私はこの曲で勇気づけられた！　「震災後、心に響いた名曲たち」

震災後、各局のラジオからは、元気や勇気が出るようなリクエスト曲が流れています。音楽の力を改めて痛感した人も多いのではないでしょうか。今、この世の中だからこそ、自分がリクエストしたい曲、心に響くと感じた曲を聞いてみました。

■桜井和寿さんの歌声に……
・「Mr.Children『終わりなき旅』。フレーズのひとつひとつに心が動かされます」（26歳／営業）
・「Bank Band『to U』。サビの歌詞、メロディーが力強くて勇気づけられました」（27歳／販売）
・「Bank Band『はるまついぶき』。“春を待つ”人が多そうだから。新潟県中越沖地震をきっかけに制作された曲で、当時もこの曲で励まされたという声が多かったと思います」（30歳／営業）

■SMAPやKinKi Kids……元気が出るジャニーズの曲たち
・「SMAP『この瞬間（とき）、きっと夢じゃない』。こんなときは、ダイレクトな歌詞が心に響くように思います」（28歳／販売）
・「V6『Be yourself！』。世界中が私たちの住む日本に支援をしてくれている。必ず復活すると、世界中の人たちが見守ってくれているような気がしました」（25歳／看護）
・「KinKi Kids『フラワー』。みんなのがんばりは、必ずきれいな花を咲かせると信じています」（29歳／広告）

■音楽の力を信じ続ける、偉大なアーティストたち
・「ウルフルズ『笑えれば』。まずは笑顔から！」（28歳／販売）
・「DREAMS COME TRUE『LOVE LOVE LOVE』や『何度でも』。地震の情報の合間に流れる曲に、心が落ち着き癒されました」（25歳／販売）
・「m-flo loves 加藤ミリヤ『ONE DAY』。地震は天災で、誰が悪いわけでもない。私には何もできないと不甲斐ない気持ちになったけど、目の前のことを一生懸命にやるしかないんだ、そんなふうに思わせてくれた曲」（27歳／制作）
・「大事MANブラザーズバンド『それが大事』。サビの部分の歌詞を聴くたび勇気づけられます」（22歳／サービス）
・「ゆず『栄光の架橋』。たくさんの支えの中で歩いて来たなと前向きになれる曲だと思います」（27歳／営業）

心を揺さぶる、奮い立たせてくれるような歌詞とアーティストの歌声に、私たちはどれだけの勇気や希望をもらい、自分自身に重ね合わせてきたのでしょうか。音楽が持つ偉大な力を借りて、私たちも一歩ずつでも前に進んでいける気がします。

（橋本範子＋プレスラボ）

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