WEST.重岡大毅、“メンバー内で”スパイのバディを組むならトム・クルーズ「WEST.の裏社員なんですよ。実は」

2025.05.04 15:49

WEST.の重岡大毅、桐山照史、中間淳太、神山智洋、藤井流星、濱田崇裕、小瀧望が、5月4日に都内で開催された映画「裏社員。‐スパイやらせてもろてます‐」公開記念舞台あいさつに登場。事前に映画公式Xが募集した質問にそれぞれ答えた。

WEST.が主演のスラップスティックムービー

同作は、2014年4月23日に「ええじゃないか」でCDデビューし、先日11周年を迎えたWEST.が初めてメンバー7人そろって劇映画に主演する、デビュー11年の集大成的な作品。さびれた商店街を舞台に、実は商店街を取り壊す目的で潜入してきた2つの建設会社の“裏社員”(秘密裏に問題を解決する社員)と、商店街を守ろうとする熱血漢を中心にしたクセ強な登場人物たちが織りなす、オリジナルストーリーのスラップスティックムービーだ。

序盤は濱田が率先してサブMC的な立ち位置でトークを回し、それぞれボケたり、ツッコんだり、チームワークバッチリにトークが進行。その後、映画公式Xにて「#裏社員の裏側教えて」で事前に集められた質問が入ったBOXからメンバーが質問を引き、それに答えていくコーナーも行われた。

「自分が(スパイとして)バディを組むとしたらメンバーの中で誰と組みたいですか？」という質問に、中間が「俺は濱ちゃん。身体能力がないから、逆に身体能力の部分で頼りたい」と言えば、濱田は「めっちゃ難しい」としつつ、「僕は望かな。すぐに2人ともバレて怒られちゃいそうなんですけど、『たこ焼きでも食いに行こうや』って言うてるのが浮かぶかなって」と回答。

そんな小瀧は「確かにバレちゃいそう(笑)。スパイやるとしたら、流星は顔に出なそうなんで」と藤井を指名し、「僕がやりたくないようなこと(役割など)をスイッチしていても気付かなそう。ちょっと面倒くさいなってことも言葉巧みに進めたら気付かないままやってくれそう」とうまく利用しようと企んでいる感じをチラつかせると、それに気付いた藤井は「要するにチョロいヤツみたいな感じ？」と疑問を。

それを受け、小瀧は「いやいやそんなことない！いい意味で！いい意味でチョロそう」と慌てて弁解。すかさず重岡が「今回の役もチョロって名前やんか」となだめると、藤井は「いや、チャラ！チョロじゃない。まあこの役もチョロいけど」と冷静にツッコんでいた。

桐山と藤井は“相思相愛”「やった！俺、仕事減った」

その流れで藤井は「俺は楽そうやな～っていう人がいいから照史かな。(自分の)働きが少なそう(笑)。全部パーンって(やってくれるので丸投げできる)」とラブコールを送ると、桐山は「俺も流星やったの。スパイをやったときに、他のメンバーやったら俺の言ったことを理解してくれそう。流星だけ“理解してくれなさそう”なのね。でも、そのほうがおもろいなと。『だからぁ！』って何回も言いたい。『(理解できないなら)もういい、俺がやる！』って」と理由を説明すると、藤井は「おお、成立。やった！俺、仕事減った」と恐らく褒められてはいないのだが、満足そうな表情を浮かべていた。

また、神山は「僕は淳太ですかね、頭脳派なところがあるんで。ライブとかでも違う角度から意見が出ていたりして、そういうところは僕にないところなんで、補ってもらえるかなと」と称賛すると、中間は「めっちゃうれしい(笑)。選ばれると思わんかったから。ありがとう」と喜んでいた。

そんな中、この質問を聞いた瞬間に「濱ちゃんは消去。一緒にディズニーランドに行くとかならめっちゃバディで行きたいけど」と悩んでいた重岡は、満を持して「メンバーの中で、スパイでバディですよね？トム・クルーズですね」と、さすがにスパイを組むのは“不可能なミッション”に思えるハリウッドスターを指名。

もちろん他のメンバーから「違います」「メンバーじゃない」とツッコまれると、重岡は「トム・クルーズってWEST.の裏社員なんですよ。実は。だからトム・クルーズです。はい」と有無を言わさずまとめ、軽やかに次の質問へと移っていた。

映画「裏社員。‐スパイやらせてもろてます‐」は全国公開中。

◆取材・文・撮影=月島勝利(STABLENT)

※濱田崇裕の濱は旧字体が正式表記