っちゃったりしちゃう、私から見たらちょっとクセ強めの女子です。
一方で私は、中途半端なモサいサブカル女子でカップ酒片手に夜な夜な近所を徘徊する酒豪です。アフタヌーンティーの「ア」の字すらにも触れたことがなければ足が痛くなるヒールを履くことのない人生を送っています。
因みに先日、男友達に「平成最後の夏、私と一緒にアバンチュールしたくない?」とブルゾンちえみ風に聞いたら「お前とアバンチュール?何それ、朝までお前とサシで八海山を飲み明かす儀式?」と意味不明な回答が返って来ました。中途半端なモサいサブカルブスが酒豪になると、平成最後の夏にアバンチュールすらも出来ないポジションに立つハメになるようです。平成最後の夏、モサい中途半端な酒豪サブカル女子とアバンチュールしてくれる男性を募集しているので我こそは!って方は連絡下さい。
そんな私を「めんどくさい」と毛嫌いしているE子から、何故か飲みのお誘いが届きました。
珍しいな~という好奇心が大きく発展していき、「せっかく飲むなら相席居酒屋行かない?」と提案。
E子も「まぁ、良いけど…」とまんざらでもない様子でOKをしてくれたので、一緒に行ってきました。
その道中、E子が私に向かってこんな事を言ってきたのです。
「私、男の人とどういう会話したら良いか分かんないから全部任せるわ」
「あ、でもお酒の飲み過ぎだけは本当にやめてね。お前、マジめんどくさいから」
「下ネタも禁止。私、下ネタだけは無理だから」
人に男性との会話を丸投げした挙げ句、お酒の飲み過ぎ&下ネタ禁止令を出してくるE子。
私の唯一良いところを全部拒絶しといて男性との会話を丸投げするなんて、ちょっと厳しすぎやしませんか…。
『これはどうしたら良い!?E子のポジキャン(ポジティブキャンペーン)するしか道はないな!?』
どうやってE子のポジキャンしようか考えながら、そのまま相席屋へと入店しました。
「酒豪ブス、頑張るんだ!」と心の中で己を励ましながら…。
30分経った頃でしょうか。店員さんから「相席お願いしま~す」のコールが掛かります。
少し緊張した面持ちで待っている私たちの前に現れたのは、男性2人組。
男1:30代前半。職業は建設関係。大人っぽい物静かな男性。
男2:20代後半。職業は上と同じ。明るいムードメーカー的な男性。
この2人は会社の先輩・後輩とのこと。
どんな仕事をしているのかと聞かれたE子は「私も同じ業界のOLをしています~」「あ、この子は全然業界が違うんですよ~何か毎日忙しそうに働いていて~時間に余裕ないんだよねえ~?恋愛する暇もないからこういうところでお酒飲んでいるんだよね~?」と女子力全開かつマウンティングを挟んできて会話を進めます。
『たまたま同じ業界だったから話せているだけだよね…?』
お酒を飲みながら私は心の中でツッコみます。
私以外、同じ業界の仕事をしているため完全に会話に入れない状態がしばらく続きます。
その間にもお酒はどんどん空いていくため、私は何度もドリンクバーに足を運びました。
そして焼酎を注ぎながら、私は決意するのです。
『うし、もう腹を括ろう』
そう思って会話に入ることにした私。
「全然分からないから私は何も言えないわ~」と切り込んで存在感を放っていきます。
男性側も「あ~ごめんごめん!4人で盛り上がれる話をしようか!」と言ってくれたので、何とか会話に入ることができました。
この頃、既に出来上がりつつあった私はE子の牽制を無視して、ガンガン下ネタを振っていくようになります。隣でE子が引いているのが分かります。でも私は下ネタトークを止めません。なぜなら、下ネタトーク=酒池肉林子だから。ここテストに出るので覚えておいて下さい。
男2「林子ちゃんっていつもこうなの?ってことはE子ちゃんも本当はこんな感じ~?」
