

高橋文哉、料理人から役者へ将来の夢が変化し悩んだ過去「自分の感情だけで道を変えていいのか」

高橋文哉が3月20日、都内で開催された映画「少年と犬」初日舞台あいさつに、西野七瀬、伊原六花、木村優来、宮内ひとみとジャーマンシェパードドッグのさくら、瀬々敬久監督と共に登壇した。
馳星周の直木賞受賞作を瀬々敬久監督が映画化
本作は、馳星周の「第163回直木賞」受賞作を映画化したもので、大切な人に会うために岩手・釜石からさまよってきた1頭の犬・多聞(さくら)が、西の方角を目指して日本を縦断する旅路で出会った、傷つき、悩み、惑う人々との心の交流を描いた感動物語。
震災から半年後の宮城・仙台。職を失った青年・和正(高橋)は、同じく震災で飼い主を亡くした1頭の犬・多聞と出合う。和正とその家族に瞬く間になつき、一家にとって無くてはならない存在となった多聞だったが、常になぜが西の方角を気にしていた。そんな中、家族を助けるために危険な仕事に手を染めてしまった和正は、やがて事件に巻き込まれ、その混乱のさなかに多聞は姿を消してしまう。時は流れ、多聞は罪を隠し続ける女性・美羽(西野)と滋賀にいた。
高橋文哉が多聞に感謝「僕らはトリプル主演だと思っている」
登壇した高橋は、多聞を演じたジャーマンシェパードドッグのさくらについて「撮影から早1年くらい経ちまして、撮影当初はこんなに西野さんとさくらと3人で(プロモーション活動で)いろんな番組を回らせてもらうなんて思ってもなかったです。いろんなバラエティーとか、生放送とか、舞台あいさつ、初日まで一緒に立ってくれて、この作品の核となる多聞という役を演じていただいて、本当に僕らはトリプル主演だと思っているので、そんな中で今日を迎えることができてうれいしです」と明かした。
トークが進む中、伊原が“感動したポイント”について「個人的には、美羽と和正が一緒に大熱唱するシーンがすごく好きなんです。それまでは、お互い『どんな奴なの?』みたいな気持ちもありつつ一緒に行動していて、そのシーンで言葉なしでもグッと距離が縮まるような感じが伝わってくるので」と告白。
すると、高橋は「うれしいですね。あのシーンは絶妙な緊張感と緩さで撮ってたのはすごく覚えているので」としみじみ。一方、西野も「あのAKB48さんの『ヘビーローテーション』と、あのシーンのちょっと緊張感みたいなもののアンバランス感がすごく私も好きです」と明かした。
木村優来が明かすリアル“少年と犬”状態に仰天
そんな中、木村が撮影後にさくらとプライベートで遊んだことを打ち明けると、キャスト陣は仰天。高橋は「え? そうなの? 知らない間に日本のどこかで少年と犬が…! 僕らも初耳です」と驚いていた。
ほか、キャスト陣が“胸にあるもの”について語る場面も。高橋は「高校生の時に料理人という夢を持って飲食関係のところでアルバイトしていたんですけど、ある瞬間から今の芸能というお仕事に興味を持ち始めた時に、その相談を店にたまに来るエリアマネジャーの方に相談させてもらったんです。その時に、『好きなことを仕事にしたいと思う感情は、唯一周りの人を振り回していいわがままなんだよ』って言われて、『自分の感情だけで道を変えていいのか』と思っていた中で、すごくその言葉に救われました」と打ち明けた。
◆取材・文=原田健
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