久保田悠来が大森研一監督をいじる「それはそれは落ち込んでいましたね」＜鬼ベラシ＞

2025.06.04 21:01

提供：WEBザテレビジョン

STU48・中村舞が主演を務める映画「鬼ベラシ」の先行プレミア上映が6月4日に都内で開催され、中村の他、STU48の信濃宙花、iScreamのYUNA、HINATA、俳優の杏花、土屋神葉、久保田悠来、大森研一監督が舞台あいさつに登壇した。

鬼北町の観光大使“候補”・大森研一監督が法被姿で登場

本作は、日本で唯一の鬼という漢字が使われている、1万人にも満たない自治体の愛媛・北宇和郡鬼北町で撮影が行われ、その鬼のキャラクターを主軸に作られた、愛媛県出身の大森監督のオリジナル脚本によるオーガ・サバイバルムービー。

大森監督作品で愛媛県での撮影は3度目だったいう久保田。「ちょっと法被が気になっちゃって」と大森監督が着ていた法被を指摘する。

大森監督は「ロケ地となっている鬼北町なんですけども、どうやら観光大使の“候補”になっているみたいでして…」と明かしたが、すかさず久保田が「候補？　候補止まり」とツッコミが入る。大森監督は「そうですね、一応ちょっと一旦試しで法被でも着てみるかと、町の方から言われまして。ちょっと試してます」と淡々と語り、「背中は柚鬼媛(ゆきひめ)でございます」と、鬼北町のシンボル“柚鬼媛”が描かれた背中を披露。それを見た久保田は「とんだハッピー野郎ということでね」と言い放っていた。

また、撮影現場での大森監督について聞かれた久保田は、「大森さんが1人で回して動いてって、もうすごく頑張っていらっしゃいました」と、監督・脚本・撮影・編集を務めた大森監督を褒めたかと思いきや、「1回ね、ドローンを落として。それはそれは落ち込んでいましたね。川に落ちて、悲しそうにずっと…」と当時の監督の姿勢をまねて会場を笑いに包んだ。

土屋神葉「五色そうめんがおいしくて…」

一方、土屋は「僕の母が愛媛県出身で、3歳くらいの時に一度行ったことがあるみたいなんですけど、記憶になくて。まさか仕事で来るとは思わなかったので、とてもご縁を感じて」と愛媛県とは縁があると告白。

続けて撮影中は「胃が荒れてて」と体調不良だったと前置きしつつ、「そのまま撮影現場に行ったんですけど、五色そうめんがおいしくて、もっと食べたかったんですよ」と、そうめんについて熱く語り始める。

「なので、もし観光大使になられた際には、ぜひ僕を召喚していただいて、五色そうめんを食べさせてください」と、大森監督におねだりしていた。

久保田悠来、中村舞らの“鬼女”に「新たな扉が開いてもおかしくないのかな」

男性陣にいじられた大森監督だったが、改めて本作について「この舞台となった鬼北町自体が合併20周年という大きなきっかけもあったんですけども、漢字で鬼の付く町っていうのは全国でここだけで、鬼を使って町づくりをしている所は珍しいので、前々から興味があって、水面下で企画は立てていたんです。いろんなご縁が重なりまして、一気に台本をオリジナルで書かせていただいたということになります」と、製作することになった経緯を説明。

「ただ、これだけの大所帯って実は初めてだったので。鬼女たちで22名も出てくるので、もうとにかく頭が…。ゼロからの脚本だったので、やっぱり最初は名前なんか書けないので、A、B、C、Dという表を作って書いていたんですけども、最後の最後に名前を付けたっていう感じでやったんですが、でもすごく皆さん、いい鬼っぷりをありがとうございました」と、脚本執筆の苦労を明かしつつ、演者たちに感謝。

中村らの“鬼っぷり”について聞かれた久保田は「そうですね、鬼も悪くないなって。皆さん、お美しかったので。新たな扉が開いてもおかしくないのかな、とは思いました」と、独特の言い回しで鬼女役の中村らを称賛していた。

映画「鬼ベラシ」は6月13日(金)公開。