E子「違います!コイツだけです!私はこんなんじゃないです!」
E子が軽くキレます。その場の空気が凍りつきそうだったので「あはは、そうなのよ~私だけなのよね~こんなガンガン下ネタ言っちゃうの~本当ダメな女でしょ~」と特技の自虐でその場を和ませます。私が男性だったら「揃いも揃って若干、めんどくさいなぁ…」と思うであろう状況がこの瞬間に生まれました。
2時間ほどして店員さんから「そろそろ席替えお願いします~」とコールが入ったので、その男性たちとはさようならをしました。
そんな会話をしているうちに店員さんの「相席お願いしま~す」の声で現れたのは、またしても男性2人組。
男1:20代半ば。職業不明。チャラめな見た目をしている沖縄出身の人。
男2:20代後半。職業不明。こちらもチャラめなウェイ系男子という感じ。
『あ、もう絶対席替えしてやろ』
モサくて中途半端なサブカル女子の私は、チャラめな見た目をしている人との関わりを避けて生きてきた人種なので、席に座った瞬間に席替えを覚悟させて頂きました。
当たり障りない話をしますが、イマイチ盛り上がりに欠けます。
男1に至っては会話中にずっと誰かとLINEをしている始末。
「デート中にスマホを見ると彼を不愉快にさせる」なんて恋愛コラムがありますが、それをダイレクトに感じた瞬間でした。
E子は男2の方と結構会話が続いていますが、それを遮るかのようにお手洗いに行くフリして店員さんに「席替えお願いします」と告げます。
30分も経たないうちに店員さんから「そろそろお時間なので席替えを~…」と言われた私は心の中でガッツポーズ。
「ありがとうございました~」と言ってそのままさようならをしました。
E子「え、何でこんな早く席替えしたの!?」
私「私が店員さんに言った」
E子「え~!?せっかく盛り上がっていたのに!!」
私「だって入店前に任せるって言っていたから…」
もはや私とE子とのやり取りは、ケンカになりそうな雰囲気になってきています。
「だからお前と飲むと面倒なんだよ…」と言わんばかりの目つきをしているのに気づいていますが、そんなの知りませんという素振りで焼酎をグイグイ飲んでいきます。
そして店員さんから掛かる「相席お願いしま~す」コール。
私たちの目の前に現れた男性は、これまたイイ感じの男性2人組。
男1:20代半ば。大学院卒の社会人1年目。ハワイの現地コーディネーター感が漂う人。
男2:30代前半。男1の上司。メガネを掛けたプーさんみたいな人。
この時点で2時間半ほど経っていましたが、かなり飲んでいたので相手男性のスペックの記憶も何だか曖昧になってきています。本当にごめんなさい。
「かんぱ~い」をした5秒後に「ねぇ、最近ヤッたのいつ?」と相手男性に聞きました。
ここまで来ると私も非常識人極まりないですが、男1、何故か大爆笑。
男2「まさか自己紹介をすっ飛ばして、下ネタがやってくるとは思わなかった」
私「どうせ私もあなたたちもそこそこ飲んでいるんだからもう何でもアリでしょ」
男1「ヤベーのと来たわ!君めちゃくちゃ面白いな!!」(大爆笑)
E子「……」
そこからは下ネタのオンパレード。E子はチビチビとお酒を飲んで「うん…うん…」と相槌を打ちます。
最終的には「日常の中に潜む“エロい”と感じる言葉は何か?」について熱く議論をするという、謎の展開で会話は終了。私はニヤニヤしながら「手ぶらで来ちゃった♡」を推しました。
男1に気に入られた(と勝手に思っている)私はゲラゲラ笑いながら「じゃーねー」と言って、そのままお別れしました。
この時の私は『もうE子に説教されても良い!』という気持ちになっています。
なぜなら…
イエ~~~~~イ!!!!!!!
出会いゲットしたぜ~~~~~~!!!!!!!
