映画「ショウタイムセブン」ジャパンプレミアに登場したPerfumeのかしゆか、あ～ちゃん、のっち、主演の阿部寛(写真左から)

Perfume、阿部寛にムチャぶりで“4人ver.の自己紹介”を披露「かしゆかです、あ～ちゃんです、のっちです…ひろしです」

2025.01.22 19:46

1月22日に都内で開催された映画「ショウタイムセブン」ジャパンプレミアに、主演の阿部寛、共演の生見愛瑠、吉田鋼太郎、主題歌を担当したPerfume(あ～ちゃん、かしゆか、のっち)、メガホンをとった渡辺一貴監督が登場。作品にちなんで、登壇者が阿部に対して無茶な要求をする場面があった。

リアルタイム型サスペンス・エンターテインメント

映画「ショウタイムセブン」は、韓国で大ヒットを記録したソリッドスリラー映画「テロ，ライブ」(2013年)を原作に、現代日本ならではのオリジナルな展開がふんだんに盛り込まれたリアルタイム型サスペンス・エンターテインメント。生放送内で起こる爆弾犯と元人気キャスターの命懸けのやりとり、そして驚きの結末が描かれる。

今作で阿部が演じるのは、爆弾犯から交渉役に指名され、無茶な要求に翻弄(ほんろう)される元人気キャスター・折本。そこで舞台あいさつの後半では、阿部に対して他の登壇者が無茶な要求をしていくことに。

先陣を切って生見が「阿部さんのプライベートって本当に想像がつかないので、YouTubeでVlogをやってほしいです！」とお願いすると、阿部は苦笑いしながら少し考え、「あぁ…いつか…。はい」と渋々引き受けた。

続いて吉田は「あんまり無茶なことを言うと怒るからね…」としつつ、「阿部さんが主演なさったドラマの『VIVANT』がすごく面白くて、大ファンで。何で俺出てないんだろうなって…。もし『2』があるとしたら、阿部さんのほうからTBSに圧力をかけていただいて(笑)。『鋼太郎さんにいい役を』って、できませんか？」と、阿部主演の大ヒットドラマに出演できるよう“口添え”を要求。

こちらの要求にも阿部は「言っておきますよ」と応じ、吉田は「ありがとうございます！やった～」と大喜びしていた。

あ～ちゃん「家のカーテンを取ってもらえませんか？」

意外な展開に、Perfumeのあ～ちゃんが「そんな個人的なことでいいんですか？」と驚きつつ、ならば自分もとばかりに「ご本人に初めて生でお会いして、めっちゃ背が高いなって。頭身がすごいことになっとるんですよ」と阿部のスタイルの良さに驚いたことを伝えた上で、「私の家が、外国人用の家みたいで、天井が高いんですよ。カーテンの上の所が…(届かない)。引っ越してから一度もクリーニングに出したことなくて。でも、阿部さんだったら届きそうじゃけ、私の家のカーテンを取ってもらえませんか？」という、もはや阿部じゃなくても良さそうな個人的な要求を。

これには阿部も困惑しきりで「あの、(自分で)椅子に乗って…」「(それでも届かない！の主張には)机の上に椅子を乗っけて…」と、さすがに受けられないので代替案を提示し、「すみません」と丁重に断りを入れていた。

そんな中、同じくPerfumeのかしゆかが「さっき(Perfumeの)自己紹介のときに阿部さんがニヤッとしていたと聞いたので、(阿部含め)4人で自己紹介できたら。『Perfumeです』の動きを一緒にできたらいいなぁ～」と恐る恐る要求すると、阿部が返す前から「それは見たい」と言わんばかりに自然と拍手が起こる。

登壇者や会場の盛り上がりに気圧され、阿部は「ここはやります…」と消え入りそうな声で要求を飲んだものの、3人から“Perfumeです”の振りをレクチャーされると、翻意して「断っていいですか？」と苦笑い。

それでも、そこは“座長”。映画を盛り上げるためには体を張ろうと思ったか、はたまた逃げられないと観念したのか、あらためてやると決意。「かしゆかです、あ～ちゃんです、のっちです……ひろしです。4人合わせてPerfumeです！」と恥ずかしがりながらも披露し、会場からは大きな拍手が送られていた。

映画「ショウタイムセブン」は、2月7日(金)に全国公開。

◆取材・文・撮影=月島勝利(STABLENT)