WEST.重岡大毅、毎朝“コールドシャワー”に挑戦中も「たまに嫌過ぎて脱衣所に裸で立ち尽くしている(笑)」

2025.02.03 19:58

WEST.の重岡大毅と俳優の上白石萌音が、2月3日に都内で開催された映画「35年目のラブレター」お披露目試写会に登場。笑福亭鶴瓶、原田知世、安田顕、くわばたりえ、脚本・演出を務めた塚本連平監督と共に舞台あいさつを行い、2025年にチャレンジしたいことなどを語った。

心温まる夫婦の実話を実写映画化

同作は、読み書きのできない夫が35年間連れ添った妻にラブレターを書くために夜間中学で一から文字を習い、自筆の手紙で感謝を伝えるべく奮闘する夫妻の心温まる実話を映画化したもの。主人公・西畑保役を鶴瓶、妻・皎子(きょうこ)役を原田が務める。

西畑夫妻の若かりし頃を演じる重岡と上白石は、2016年11月に公開された映画「溺れるナイフ」以来約8年ぶりの共演となる。

久々に共演した感想を聞かれ、重岡が「西畑夫妻の若かりし頃を2人で演じさせてもらうと聞いたときに、相手の皎子さんが上白石さんで本当に良かったなと。すごく安心していて、本当に信頼できる…信頼できるって言ったらあれですけど」と率直な思いを話すと、上白石も「こちらこそです！信頼しています」とすぐさま返すなど、信頼感が伝わるやりとりを披露。

その上で、重岡は「本当に出られて良かったなと。最初監督とプロデューサーさん、スタッフさんにオファーを頂いたときに、台本を読ませていただいて、僕なりに受け取ったこの作品のメッセージが、『何かをやることに遅いことはない』というもので、すごく自分にも刺さって、この映画を通して伝えたいなと思いました」と語った。

また、上白石は「本当に尊敬する役者さんですので、ご一緒できるのもうれしかったですし、私たちが将来、鶴瓶さんと原田さんになるというその未来へのワクワクも抱きながら撮影を進めまして…」と話すと、鶴瓶は眼鏡を外して“重岡っぽい表情”を作り、会場から笑い声が。

あらためて上白石は「完成したものを見て本当に想像を超える温かさと、すごく笑ったんですよね。こんなにあったかい映画があることがうれしいなと一観客として思いました。早く皆さんにあったまってほしいです」とアピールした。

チャレンジしたいことは「漢検準2級」

そんな中、劇中で西畑保が夜間中学に通って勉強し、ラブレターを書くというチャレンジをしたことにかけて、それぞれ2025年にチャレンジしたいことを発表することに。

上白石は「この映画に触発されたところもあると思うんですけど」とした上で、「友人と一緒に漢字検定を受けようと言って勉強しています。本屋さんで問題集を買って、久しぶりに漢字練習帳を買って練習しています」と告白。

始めたきっかけを「書ける字が増えるのはいくつになってもうれしいものですし、どんどん書けなくなってきていますし、いつでも大切な人に迷わずラブレターを書けるように漢字を鍛えておきたいなと」と明かし、「公言したら頑張れるので、6月の試験を目指して友達と頑張りたいと思います。最初は絶対合格できる級からいこうということで、準2級から受けます」と宣言した。

一方、重岡は「僕も今年から始めているんですけど、三日坊主にならないために(公言する)。毎朝冷たいシャワーを浴びていまして、コールドシャワーって言うんですけど。朝からシャキッとしたくて」と発表し、「年に1、2回風邪を引いちゃうんですけど、それをすると免疫が上がると先輩から聞いたので、今年から毎朝やっています」と、免疫力の向上やリフレッシュ効果などが期待されるコールドシャワーに挑戦していることを伝えた。

ただ、まだ2月ということもあり、寒さが厳しい日もあるようで「給湯器を切って、起きた瞬間服を脱いで…。でも、たまに(浴びるのが)嫌過ぎて、脱衣所に裸で立ち尽くしているときもあります(笑)。今は続いているので、この冬を乗り越えたいです」と打ち明け、気持ちを新たにした。

映画「35年目のラブレター」は3月7日(金)より全国公開。

◆取材・文・撮影=月島勝利(STABLENT)