主演・ソニーを演じたブラッド・ピットと、そのライバル・ジョシュアの吹替版声優を務めた森本慎太郎

森本慎太郎、ブラッド・ピットから友達認定日本のゲームセンターで交流「次はアメリカで一緒にお芝居したい」＜F1／エフワン＞

2025.07.03 05:00

SixTONESの森本慎太郎が日本語吹替版声優を務める映画「F1／エフワン」。6月27日に日米同時公開を迎えた同作のプロモーションで来日した主演ブラッド・ピットが、この度、劇中でライバル関係にある森本とともに日本のゲームセンターに初来訪した映像が公開された。3つのゲームで対決し、ピットとの仲を深めた森本が、今回の交流を経て芽生えた新たな夢を語った。

ブラピ主演作史上最高のオープニング記録を樹立

同作は、主演ピットと、「トップガンマーヴェリック」(2022年)の製作チームがタッグ組み制作されたスポーツ映画。F1の全面バックアップを得て制作され、世界各国の本物のサーキットコースを使い映画史上類を見ない規模で撮影を敢行するなど、かつてないほどの体感型リアル・アクションを実現している。

物語の舞台となるのは、世界最高峰のモータースポーツであるF1(フォーミュラ1)の世界。ピット演じる常識破りな元カリスマF1レーサー・ソニーが、チームメイトでライバルのジョシュアとの折衝を通じて成長し、過酷な試練を乗り越え並み居る強敵たちに挑む姿を描いた「超高速“体感”エンターテインメント」作品。

6月27日に日米同時公開を迎えた同作は、極限までリアルを追求した迫力の映像とチームで頂点を目指す胸アツストーリーが多くの観客の心を掴み、世界興収オープニング1億4400万ドル(約207億円)を突破した(※Box Office Mojo調べ)。ピット主演映画としても「ワールド・ウォーZ」(13)の1億1200万ドルを超えて、史上最高のオープニング記録を獲得。日本では、全国357劇場、882スクリーンで公開し、6月27日～29日の3日間で動員243,148人、興行収入421,867,420円を記録、動員・興行収入共に洋画として初登場第1位のスタートを切った。

「友達と呼んでいいですか？」「YES！」

今回、ゲームセンターに来たのは初めてだというピットに対し森本は、「最高の思い出を作ります！」と意気込み、劇中ではライバルとしてぶつかり合うソニーとジョシュアさながら、3つのゲームで対決した。

まず挑戦した太鼓の達人では、初めてこのゲームに挑戦したとは思えない見事なバチさばきを披露。2人で太鼓を連打しフィニッシュすると、ピットは「これ好きだよ」とすっかりゲームを気に入った様子。スコアは森本の方が上だったものの、満足気な表情を見せた。

続いて2人は、映画「F1／エフワン」にちなんでレーシングゲームに挑戦。撮影のために3～4か月の厳しいトレーニングを積んで実際にマシンを操縦しているピットは、さすがのドライビングテクニックでゴールイン。こちらはピットが1着となり、ここまでで1対1の引き分けに。

そして、最終対決に選んだのはバスケットボールゲーム。制限時間内にひたすらシュートを打ち続け、結果はピットが勝利。最後は固い握手を交わしてお互いの健闘を称える姿が伺えた。

対決を終えた2人は、プリクラ撮影やガチャガチャにも挑戦し、楽しげな雰囲気で日本のポップカルチャーの体験を終えた。森本が「ゲームセンターで一緒に遊んだから、俺は友達と呼んでいいですか？」と語りかけると、ピットは「YES！」と笑顔で固い握手とグータッチを交わし、すっかり意気投合した様子を見せた。

森本慎太郎コメント「アメリカで会うのが1個の夢」

今回のピットとの交流に森本は、「めちゃくちゃ楽しかったです！テンション上がっちゃってめっちゃ汗かいちゃいました(笑)。ブラッドと一緒に日本のゲームで遊べたのはすごく良いことだったし、『F1／エフワン』のことも聞けたし、友達と呼んで良いって言ってくれてたので、自慢できる友達が一人増えたなと思って最高に良い経験でした」と自身にとってとても貴重な経験になったと語り、「(レーシングゲームで)一緒に走れたことは嬉しかったですね。ゲームだったんですけど、競い合えたところはソニーとジョシュアみたいで。実際に同じゲームで戦えたのは嬉しかったです」とゲームを通してまさに劇中のソニーとジョシュアのように対決できたと振り返った。

また、終始フレンドリーに接してくれたピットについて、「僕はブラッドからすると自分の歳の半分より下だから、すごく後輩で若い青年だと思うんです。だけど接し方が年齢関係なく、誰にでも同じ接し方をしてくれていたというのがすごく嬉しかったし、それがやっぱり大事なんだと思いました」とその紳士的な振る舞いから学んだことを明かす。

今回、ハリウッドトップスターと夢のような時間を過ごした森本は、「悔いないですね！僕、今回『F1／エフワン』に関わって1個夢ができて、実際に向こうでブラッドと共演したいと思って。今は吹替として、映画に参加させてもらっているけど、実際フィルムの前で一緒にお芝居をするということはしていないから、それができたら良いなって思って。向こうで会いたい。アメリカで会いたいというのは1個の夢にはなりました！」とハリウッドへの新たな夢を語った。