鉄拳がリロ＆ナニ＆スティッチの深い絆を描く…オハナ“家族”のアニメーションが解禁＜リロ＆スティッチ＞

2025.06.06 17:30

ディズニー最新作の実写映画「リロ＆スティッチ」が6月6日(金)に劇場公開となる。全米ではメモリアルデー含むオープニング4日間で興行収入1億8,300万ドル(※日本円で約259億円)で堂々のNo.1スタートから順調に成績を伸ばし2週連続全米No.1を獲得した本作。この度、お笑い芸人でパラパラ漫画家としても活躍する鉄拳が描いた、“オハナ＜家族＞”の“ハートフルショートアニメーション”が解禁された。

“オハナ＜家族＞”の絆を描くハートフル・ファンタジー

本作は、事故で両親を失い、それぞれに悩みや孤独を抱えながら懸命に生きるリロとナニ姉妹、そして突然あらわれた暴れん坊のエイリアン・スティッチが繰り広げるハートフル・ファンタジー。

周囲に馴染めずいつもひとりぼっちのリロと、自分の夢をも後回しにして幼い妹との暮らしを必死に守ろうと奮闘する姉のナニの前に現れたのは、破壊のために生み出された愛を知らないエイリアン・スティッチ。

予測不可能な彼の行動は平和な島に大混乱を巻き起こすが、その奇跡の出会いはやがて、希望を失いかけた姉妹を変えていく。

解禁されたショートアニメーションでは、劇中歌「Hawaiian Roller Coaster」にのせて、リロとナニ姉妹とスティッチがはじめこそぶつかり合いながらも少しずつ心を通わせ、大切な“オハナ＜家族＞”の絆を築いていく様子が描かれており、鉄拳による優しいイラストとエモーショナルな音楽が涙を誘う。

なお、アニメーション版「リロ＆スティッチ」はディズニープラスで配信中。

鉄拳が自身の経験とリロとナニとの共通点を込めたアニメーション

本プロジェクトは、「振り子」「絆」「約束」などパラパラ漫画の映像作品で注目を集め、「アジア太平洋広告祭　フィルム部門」でシルバー賞を受賞するなど、お笑い芸人としてだけでなくクリエイターとしても高い評価を受けている鉄拳の作品と、本作のノスタルジックな要素やハートフルな物語の親和性が高いことから実現。

過去に「ベイマックス」や「スター・ウォーズ／フォースの覚醒(エピソード7)」のプロモーション映像を制作した際にも大きな話題を呼んだ鉄拳だが、今回のオファーについて「『ベイマックス』や『フォースの覚醒』の時もまさかとは思いましたが、二度、三度もあるとは思わず…ビックリしました。ディズニーが大好きなのでとても光栄です」と喜びをあらわにした。

さらに、アニメーションを描く上で、「僕も早くに母を亡くして寂しい思いもしましたが、家族や友達に支えられて元気になりました。同じ共通点があるので、その気持ちをなるべくアニメで表現するようにしました」と、両親を亡くした悲しみと向き合いながら、周りに支えられたくましく生きていくリロとナニとの共通点をアニメーションへ込めたことを告白。

また、「アニメーション版と実写版でスティッチの輪郭などが少し違うので(実写版は横長)、気をつけて描きました。また、スティッチの表情や耳の揺れ方は特にこだわった点なので見ていただきたいです」と、制作時のこだわりも明かした。