

仲間由紀恵、“子供たち”から手紙を送られ瞳を潤ませる「(泣きそうで)危ない」<STEP OUT にーにーのニライカナイ>

仲間由紀恵の主演映画「STEP OUT にーにーのニライカナイ」(3月14日[金]公開)が、3月7日から沖縄で先行公開中。それを記念して沖縄公開記念舞台あいさつが3月8日に沖縄・那覇の桜坂劇場で行われ、映画では初となるシングルマザーを演じた仲間、娘役のSoul、又吉伶音が登壇。仲間が、親子を演じたSoul、又吉からサプライズで手紙が送られ、目に涙を浮かべた。
堤幸彦監督×仲間由紀恵が約10年ぶりの再タッグ
「TRICK」シリーズなど、さまざまな作品でタッグを組んできた堤幸彦監督と仲間による、約10年ぶりの再タッグとなる本作。音楽やダンスが生活に溶け込んでいる沖縄を舞台に、シングルマザーの朱音(仲間)の元で、苦しい生活の中でもダンサーの夢を追いかける踊(Soul)や、兄を慕う舞(又吉)らが、友人や地元の人たちの温かい輪の中でニライカナイ(理想郷)を見つけていくヒューマンストーリー。
舞台あいさつで、仲間は「桜坂劇場に(出演者として)来るのも一つの夢だった」と話し、満員の客席に向けて「2年前に撮影をいたしました。スタッフ、キャスト、みんなで思いを込めて作った作品です。今日は皆さんに見ていただけて、本当にうれしいです」と安堵の表情を見せる。
Soulは「たくさんの方々に集まっていただいて、初めての映画を皆さんに見ていただいて、本当にありがとうございます」、又吉は「初めての映画が、この大きい舞台でできるなんてうれしい」と、それぞれ喜びを口に。
また、堤幸彦監督との10年ぶりのタッグについて、仲間は「そんなに年数が空いていたかなと分からなくなるくらい、すぐに監督のやりたいこと、希望、期待してることがすっと入ってきて、いつものリズムで撮影が進めたのがうれしかったです」と振り返る。
さらに、「沖縄の湿度とか、風とか、自然なものを肌に感じながら沖縄で生きている女性、生きている家族を演じることができました。監督も沖縄のことが昔から大好きで、沖縄へ思いを持っていらっしゃる監督と一緒に、この作品を完成することができて本当にありがたく感じています」と、沖縄での撮影についても語る。
すると、現場での仲間と堤監督の様子を、Soulが「2人の漫才がもう最高でした!」と暴露。慌てて仲間が「(漫才ではなく)“会話”なんだけど、自然とああなっちゃうのよ…」と苦笑いしながらフォロー。Soulがさらに「ナチュラル漫才です」と続け、会場からは笑いが起こった。
Soul&又吉伶音の撮影エピソードに仲間由紀恵が母の顔を見せる
撮影中のエピソードについて、Soulが「撮影前に演技レッスンをしているときに、兄と妹感を増すために(ショッピングモールの)パレットを、きょうだいのように2人で手をつないで歩いて、お喋りしていました。そのころは、まだ話す機会はなかったんです」と明かし、仲間が「そのときに、2人で何を話したの?」と又吉に質問。
又吉は、「エスカレーターの速さとか、そこにトイレットペーパーがあるよとか、変なことを喋っていました。周りからの視線がちょっと気になって(恥ずかしかった)」と答えると会場は笑いの渦に包まれ、又吉の遠慮ない発言にSoulは「いっぱい話題を振ったつもりだったのに…」とタジタジ。
そんな役作りをしていた2人を見て、仲間は「ほほ笑ましいです」と言いつつ、「Soulくんは伶音ちゃんの面倒をよく見ているな、よく話し掛けているなと思ったし、伶音ちゃんもすごくSoulくんを信頼しているんだろうなという、自然な空気がもう出来上がっていたので、撮影のときには全く分からなかったです。良いきょうだいだなと思って見ていました。沖縄の女性たち、お母さんたちは、大変だけど“なんくるないさ”で頑張っていこうという明るさがあると思っていますので、私も何とかなるかなっていう思いで頑張っているお母さんを演じました」と母の顔をにじませた。
“子供たち”からの手紙に感無量の仲間由紀恵
ここで、仲間にはサプライズで、2人からの手紙を朗読することに。Soulは「お母さんへ。お母さんとの出会いは2年前で、今でも鮮明に覚えています。レッスンの帰り道、マネジャーさんから合格のお知らせとともに『お母さん役は仲間由紀恵さんです』と聞いたとき、『えっ! あの「ごくせん」の?』と興奮したことを、もう一昨日の出来事のように覚えています。とても緊張してクランクインしましたが、お母さんはとても優しく、リラックスして撮影ができて、踊が寝落ちして毛布を掛けてくれるシーンでは、本当に安心して寝てしまいました。そんな優しいお母さんが大好きです。本当にお世話になりました」と伝える。
仲間は「うれしい、驚きました。(泣きそうで)危ない」と涙をこらえつつ手紙を受け取り、続いて又吉が「心を込めて言います!」と気合いを入れて読み上げていく。
「仲間由紀恵さんへ。いつもテレビで見ている仲間由紀恵さんと共演させてもらえると知ったとき、うれし過ぎて心が躍りました。初めてお会いしたときは、すごくきれいでびっくりしました。空港のシーンでは、お母さん愛をいっぱい感じることができました。待ち時間では、いっぱいお喋りできてうれしかったです。私も将来、仲間由紀恵さんみたいな、格好良い、かわいいだけではなく、心も温かくて、かわいい格好良い女性になれるよう頑張ります。これからも体に気を付けて頑張ってください。ありがとうございました」と話す。
2人からの温かい手紙に、会場から大きな拍手が起こる中、仲間は「うれしいです。心のこもった手紙を読んでくれて泣きそう。Soulくんと伶音ちゃんと、またお仕事一緒にできるようにしたいです」と“子供たち”からの手紙に瞳を潤ませ、感無量の様子だった。
最後に、仲間は「本当にしっかりした子供たちを持てて幸せです。スタッフ、キャスト、みんなで、本当に心を込めて作りました。この映画を見ていただいて、共感する部分や何かを感じていただけることがあるかと思います。見ていただいた皆さん、それぞれのニライカナイ(理想郷)を考えてみてください。この映画を沖縄の方だけでなく、全国のたくさんの方たちに見ていただけるよう、これからもお届けしてまいります。本日は本当にありがとうございました」と締めくくった。
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