ガンガンお酒を飲んでバンバン下ネタを言ったおかげで男性が席を離れる時に「面白い子と飲めた!」と言って、LINE交換しようとお誘いしてくれたんです。
しかも、私が主に男性とLINEを交換して「グループ作っとくから後でE子招待しとくね~」という流れで。
無難な話ばかりしていたE子の存在感よりも、私のぶっ飛び具合の方が男性にとっては強烈だったのかもしれません。最後は皆さん私に「LINE交換しよう」と言ってくれました。
身を削って良かった…マウンティングに負けないで良かった…。
そう思いながらE子と別れて、私は駅へと消えていくのでした。
※翌日「E子をすっぽかしすぎた」と反省した私は、ちゃんと謝罪のLINEを入れました。我ながら本当に偉い行動をしたなと思います。
そもそもマウンティングするような人間と相席居酒屋に行くのを避けるのが普通なんだけどな!!!
もしも、そうなっちゃった場合はこれらの5ヶ条を前もって叩き込んでおけよ!!!
以上!皆さんが素敵な相席居酒屋ライフを送れるよう祈ります!
また次回お会いしましょう、酒池肉林子でした。(modelpress編集部)
※あくまでも個人の体験に基づいた記事になります。
本日もこの時間がやって参りました。
風の噂で聞きましたが、どうやら地味にこの連載が人気になっているらしいです。
皆様、本当にありがとうございます。
さて、もうそろそろおなじみになってきたかと思いますが、何度でも質問させて下さい。
こんな状況に追い込まれている私が「オアシスだな~…本当オアシス…」と思う場所、それはー!?
はい、皆さん「相席居酒屋コール」ありがとうございます。
これまで5時間席替えせずに飲み続けたり、席替えしたら全員が外国人だったり、好みの男性から「君、外見ブスだけど性格タイプ」と言われたりなど、モデルプレス読者の皆さんから「本当に相席居酒屋って楽しいのか?」と疑われそうなエピソードばかり書いてきましたが、相席居酒屋自体はめちゃくちゃ楽しいところです。これだけはガチで言わせて下さい。
ただ、私の運がちょっと変な方向へ発揮されているだけなんです。たったそれだけのお話なんです…。何でこんな事になっているのか私にも分かりません。教えて、おじいさーん!状態です。何でなんでしょう?私が酒豪ブスだから?謎が深まるばかりです。
さて、今回私が引き連れて行った女子はE子。OLをしている彼女は「残業とかありえな~い」なんて言いながら、インスタのストーリーにアフタヌーンティーの様子を投稿しちゃったり、ルブ◯タンのヒールを自分で履いてきたのに「足が痛い」とか言っちゃったりしちゃう、私から見たらちょっとクセ強めの女子です。
一方で私は、中途半端なモサいサブカル女子でカップ酒片手に夜な夜な近所を徘徊する酒豪です。アフタヌーンティーの「ア」の字すらにも触れたことがなければ足が痛くなるヒールを履くことのない人生を送っています。
因みに先日、男友達に「平成最後の夏、私と一緒にアバンチュールしたくない?」とブルゾンちえみ風に聞いたら「お前とアバンチュール?何それ、朝までお前とサシで八海山を飲み明かす儀式?」と意味不明な回答が返って来ました。中途半端なモサいサブカルブスが酒豪になると、平成最後の夏にアバンチュールすらも出来ないポジションに立つハメになるようです。平成最後の夏、モサい中途半端な酒豪サブカル女子とアバンチュールしてくれる男性を募集しているので我こそは!って方は連絡下さい。
そんな私を「めんどくさい」と毛嫌いしているE子から、何故か飲みのお誘いが届きました。
珍しいな~という好奇心が大きく発展していき、「せっかく飲むなら相席居酒屋行かない?」と提案。
E子も「まぁ、良いけど…」とまんざらでもない様子でOKをしてくれたので、一緒に行ってきました。
目次
戦地へ行く前にE子から言われた衝撃的な言葉を3つ言われた
E子と都内の某駅で合流し、戦地こと相席居酒屋へと向かいました。その道中、E子が私に向かってこんな事を言ってきたのです。
「私、男の人とどういう会話したら良いか分かんないから全部任せるわ」
