

フローレンス・ピュー「サンダーボルツ*」撮影時にあった予感『“これは特別な作品になる”ってみんなが感じていた』

マーベル・スタジオの映画最新作「サンダーボルツ*」が、5月2日(金)より劇場公開される。公開を目前に控え、4月29日(日本時間)にアメリカ・ロサンゼルスにてワールドプレミアが開催。フローレンス・ピュー、セバスチャン・スタン、デヴィッド・ハーバー、ワイアット・ラッセル、オルガ・キュリレンコ、ハナ・ジョン=カーメン、ジュリア・ルイス=ドレイファス、ルイス・プルマンら主要キャスト陣に加え、製作総指揮のケヴィン・ファイギやジェイク・シュライアー監督ら製作陣が集結した。
「サンダーボルツ*」とは
<サンダーボルツ*>は、過去に悪事を犯しながらも、アベンジャーズに代わって世界に襲いかかる危機に立ち向かうことになった、“最強”でも、“ヒーロー”でもない、“超クセ強な無法者”チーム。
ブラック・ウィドウ/ナターシャ(スカーレット・ヨハンソン)の“妹”で、かつてロシアのスパイ機関で強制的に養成された一流の暗殺者エレーナ(フローレンス・ピュー)や、悪の組織“ヒドラ”に洗脳され、暗殺兵器として利用されていたが、本来の人格を取り戻し<サンダーボルツ*>のまとめ役として戦う孤高の超人兵士ウィンター・ソルジャー/バッキー(セバスチャン・スタン)など総勢6人のチームだが、チームとしてのまとまりは皆無で、彼らの人生は後悔と苦難と思いだしたくない出来事でいっぱい。
未来を託すには不安すぎる彼らだが、未曽有の危機を前に集結し、“戦うしかない”状況に放り込まれる。使命感や正義感…そんな立派なものはどこにもない。それでも全てを懸けて、世界を守るため、そして人生逆転のために立ち向かう。
キャストたちの多くは「アベンジャーズ」シリーズの最新作「アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題)」に参戦することが発表されている。彼らの物語が新たなアベンジャーズにどのように接続されるのか、マーベル・スタジオ作品の大きなターニング・ポイントとなりそうな本作に、注目が集まっている。
なお、「アベンジャーズ」シリーズなどMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)過去作はディズニープラスで配信中。
ロサンゼルスにてワールドプレミアが開催
ワールドプレミアの会場となったのは、劇中に登場する車両のモデルや着用衣装の展示などで「サンダーボルツ*」一色に装飾されたドルビー・シアター。歴代マーベルヒーローや、新チーム<サンダーボルツ*>をイメージした衣装に身を包んだファンたちが集う中、キャスト&製作陣がカーペットに登場。
エレーナを演じたフローレンス・ピューは、華やかなパステルグリーンのドレス姿で登場。「面白いことに、映画を作っているときから“これは特別な作品になる”ってみんなが感じていたんだよね。そして初めて完成版を見たとき、“やっぱり特別なものだ”って確信が持てた」と裏話を明かした。さらに、早くも絶賛の声が相次いでいることについて、「今ようやくそれが世の中にも伝わって、自然と話題になって、良い反応が生まれているのを聞くと、本当に満たされる気持ちになるの。もうすぐみんなが実際にこの映画を見られると思うと、すごくうれしいわ」と笑顔で語った。
本作の見どころについては「“完璧なヒーローが完璧なことをする”のではなく、“ヒーローではない無法者たちが、自分の人生で起きているさまざまなことにダメダメながらも立ち向かっている”ところ」と説明。「特に最初の45分間、彼らは何をするにも苦戦していて、チームとしても全然まとまってない。でもそこが面白い。(観客たちは<サンダーボルツ*>に)自分の姿を重ねて見ることができるかもしれないし、彼らが暗い時期をどう乗り越えるかという部分にも共感してもらえるはず」とも話し、チーム<サンダーボルツ*>の魅力もアピールした。
また、ウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ役のセバスチャン・スタンは、スーツ姿で登場。「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」(2011年)以降、マーベル・スタジオ作品に出演し続けてきたスタンは、大勢のファンたちを前に「ここにいるなんて信じられないよね。でも、本当に楽しい時間を過ごせたし、このグループは信じられないくらい才能があって面白くて…だから、なんていうか、希望を感じてるんだ!」と笑顔で話した。
最新作については、「きっと多くの人がこの映画を気に入ってくれるんじゃないかな。ほろ苦くもあり、ワクワクもするような気持ちになる」と語る。本作の注目ポイントについては、“共感”をテーマに挙げ、「『サンダーボルツ*』がこれまでと違うのは、キャラクター全員がすごく共感しやすくて、立体的で、感情をむき出しにしているところだと思うんだ。それがこの作品の核心なんじゃないかな」とコメント。
「アベンジャーズ」新章とのつながりに期待するファンたちに対しては、「彼らの未来がどうなるのか、それはこれからのお楽しみだね!」とメッセージを贈った。その他、ジェイク・シュライアー監督や、本作を含むマーベル・スタジオ全作品の製作総指揮を務めるケヴィン・ファイギもファンたちと交流。1日限りのイベントは大きな盛り上がりを見せて幕を閉じた。
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