うれしい？　困る？　彼女からもらう「手編みのプレゼンﾄ」

「彼氏にあげる手編みのマフラー」と言えば、クリスマスプレゼントの定番（苦笑）。そう、定番にして「（苦笑）」的な扱いを受ける、ちょっと扱いにくいアイテムであることは否めません。かつては「重い女」の代名詞とも言われていましたよね。しかしときは流れ2011年、「手作りブーム」と「男性のフェミニン化」が進んだ今の時代。「手編みのプレゼントが、素直に受け入れられる時代に突入しているのでは？」という仮説のもと、社会人男性に聞いてみました。「彼女から手編みのプレゼントをもらったら、うれしいですか？」

気になる結果はこちら。

・うれしい……72％
・困る……28％

「愛情がこもっていてあったかそうだから」（27歳／運輸・倉庫／技術職）という声に代表されて、実に7割強もの男性が手編みのプレゼントに肯定的。中には「セーターをもらい、飛び上がりそうになるくらいうれしかった」（27歳／機械・精密機器／事務系専門職）とコメントを寄せてくれた男性も。彼氏にこんな反応をされたら、いろんなモノを作ってあげたくなりそう。

手編みのプレゼントの長所と言えばやはり、「気持ちがこもっている」（28歳／ホテル・旅行・アミューズメント／事務系専門職）のひと言に尽きますが、一方で「買ったもののほうがかっこいい」（29歳／学校・教育関連／営業職）などと言って、「手編みは困る」という男性も。こんなことを言われるとなんだか、物心がついてきた男の子の母親になったような気分。素直に喜んでくれたらかわいいのに……。

また、手編みがうれしくない別の理由のひとつとして、「毎回使わないと何かしら言われそう」（26歳／電機／事務系専門職）という心配もあるようです。大丈夫、そんなに頻繁に使ってくれなくていいからさ！　……と言いたいところですが、もしも編んだとしたら、やっぱり毎日のように使ってほしいと思ってしまうものなのかもしれませんね。せめて、あげたあとの最初の1カ月くらいは……なんて。

ほかにもいろいろ、おもしろいコメントが集まりました。「うれしいとは思うけど、別れたときにどうしていいかわからない」（24歳／警備・メンテナンス／事務系専門職）、「もらったら大切にしまっておくと思う。なくしたらもったいないから」（23歳／食品・飲料／専門職）など、もはや石橋を叩きすぎなのか、それとも用心しすぎで叩くことすらできないでいるのか、よくわからない男性たちも。手編みのプレゼントの話から、逆に男性の性格の一部が浮き彫りに!?

ちなみに今回、同じ男性陣に聞いてみた「手編み以外の手作りプレゼントの思い出」。その一部を紹介すると、「彼女自身をデフォルメした手作りの人形。見るたびにほっこりした気持ちになれた」（29歳／情報・IT／事務系専門職）、「折り紙で折ったバラの花。見る人によってはたいしたことがないのかもしれないけど、自分にとってはものすごく大切なもののように見えた」（29歳／小売店／事務系専門職）、「手作り餃子。持ち歩くのが臭かった」（32歳／機械・精密機器／営業職）など。「勇気」というセンスにあふれた手作り品を進呈した女子に、思わず拍手したくなります。

手編みの話に戻りますが、もしも実際にもらったら、「喜んで使う」が48％、「多少ガマンして使う」が36％、「使わない」が15％というアンケート結果も。嫌よ嫌よも好きのうち、じゃないですが、何だかんだ言っても多くの男性が手編みのプレゼントを使ってくれるという事実があるとわかったところで、クリスマスまであと少し……。女子のみなさん、手芸屋さんへダッシュしちゃいますか？

（つくしの万葉＋プレスラボ）

姉妹サイト『マイナビニュース』（http://news.mynavi.jp/）にて2011年11月にWebアンケート。有効回答数26012件（マイナビニュース会員：22歳-34歳の男性）。

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