「あ、でもお酒の飲み過ぎだけは本当にやめてね。お前、マジめんどくさいから」
「下ネタも禁止。私、下ネタだけは無理だから」
人に男性との会話を丸投げした挙げ句、お酒の飲み過ぎ&下ネタ禁止令を出してくるE子。
私の唯一良いところを全部拒絶しといて男性との会話を丸投げするなんて、ちょっと厳しすぎやしませんか…。
『これはどうしたら良い!?E子のポジキャン(ポジティブキャンペーン)するしか道はないな!?』
どうやってE子のポジキャンしようか考えながら、そのまま相席屋へと入店しました。
「酒豪ブス、頑張るんだ!」と心の中で己を励ましながら…。
1巡目:焼酎片手に「もうどうにでもなれ」と腹を括って素を出した
しばらくE子とお酒を飲みながら、お互いの近況を報告しあいます。30分経った頃でしょうか。店員さんから「相席お願いしま~す」のコールが掛かります。
少し緊張した面持ちで待っている私たちの前に現れたのは、男性2人組。
男1:30代前半。職業は建設関係。大人っぽい物静かな男性。
男2:20代後半。職業は上と同じ。明るいムードメーカー的な男性。
この2人は会社の先輩・後輩とのこと。
どんな仕事をしているのかと聞かれたE子は「私も同じ業界のOLをしています~」「あ、この子は全然業界が違うんですよ~何か毎日忙しそうに働いていて~時間に余裕ないんだよねえ~?恋愛する暇もないからこういうところでお酒飲んでいるんだよね~?」と女子力全開かつマウンティングを挟んできて会話を進めます。
『たまたま同じ業界だったから話せているだけだよね…?』
お酒を飲みながら私は心の中でツッコみます。
私以外、同じ業界の仕事をしているため完全に会話に入れない状態がしばらく続きます。
その間にもお酒はどんどん空いていくため、私は何度もドリンクバーに足を運びました。
そして焼酎を注ぎながら、私は決意するのです。
『うし、もう腹を括ろう』
そう思って会話に入ることにした私。
「全然分からないから私は何も言えないわ~」と切り込んで存在感を放っていきます。
男性側も「あ~ごめんごめん!4人で盛り上がれる話をしようか!」と言ってくれたので、何とか会話に入ることができました。
この頃、既に出来上がりつつあった私はE子の牽制を無視して、ガンガン下ネタを振っていくようになります。隣でE子が引いているのが分かります。でも私は下ネタトークを止めません。なぜなら、下ネタトーク=酒池肉林子だから。ここテストに出るので覚えておいて下さい。
男2「林子ちゃんっていつもこうなの?ってことはE子ちゃんも本当はこんな感じ~?」
E子「違います!コイツだけです!私はこんなんじゃないです!」
E子が軽くキレます。その場の空気が凍りつきそうだったので「あはは、そうなのよ~私だけなのよね~こんなガンガン下ネタ言っちゃうの~本当ダメな女でしょ~」と特技の自虐でその場を和ませます。私が男性だったら「揃いも揃って若干、めんどくさいなぁ…」と思うであろう状況がこの瞬間に生まれました。
2時間ほどして店員さんから「そろそろ席替えお願いします~」とコールが入ったので、その男性たちとはさようならをしました。
2巡目:私が苦手なタイプの男子だったので30分で席替えした
「ねぇ?下ネタ止めてって言ったよね?」というE子の怒りを「そ~だねぇ~…もう出来上がっちゃっているから何とも言えないわ~」とのらりくらりかわす私。そんな会話をしているうちに店員さんの「相席お願いしま~す」の声で現れたのは、またしても男性2人組。
男1:20代半ば。職業不明。チャラめな見た目をしている沖縄出身の人。
男2:20代後半。職業不明。こちらもチャラめなウェイ系男子という感じ。
『あ、もう絶対席替えしてやろ』
モサくて中途半端なサブカル女子の私は、チャラめな見た目をしている人との関わりを避けて生きてきた人種なので、席に座った瞬間に席替えを覚悟させて頂きました。
当たり障りない話をしますが、イマイチ盛り上がりに欠けます。
男1に至っては会話中にずっと誰かとLINEをしている始末。
