

宮世琉弥×久間田琳加、久しぶりの再会のはずが「悲しいことに…」キュンシーンの撮影秘話も<映画『顔好き』>

「花とゆめ」(白泉社)にて連載中の安斎かりんによる大人気少女コミックス実写化、映画『顔だけじゃ好きになりません』が大ヒット上映中。本作は、“推し”とそのSNSを運営する“中の人”になったヒロインの新体感型ハイスピードラブコメディだ。今回WEBザテレビジョンでは、学校一顔が良い青髪男子・宇郷奏人演じる宮世琉弥と、奏人を推すオタク女子・知見才南演じる久間田琳加にインタビューを実施。撮影の裏側や自身と役との共通点、今一番“好き”なものなどを語ってもらった。
現場は常に学校で過ごしているみたいな空気感
――出演が決まった際の率直なお気持ちを教えてください。
久間田:元々原作を好きで読んでいたので、才南ちゃんを演じられることが本当にうれしかったです。一読者として、どのシーンが魅力的に感じられるかを少しはわかっていたつもりでしたが、それでも演じ方を考えるために、原作と台本を何度も読み返して挑みました。
宮世:僕は正直、(奏人)役を務めることにすごくプレッシャーを感じていました。そもそも青髪が似合うかも不安で。そんな中、スタッフさんや共演者の皆さんが「大丈夫だよ」「似合ってるよ!」と励ましてくださったこともあり、自信を持って演じることができました。
――おふたりは今回が初めての共演でしたか?
宮世:実はかなり前に、雑誌の企画で一度お会いしたことがあったんです。今回はそれ以来でした。こうして再び一緒にお仕事できることがうれしくて、現場でも「実は過去に会ったことあるんです」とお伝えしました。
――久間田さんは覚えてらっしゃったんですか?
宮世:それが悲しいことに…。
久間田:頭の片隅にはありましたよ! 片隅には……。
宮世:他にも多くの方がいたんで、そのうちの一人は覚えてないですよね。
久間田:いやいやいや。
――(笑)。おふたりのやり取りから、楽しい雰囲気が伝わってきます。撮影現場ではいかがでしたか?
宮世:撮影中は久間田さんのことを“くまちゃん”って呼んでいました。今は少し時間が経って言いづらくなっちゃいましたが…。
久間田:これまで共演者のなかで自分が年上になる機会があまりなかったので、皆さんとどう距離を縮めていこうかと悩んでいたんです。でも、宮世さんが積極的にいろんな方とお話をされて、現場を盛り上げてくださって。現場は常に学校で過ごしているみたいな空気感がありましたね。
――宮世さんがムードメーカーだったんですね。
宮世:他にも一人、ムードメーカーがいたんですよね(笑)。颯ちゃん(中島颯太)です。
――皆さん、どんな話題で盛り上がるんですか?
宮世:本当にたわいもない話ですね。
久間田:ふたり(宮世&中島)はずっとボケてはツッコんでいましたね。今日も、衣装をボケながら褒めてツッコまれる…みたいな漫才のようなやり取りをしていました(笑)。
“顔の傾け方”が綺麗な宮世に、“土下座”が綺麗な久間田?
――少女マンガならではのキュンキュンシーンがたくさんあったかと思いますが、そんなシチュエーションの撮影はどうでしたか?
久間田:演じているときはあまり感じなかったのですが、完成した映像を見て「あれ、こんなに顔の距離が近かったっけ?」と思いました(笑)。特に驚いたのが、宮世さんの“顔の傾け方”がすごくお上手で! ただまっすぐ近づいてくるのではなく、少し傾けることでドキッともしますし、同時にミステリアスさも増しているといいますか…。その角度がすごく綺麗で、思わず「おー」となりました。
――それは意識して演じられていたのでしょうか?
宮世:無意識にやっていました(笑)。うれしいです。でも、綺麗さで言うと、久間田さんの“土下座”がすごく綺麗でした!
久間田:(笑)。
宮世:才南は物語を掻き回す存在で、テンションも常に高くて、勢いのある動きがとにかく多かったと思います。それでも久間田さんは現場では全く疲れた様子を見せず、すごいなって思っていました。
――おふたりが特にキュンとしたシーンはありますか?
久間田:演じているときと映像を見たときで印象が変わったんです。演じているときは、やっぱり顔が近いシーンは特にドキッとしたんですが、出来上がった映像を見ていたら、ふてくされてるシーンがすごく可愛くて! クールさとのギャップが「これこそ宇郷奏人だ!」という感じがして、キュンとしましたね。
宮世:特定のシーンというわけではないのですが、奏人の言葉に対して、一つ一つ真剣に受け止めて向き合っちゃう才南が可愛かったなと思います。冗談で言っているかもしれないことも、すごく真面目に考えちゃう…その姿にキュンとしました。
――ちなみに、ご自身と比較して似ている部分はありましたか?
久間田:一つのことに夢中になったり、熱中したりするところは自分にもあるなと思いますね。
宮世:うーん…正直、似ている部分はあまりないです。むしろ、真逆といいますか(笑)。僕はそんなクールじゃないので…。
久間田:確かにずっとお喋りしてますもんね(笑)。
宮世:そうなんです、本当にうるさいんです僕。そこが大きく奏人とは違います!
――最後に、本作に関連して今一番“好き”なものを教えてください。
久間田:『ちいかわ』です! アニメも観ていて、お家にはグッズがたくさんあります。
宮世:僕は、携帯のタップ音。人がタップしてる音がすごく好きで、「いいな~」って思いながら隣で聞いています(笑)。
久間田:いろいろな“好き”がありますね(笑)。
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