

<リロ&スティッチ>ディズニー・ライブアクション部門プレジデントが語る、スティッチの魅力とビジネスの裏側とは

ディズニー最新作の実写映画「リロ&スティッチ」が6月6日(金)に劇場公開される。先駆けて劇場公開した北米では、週末4日間で興行収入1億8,300万ドルとなり、メモリアルデー週末で史上最高の記録を樹立。また、世界興行収入の初動で3億6,130万ドルを記録し、2週連続No.1を達成した。
そんな本作の主人公・スティッチについて、ディズニー・ライブアクション部門および20世紀スタジオのプレジデントであるデヴィッド・グリーンバウムがその魅力と、ビジネスの裏側について語った。
社会現象ともいえるスティッチ
ひとりぼっちだったリロとスティッチが奇跡の出会いを果たし、本物の“オハナ<家族>”になっていく人間ドラマが世界中の心を掴んだアニメーション版「リロ&スティッチ」(ディズニープラスで配信中)。
デヴィッド・グリーンバウムは、実写映画「リロ&スティッチ」が公開されるにあたり、次のように語った。「スティッチは、ディズニーらしさを体現しているものの一例です。2002年に製作されたアニメーション映画がシリーズ化され、時間をかけて真のファンを生み出し、その結果、私たちはこの素晴らしい実写映画を製作するというアイデアにたどり着き、今この作品を世界に届けようとしています。」
さらに、スティッチがこれほどの人気を集めている理由については、「スティッチは私たちの最も急成長しているフランチャイズのひとつであり、その人気は世界的です。子どもから大人まで、世代や性別を超えてスティッチに親近感を感じています」と話した。
ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオがアニメーション映画「リロ&スティッチ」を米国で公開した2002年以来、「スティッチ」はウォルト・ディズニー・カンパニーが展開するさまざまなタッチポイントで活躍してきた。
「スティッチ!」(2008年)などの続編アニメーションやTVシリーズに加え、フロリダのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートやアウラニ・ディズニー・リゾート&スパ、東京ディズニーリゾートなどのパークでは、人気アトラクションを通してスティッチと直接触れ合うことができる。こうした体験を通して、スティッチの関連ビジネスは過去5年間で27倍にも成長している。
20年以上愛されるキャラクターの再登場と丁寧な実写化
スティッチが愛され続けているキャラクターであるからこそ、スタジオでは「リロ&スティッチ」の物語を本格的かつ魅力的な方法で実写化するにあたり細心の注意が払われた。「スティッチをアニメの世界から実写の世界へ取り込んでリアルに再現するために、クリエイティブチームは素晴らしい仕事をしました」とグリーンバウムは語る。
リロ役のマイア・ケアロハや姉のナニ役のシドニー・アグドンなど、実写版のキャストには新しい俳優が起用されたが、そして、2002年のアニメーション映画で共同監督を務めスティッチの声優を担当したクリス・サンダースも声優として戻ってくる。「私たちは、クリス・サンダースがスティッチの象徴的な声を担当してくれることをとても幸運に思っていいます」とグリーンバウムはコメントした。
実写映画公開に向けて、スティッチは、ディズニーの2025年アップフロントプレゼンテーションから、ロサンゼルスの巨大ビルボード、さらにはスーパーボウルにまで登場し、あらゆる場面で存在感を見せています。「マーケティングチームが制作したスーパーボウルのスポットは、24時間で1億7000万人以上に視聴されました」とグリーンバウムはコメントした。
世代を超えて愛される、みんなのスティッチ
世代を超えて愛される魅力を持つスティッチ。「『リロ&スティッチ』が大好きな人々の多くは、子どもの頃に見て、何年も経った今、親になり、自分たちの子どもと一緒にまた『リロ&スティッチ』を楽しみたいと考えているようです」とグリーンバウムは語る。
さらに、「スティッチの最も興味深い点は、いたずら好きでありながら可愛らしいところです。トラブルメーカーでありながら、一種のやさしさも持ち合わせているところが、人々に愛され、共感され、受け入れられる大きな理由だと思います」と説明した。
アニメーション作品と同様、実写版「リロ&スティッチ」でも、”オハナ<家族>”とその温かさはコンセプトとなっている。「アラン・バーグマン(ディズニー・エンターテイメントの共同チェアマン)がよく話していますが、ディズニーの映画にはハートとユーモアがあります。『リロ&スティッチ』はまさにそれを体現していると思います」とグリーンバウムは語った。
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