

長澤まさみ、矢口史靖監督も太鼓判を押す“ムンク顔”に「きっとゾクゾクしてもらえますよね」

俳優の長澤まさみと矢口史靖監督が、4月5日に都内で開催された「映画『ドールハウス』 第45回ポルト国際映画祭 凱旋報告会」に出席。グランプリ受賞を報告するとともに、撮影秘話を語った。
矢口監督が手掛けるドールミステリー
「ウォーターボーイズ」や「スウィングガールズ」などハッピーなエンタメ作品の名手・矢口監督が「いつかオリジナル脚本でミステリーを撮りたい」とアイデアを温め、原案・脚本・監督を務めた本作は、愛らしい人形が一転して家族を翻弄(ほんろう)していくスリリングな面白さ、そして人形に隠された秘密が徐々に解き明かされていく謎解きの醍醐味(だいごみ)もあり、冒頭からグイグイ観客を引き込んでいくドールミステリー。
先日、初めて上映が行われた“世界三大ファンタスティック映画祭”の一つであるポルトガルの「ポルト国際映画祭」では、異例の5分間にわたるスタンディングオベーションが起こり、最高賞であるグランプリ「Best Film Award」を受賞する快挙を達成した。
同映画祭のトロフィーを手に登壇した矢口監督は「並み居る強敵の中で上映したんですけれども、グランプリを取れました」と報告。一方、劇中に登場する人形の“アヤちゃん”を手に登壇した長澤も、同映画祭での観客のファンタスティックな反応を映像で見て「私もうれしくなりました」とほほ笑んだ。
長澤と矢口監督は、映画「WOOD JOB!~神去なあなあ日常~」(2014年)以来11年ぶりのタッグとなるが、矢口監督は今作の主演に長澤を指名した理由を「『WOOD JOB!』のときはメインよりちょっと出番が少ない役だったんです。次はがっつりやりたいと思っていたので、主演でお願いしたいと」と明かし、「長澤さんに(脚本を)読んでもらったら、すぐに返事がきて『出たい』と言ってもらえたので。そこからが早かったです。こんなに企画が決まるのが早いのは初めてでした」と振り返った。
それを受けて、長澤は「ストーリーの展開の速さ、スピード感にのめり込んでしまいまして、どこまでいくんだこの作品は!というところが私の胸をつかんでしまったというか。監督とも、もっと一緒に仕事をしたかったなという思いがありましたので、監督と一緒に仕事ができるならぜひこの役を演じてみたいなと思いました」とオファーを受けた決め手を話しつつ、今までの監督作品とは違う作風ということについては「意外でしたけど、それが余計に気になったというか、どういうことなんだろうと思いました」と、矢口監督の“新境地”により興味を深めたことを伝えた。
矢口監督、長澤の“叫び”の演技に「バッチリでした」
そんな長澤について矢口監督は「感情の細かい表現もできるし、ド派手な笑いのシーンもできる。何でもいけるんだなと現場でつかみました」と前回タッグを組んだことで引き出しの多さを実感したことを強調し、「今回は若い子どものお母さん役なんですけど、普通のお母さんが体験するよりもものすごいどん底と幸せな空間を行ったり来たりするんです。それをできる人って誰かなと思ったときに長澤さんしかいないだろうと思ってお願いしました」と明かした。
そして、実際に今作での演技も「バッチリでした。予告編の最後にもちょこっと出ていましたけど、(長澤の)叫び顔…僕は“ムンク顔”と呼んでいるんですけど、ムンク顔が映画の冒頭、タイトルが出るまでの一番つかみのシーンでドカンときます。ここで観客にショックを与えられないと、その後見続けたいと思ってもらえないんで。つかみはバッチリですよ。これを見たら途中で止めるわけにはいかないというか、たぶんトイレも行けないんじゃないかな」と長澤の“ムンク顔”に太鼓判を押した。
MCからも“長澤さんの見たことのない表情”と評されると、長澤は「撮影時にも監督に『今までしたことがない恐怖を感じた顔をしてくれ』と言われて。『ん? どういうことだ?』と思いながら、できる限りの自分の今まで見たことのない顔を想像しました」と回顧。
それを受け、矢口監督は「こういうゾクゾク系の映画って『そんな(衝撃的な)ものを見せる?』というタイプもあると思うんですけど、この作品ではどちらかと言うと『見てしまった人』の顔を見せるんです。その表情が生ぬるかったら観客も全然ゾクゾクしてもらえないですから。ファーストシーンや中盤に何回も出てきますけど、長澤さんのムンク顔を目に焼き付けてほしいです。こんな顔ができるのか!と楽しみにしてほしいですね」とアピールした。
あらためて、そのシーンについて長澤は「意識して演じるというよりは、その場で感じるものに対して素直に反応して、私もゾクゾクしたかったという感じでした」と振り返り、「(これから見る人に)きっとゾクゾクしてもらえますよね」と手応えをにじませながら振ると、矢口監督は「しないわけないでしょう」と力強く同調していた。
映画「ドールハウス」は、6月13日(金)より全国公開。
◆取材・文・撮影=月島勝利(STABLENT)
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