堺雅人、井川遥の意外な魅力を発見「お調子者の、じっとしていられない人」

2025.05.22 17:40

俳優の堺雅人が5月22日、都内で開催された映画「平場の月」製作報告会見に、井川遥、中村ゆり、でんでん、吉瀬美智子、坂元愛登、一色香澄、土井裕泰と共に出席。井川との共演を振り返った。

堺雅人、8年振りの映画主演

本作は2018年に刊行された朝倉かすみによる「平場の月」(光文社)の映画化。刊行以来、発行部数 20万部を突破。各紙書評で絶賛されるとともに、第32回山本周五郎賞を受賞。中学時代の初恋の相手同士である男女が再会し、惹かれ合うストーリーは、「こんな“大人の恋愛小説”は読んだことがない！」と多くの話題を呼んだ。発売当初から映画化の要望も多数寄せられ、30社以上からのオファーを受け、満を持して映画化となる。

堺は本作が8年振りの映画主演。出演を決めた理由を「もう忘れちゃった」と明かし「気がついたら原作を夢中になって読んでいて。台本をいただく前に原作小説を手に取っていたので、そこから台本ができるまでかなりの時間を読んでたんですけど、何度読んでもおもしろいし、読めば読むほど新たな発見がある。『ここからここまでこんな時間が実は経っていたのか』とかじわじわくる小説でした。気がついたら『平場の月』の世界に入っていたという感じです」と語った。