ナニ役のME:I・MOMONA、妹リロ役の永尾柚乃の絆を感じる手紙に感激「より頼もしく見えました」＜リロ＆スティッチ＞

2025.05.22 10:18

ME:IのMOMONAが5月21日に都内で行われた実写映画「リロ＆スティッチ」吹替版完成披露試写会イベントに、山寺宏一、永尾柚乃、Travis Japan・中村海人、シソンヌ・長谷川忍、三ツ矢雄二、渡辺えりと共に登壇した。

MOMONA「一人一人の人生だったり生活がリアルに描かれている」

アニメーション版で親しまれてきた「リロ＆スティッチ」(2002年※日本では2003年、ディズニープラスで配信中)を完全実写映画化した本作。愛を知らない暴れん坊のエイリアン“スティッチ”と、愛をなくした一人ぼっちの少女“リロ”。そんな二人の奇跡の出会いを美しいハワイのカウアイ島を舞台に描かれるハートフル・ファンタジーとなっている。

吹替版でリロの声を演じるのは永尾、スティッチは山寺。両親を事故で亡くし、リロの親代わりをしている18歳の姉ナニをMOMONAが演じている。

MOMONAは「原作のアニメーションの話が大好きで。私、2003年生まれなんですけど、同じ2003年に公開されたアニメーションということで本当に大好きな作品なんです」と「リロ＆スティッチ」への思い入れの強さを伝え、「そんな原作のアニメーションのストーリーがしっかり守られつつ、より一人一人の人生だったり生活がリアルに描かれているので、オハナ(家族)の絆というものをより深く感じることができて、観ていてすごく感動したし、温かい気持ちになりました」と本作を鑑賞した感想も伝えた。

永尾柚乃「お姉ちゃんになってくれて本当にうれしかったです」

見どころを聞かれると、「スティッチのかわいさだったり、リロの成長ももちろんなんですけど、登場人物一人一人の人間性や温かさもすごく繊細に描かれているので、子どもから大人まで楽しめて、すごく深く共感できるストーリー性が注目ポイントだなって思います」と回答。

ここで、リロ役の永尾から登壇した日本版吹替キャストへの感謝の気持ちを綴った手紙の読み上げがサプライズで行われた。

MOMONAが永尾のマイクを持ち、一人一人、感謝の気持ちを読んでいく。MOMONAには「MOMONAさんへ　ずっとだいすきだったMOMONAさんがナニやくときいて本当にびっくりしたし、うれしかったです。私はずっとお姉ちゃんがほしかったので、今回お姉ちゃんになってくれて本当にうれしかったです。これからもずっとナニお姉ちゃんでいてください。ありがとう」というメッセージを読み上げ、自筆の手紙がスクリーンに映し出された。

MOMONAは「いやぁ、もう大感動です。(マイクを持った体勢で)こう下から見ることってないじゃないですか。より頼もしく見えました。演技でいったら先輩なので『ついていきたいな』って(笑)。これからも姉妹のオハナの絆で頑張って行きたいなって思いました」と言って、「ありがとう！」と永尾に呼びかけると、永尾も「ありがとうございます！」と笑顔で返した。

リロとナニのようにしっかりと姉妹の絆を結んだ2人は、イベント終了後、仲良く一緒にステージから降壇した。

映画「リロ＆スティッチ」は6月6日(金)より全国劇場にて公開。

◆取材・文＝田中隆信