

宇宙飛行士・野口聡一氏がディズニー&ピクサー最新作「星つなぎのエリオ」でカール・セーガン博士の吹き替えを担当

宇宙飛行士の野口聡一氏が、8月1日(金)劇場公開のディズニー&ピクサー最新作「星つなぎのエリオ」にてカール・セーガン博士の吹き替え声優を担当することが発表された。
はるかな星で大切なつながりを見つけるファンタジー・アドベンチャー
同作は、唯一の理解者である両親を亡くしてひとりぼっちの少年・エリオが、何光年も離れた星で、本当の居場所や大切な繋がりを見つけるファンタジー・アドベンチャーとなっている。エリオの日本語吹き替え声優を川原瑛都が務める。
エリオが1977年に打ち上げられた無人惑星探査機ボイジャーと、そこに搭載された地球外生命体へのメッセージ、“ゴールデンレコード”の存在を知ることが、物語の大きなターニングポイントとなっている。
自分を見つけてくれる“誰か”を探して、今もたったひとりで広い宇宙の旅を続けるボイジャーの姿に勇気づけられたことをきっかけに、エリオはこの広い星々の世界のどこかで両親のように自分を理解してくれる“誰か”に出会えるはずと信じ、宇宙に憧れるようになる。さらに、ゴールデンレコードに込められた地球からのメッセージが実際に何光年も離れた星の“仲間”に届き、あることをきっかけに地球の大使と“誤解”され、エリオは様々な星の代表が集う“コミュニバース”に招待される。
そんなゴールデンレコードの作成に大きく関わったのが、1996年に亡くなった実在の天文学者・SF作家であるセーガン博士。同作劇中では、セーガン博士の「宇宙に存在するのは人類だけか、我々は孤独か」という実際の音声が流れる場面もある。
野口聡一氏がセーガン博士の吹き替えを担当、思い入れを語る
日本語吹き替え版では、セーガン博士の吹き替えを野口氏が担当する。野口氏は宇宙飛行士を目指す過程で、セーガン博士が監修したドキュメンタリー番組「コスモス」(1980年)に大きな影響を受けたことを明かした。
野口氏は吹き替えを担当するに当たり、「大変光栄でした。我々世代にとってカール・セーガンさんの『コスモス』というテレビ番組は非常に影響力があって、あの番組を見て宇宙飛行士になりたいと、宇宙科学関係で働きたいと思った人はいっぱいいると思うんです。私も高校生くらいの時だったのですが、毎回放送を楽しみにしていたことを覚えています」と、喜びを語った。
また、野口氏は「はるか遠い宇宙の冒険活劇のようだけど、これは孤独と絶望に苛まれる少年エリオが大切な人との心の絆を取り戻す、魂の再生の物語です。さまざまな出会いを通して、姿の違いや意見の衝突を乗り越えながら、エリオは共生することのすばらしさを学んでいきます。誰からも愛されない、必要とされてないと嘆いているあなたにこそ、この映画を観てほしい」と同作に込められたメッセージについて話し、「かつて世界中の宇宙ファンをとりこにしたカール・セーガン博士の温かい言葉が、あなたの凍った心をきっと解かしてくれるはずです」と、エリオと同じく宇宙に憧れを持つ1人としての思いを語った。
セーガン博士の同志の協力を経て…より強調されるテーマ
もしも、ゴールデンレコードに込められた地球からのメッセージがはるか彼方の“宇宙”に届いたら?という宇宙のロマンが込められた世界を描くにあたり、マデリン・シャラフィアン監督は「SETI(地球外知的生命体探査)や、カール・セーガン、ボイジャー計画、実在の宇宙飛行士たちが言ったことも参考にしています」と制作の裏側を明かしている。
また、プロデューサーのメアリー・アリス・ドラムは「私たちは、SETI研究所の創設メンバーの1人で、カール・セーガンと一緒に仕事した天文学者のジル・ターター博士と会いました。彼女は私たちに、宇宙についてもっと広い視野で考えることを教えてくれました。この物語には、つながりという強いテーマがあり、私たち全員の心に響きました」と、作品に込められたメッセージについて語った。
なお「インサイド・ヘッド」シリーズなどピクサー過去作はディズニープラスで配信中。
「星つなぎのエリオ」あらすじ
どこにも馴染めず「ここじゃないどこかに、僕の居場所がきっとある」と信じているひとりぼっちのエリオは、広い世界のどこかにきっとある“本当の居場所”を求めて、いつか何光年も離れた星に行く日を夢見ている。
ある日願いが叶い様々な星の代表が集う場所“コミュニバース”に招かれることに。そこで、「ずっと友達が欲しかったんだ」という孤独なエイリアンの少年グロードンと出会う。
“そのままの君が好きだよ”と言うグロードンと心を通わせるエリオだったが、ふたりの絆を引き裂く脅威が迫る。
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