「デート中にスマホを見ると彼を不愉快にさせる」なんて恋愛コラムがありますが、それをダイレクトに感じた瞬間でした。
E子は男2の方と結構会話が続いていますが、それを遮るかのようにお手洗いに行くフリして店員さんに「席替えお願いします」と告げます。
30分も経たないうちに店員さんから「そろそろお時間なので席替えを~…」と言われた私は心の中でガッツポーズ。
「ありがとうございました~」と言ってそのままさようならをしました。
E子「え、何でこんな早く席替えしたの!?」
私「私が店員さんに言った」
E子「え~!?せっかく盛り上がっていたのに!!」
私「だって入店前に任せるって言っていたから…」
もはや私とE子とのやり取りは、ケンカになりそうな雰囲気になってきています。
3巡目:なかなか良い感じの人たちの前で林子は暴走した
お酒に飲まれて出来上がった私を、黙って見ているE子。「だからお前と飲むと面倒なんだよ…」と言わんばかりの目つきをしているのに気づいていますが、そんなの知りませんという素振りで焼酎をグイグイ飲んでいきます。
そして店員さんから掛かる「相席お願いしま~す」コール。
私たちの目の前に現れた男性は、これまたイイ感じの男性2人組。
男1:20代半ば。大学院卒の社会人1年目。ハワイの現地コーディネーター感が漂う人。
男2:30代前半。男1の上司。メガネを掛けたプーさんみたいな人。
この時点で2時間半ほど経っていましたが、かなり飲んでいたので相手男性のスペックの記憶も何だか曖昧になってきています。本当にごめんなさい。
「かんぱ~い」をした5秒後に「ねぇ、最近ヤッたのいつ?」と相手男性に聞きました。
ここまで来ると私も非常識人極まりないですが、男1、何故か大爆笑。
男2「まさか自己紹介をすっ飛ばして、下ネタがやってくるとは思わなかった」
私「どうせ私もあなたたちもそこそこ飲んでいるんだからもう何でもアリでしょ」
男1「ヤベーのと来たわ!君めちゃくちゃ面白いな!!」(大爆笑)
E子「……」
そこからは下ネタのオンパレード。E子はチビチビとお酒を飲んで「うん…うん…」と相槌を打ちます。
最終的には「日常の中に潜む“エロい”と感じる言葉は何か?」について熱く議論をするという、謎の展開で会話は終了。私はニヤニヤしながら「手ぶらで来ちゃった♡」を推しました。
男1に気に入られた(と勝手に思っている)私はゲラゲラ笑いながら「じゃーねー」と言って、そのままお別れしました。
E子の言葉を無視した私にまさかの奇跡が起きた
さて、3組と相席をした私たちは「そろそろ出ようか」とお店を後にしました。この時の私は『もうE子に説教されても良い!』という気持ちになっています。
なぜなら…
イエ~~~~~イ!!!!!!!
出会いゲットしたぜ~~~~~~!!!!!!!
ガンガンお酒を飲んでバンバン下ネタを言ったおかげで男性が席を離れる時に「面白い子と飲めた!」と言って、LINE交換しようとお誘いしてくれたんです。
しかも、私が主に男性とLINEを交換して「グループ作っとくから後でE子招待しとくね~」という流れで。
無難な話ばかりしていたE子の存在感よりも、私のぶっ飛び具合の方が男性にとっては強烈だったのかもしれません。最後は皆さん私に「LINE交換しよう」と言ってくれました。
身を削って良かった…マウンティングに負けないで良かった…。
そう思いながらE子と別れて、私は駅へと消えていくのでした。
※翌日「E子をすっぽかしすぎた」と反省した私は、ちゃんと謝罪のLINEを入れました。我ながら本当に偉い行動をしたなと思います。
そもそもマウンティングするような人間と相席居酒屋に行くのを避けるのが普通なんだけどな!!!
もしも、そうなっちゃった場合はこれらの5ヶ条を前もって叩き込んでおけよ!!!
以上!皆さんが素敵な相席居酒屋ライフを送れるよう祈ります!
また次回お会いしましょう、酒池肉林子でした。(modelpress編集部)
※あくまでも個人の体験に基づいた記事になります。
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