BUMP OF CHICKENの「リボン」が「星つなぎのエリオ」日本版エンドソングに決定日本版本予告も解禁

2025.06.25 06:00

「トイ・ストーリー」や「インサイド・ヘッド」(ディズニープラスで配信中)など、イマジネーションあふれるユニークな“もしもの物語”を描き、ディズニー＆ピクサーによるファンタジー・アドベンチャー映画「星つなぎのエリオ」が、8月1日(金)より劇場公開される。この度、BUMP OF CHICKENの「リボン」が本作の日本版エンドソングに決定。あわせて、日本版本予告が解禁された。

“星々の世界”を舞台に何光年も離れた世界での出会いを描く

本作で描かれるのは、人類が長年夢みてきた宇宙をピクサーが唯一無二の映像技術でファンタジックに描きだす、美しくカラフルに輝く“星々の世界”。

両親が亡くなって以来、周囲になじめず孤独を感じている少年・エリオは、ある日、きらびやかで果てしなく広がる“宇宙”と出合い、この広い世界のどこかには、かつての両親のように自分のことを理解し、愛してくれる人がいるはずと思い、美しい星々の世界に魅入られるようになる。

親代わりとして一緒に過ごす叔母のオルガが寄り添おうとするも、「僕の家族はもういない」と壁を作ってしまうエリオは、「ここじゃないどこかに、僕の居場所はきっとある」と願い、広い世界のどこかで“誰か”ときっと出会えると信じ、毎日一人で夜空を見上げる。ある日、エリオの切ない願いが届き、辿り着いた先は、さまざまな星の代表が集い、星と星をつなぐ夢のような世界、“コミュニバース”だった。

コミュニバースでは、見る者をワクワクさせるような見たことのない姿形をしたエイリアンやアイテムが登場する。歓迎を受けたエリオは、自分と同じく孤独を感じているエイリアンの少年、グロードンと出会う。

「本当の僕を知ってほしいんだ」と語るエリオに、「そのままの君が好きだよ」と応えるグロードン。何光年も離れた場所で心を通わせた二人は初めて本当の“友達”になっていくが、そんな中、コミュニバースに崩壊の危機が訪れる。

日本版エンドソングはBUMP OF CHICKENの「リボン」に決定

解禁された日本版本予告で流れているのはBUMP OF CHICKENの「リボン」。この楽曲は、結成20周年となる2017年に配信シングルとしてリリースされた1曲。

幼稚園からの幼なじみで結成され、まさに本作の大きなテーマでもある“絆＝つながり”を確かめ合いながら、これまで駆け抜けてきたBUMP OF CHICKENのメンバーの今までとこれからをつづり、リボンのようにたとえ絆が解けそうになっても何度も結んできた大切な“つながり”を歌った楽曲だ。

メンバーたちは、本作の日本版エンドソングアーティストへの決定に「この度は『星つなぎのエリオ』の日本版エンドソングに我々の楽曲「リボン」を起用していただき、ありがとうございます。今まで数々の名作を世に送り出してきたディズニー＆ピクサーですが、我々も昔から今に至るまでずっと大好きなので、オファーを頂いた時は驚きと感激でメンバー一同大はしゃぎでした」と喜びを語った。

温かい音色で奏でられるメロディーの中で「嵐の中をここまで来たんだ」と歌い出す歌詞は、周囲の人間となじめず、他人に対して壁を作ってしまうひとりぼっちのエリオの寂しさにも寄り添うように歌われている。

「側にいる事を選んで　今側にいるから　迷子じゃないんだ」と語りかけるような藤原基央の歌声は、本作でエリオとグロードンが絆を深める中で、そのままの自分を愛する勇気をもらったように、この広い世界で寂しさを抱える全ての人の心をつつみこむ。

本作の監督とプロデューサー陣は「この世界に自分の居場所がないと感じて、ひとりぼっちだと思う瞬間は、きっと誰にでもあるはず。そんなふうに感じるのは、あなただけではありません。この映画が、“自分らしさ”を愛する勇気と、そのままのあなたをやさしく抱きしめてくれる、大切な“つながり”に気付くきっかけになればうれしいです」と本楽曲と作品に通ずるメッセージについて語った。