

「めおと日和」でも話題の小関裕太が30歳の誕生日 子役出身で22年間活躍する“多彩さ”魅力「モアナ2」では新キャラ好演

俳優の小関裕太が6月8日に30歳の誕生日を迎えた。小関といえば、2003年に8歳で子役として芸能界デビューして以来、CM、映画、ドラマ、舞台、バラエティーと幅広いジャンルで活躍。昨今の恋愛ドラマでは珍しいタイプの主人公たちのピュアでもどかしいやりとりが視聴者をとりこにしているドラマ「波うららかに、めおと日和」(フジテレビ系)にも出演し、魅力を放っている小関の魅力に迫る。
デビューしてすぐ“てれび戦士”として脚光
1995年6月8日生まれの小関は、まだ30歳になったばかりだがキャリアは22年になるベテラン。子役として芸能界入り後、2006年からは「天才てれびくんMAX」(NHK Eテレ)に“てれび戦士”としてレギュラー出演し、広く認知された。
2011年には「ミュージカル・テニスの王子様2ndシーズン」に出演。原作でも人気の菊丸英二を2年間演じて“若手イケメン俳優”として人気を博し、2014年には「ごめんね青春!」(TBS系)でも注目を集め、2015年には映画「あしたになれば。」で映画初主演(黒島結菜とW主演)を果たす。連続テレビ小説「半分、青い。」(2018年、NHK総合ほか)では、アメリカで生まれ育った青年・健人役を務めた。
近年はドラマ「不適切にもほどがある!」(2024年、TBS系)のアナウンサー役やドラマ「御曹司に恋はムズすぎる」(2025年、フジテレビ系)での主人公の敏腕上司役、ドラマ「いつか、ヒーロー」(2025年、テレビ朝日系)でも“豹変演技”で存在感を発揮し、放送中のドラマ「波うららかに、めおと日和」では、帝国海軍に勤める瀧昌(本田響矢)の同僚・深見龍之介を爽やかに演じている。
深見は容姿端麗で仕事もでき、女性陣からも人気でとにかくモテる。恋愛に不慣れな瀧昌とは真逆のタイプで、瀧昌のことをよくからかっては楽しんでいるが、お互いがお互いの良き理解者でもある。ピュア過ぎるなつ美(芳根京子)と瀧昌を取り巻く一人として、作品にいいスパイスをきかせている。容姿端麗で一見ちょっとチャラそうな雰囲気も出しつつ、実はその限りではないというところも最近のエピソードでは見せており、深見の恋模様にもファンは熱視線を送っている。
シリアスからコミカルまで難なく演じる力
さらに、小関は今後もドラマ「ひとりでしにたい」(6月21日[土]スタート、NHK総合)や舞台「KOKAMI@network vol.21『サヨナラソング -帰ってきた鶴-』」(8月31日[日]~)がスタンバイしており、引く手あまただ。
これら活躍の根幹をなしているのは、彼の持つ“多彩さ”だろう。持ち前の甘いマスクを武器にするだけでなく、主演から助演までどこでも輝きを放て、シリアスからコミカルまで難なく演じることのできる役者としての演技力はもちろん、ミュージカルもしっかりこなせる歌唱力。さらに、バラエティーでの立ち居振る舞いもスマートで、MCもできる。子役時代から活躍し続ける実力は伊達ではない。
そんな“多彩さ”は、声の仕事にも及んでおり、ラジオの冠レギュラー番組をはじめ、ラジオドラマ、ナレーション、声優としても活躍。初めてのアニメ声優挑戦となったアニメ「ブレーカーズ『パラ陸上・走り高跳び編』」(2020年、NHK Eテレ)では主人公・勝の声を担当し、映画「長ぐつをはいたネコと9つの命」(2023年)には“ワンコ”の日本版声優として出演した。
「モアナと伝説の海」続編から登場の新キャラに
そして記憶に新しいところでは、2024年12月に劇場公開され、「第82回ゴールデングローブ賞」でアニメ映画賞にノミネートされた映画「モアナと伝説の海2」(ディズニープラスで見放題独占配信中)の日本語吹き替え版では、主人公・モアナ(CV:屋比久知奈)にとって頼もしい存在となる友人・モニを演じた。
同作は、第1弾から3年後を舞台に、海と特別な絆で結ばれた主人公・モアナが成長し、仲間たちと新たな航海に出るという物語。小関が演じたモニは、モアナやマウイ(CV:尾上松也)を“推し”のように崇拝する伝説オタクの青年という役どころ。
当メディアのインタビューでは「モアナと一緒に育ってきて、同世代のモアナへの憧れが強く、何よりマウイと友達のモアナに対しての憧れもありつつ、マウイに対して強い憧れを持っている。マニアックな部分がすごくかわいらしいなと思いましたし、愛されキャラクターなのかなと感じたので、演じていてすごく楽しかったです」と語っていたが、自分なりに役についてしっかりと考え、大ヒット作の続編から登場する新キャラクターというハードルの高い配役を魅力たっぷりに演じた。彼の演技がキャラクターの存在感を引き立てたといって間違いない。
30歳を迎え、これからさらにキャリアと年齢を重ねるごとに、より“多彩さ”が進化していくであろうキャリア22年のエンターテイナーの今後の活躍に目が離せない。
◆文=原田健
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