佐藤二朗原作漫画「名無し」自身が脚本&主演で映画化決定 “名前のない怪物”描くサイコ・バイオレンス
2025.10.15 09:00
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俳優の佐藤二朗が初の漫画原作を手掛けた「名無し」が、2026年5月に映画化されることが決定。原作者である佐藤が脚本・主演を兼任し、城定秀夫氏が監督を務める。
佐藤二朗原作「名無し」映画化決定
若い客で賑わう昼下がりのカフェで、残忍な殺人事件が起こる。しかし犯人と思わしき坊主頭の中年男はその手に一切の凶器を持っていない。男が近づいて接触するだけで、触られた人が次々血を吹きだし倒れていくのだった。事件の報せを受けた警察の面々は、防犯カメラに映るその光景を前に言葉を失うが、捜査を続けるうちに、数年前に万引きの疑いで調書を取られた一人の男が、今回の坊主頭と同一人物であることを突き止める。その男の名前は、「山田太郎」。山田の自宅住所に行くと、そこには腐敗した一人の女性の死体があった。俳優としてだけではなく、脚本家・映画監督としても活躍する鬼才、佐藤。映画用に描いたもののお蔵入り寸前だったオリジナル脚本が書籍編集者の目に留まり、永田諒氏の作画によって初の漫画原作として世に出ることになった。マンガ配信サイト「コミプレ-Comiplex-」にて2024年10月に連載が始まり、2025年10月29日に第二巻の発売が控えるそのタイトルは「名無し」。数奇な運命を背負った異能の男の希望と絶望、そして狂気を描破するこのサイコ・バイオレンスは、連続殺人事件の容疑者で「山田」と呼ばれる主人公の得体の知れなさが好評を博す話題作だ。
佐藤が生み出したこの唯一無二の脚本から湧き出る狂気に、映画として分厚い肉付けを施すのが城定監督。無軌道な殺人に手を染めていく“名前のない怪物”を、城定監督の渇いた目線と巧みな映像表現でどのようにあぶり出すのか。ふたりの鬼才が織りなす化学反応とは。映画の撮影は年内に行われ、2026年5月の全国公開を予定している。(modelpress編集部)
佐藤二朗コメント(原作・脚本・主演)
「オリジナルの実現は、今の日本映画界の現状では難しい」。多くの映画Pが口を揃えた。諦めかけたところに声が掛かる。「漫画にしないか」。だから。一巻の単行本を買ったし二巻も買うつもりの人、一巻は買ったけど二巻を買うかまだ決めてない人、単行本は買ってないけど配信は毎話見てた人、毎話は見てないけどたまに見てた人、たまにも見てないけど一回だけ見た人、佐藤二朗の願いを叶えたのは、あなただ。城定秀夫氏コメント(監督)
脚本を一読して「面白いけど……コイツはなかなかの難産になるぞ」と直感的に思うと同時に、かようなやりがいのある仕事を仰せつかったことに武者震いを覚えました。自分の中の哲学や倫理観を問うてくるようなこの物語を映画に閉じ込めるには、相応の覚悟が必要であると感じています。映画史上類を見ないキャラクターである山田太郎との戦いはこれからですが、みなさまには必ずや面白い映画をお届けすることをここにお約束いたします!「名無し」ストーリー
若い客で賑わう昼下がりのカフェで、残忍な殺人事件が起こる。しかし犯人と思わしき坊主頭の中年男はその手に一切の凶器を持っていない。男が近づいて接触するだけで、触られた人が次々血を吹きだし倒れていくのだった。事件の報せを受けた警察の面々は、防犯カメラに映るその光景を前に言葉を失うが、捜査を続けるうちに、数年前に万引きの疑いで調書を取られた一人の男が、今回の坊主頭と同一人物であることを突き止める。その男の名前は、「山田太郎」。山田の自宅住所に行くと、そこには腐敗した一人の女性の死体があった。
【Not Sponsored 記事】
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