生田絵梨花、28歳の誕生日 “乃木坂46”卒業後も抜群の歌唱力&繊細な演技で引く手あまた “ディズニー100周年作品”ヒロインの大役も完遂
歌手・女優として活動中の生田絵梨花が、1月22日に28歳の誕生日を迎えた。乃木坂46の1期生メンバーとして10年間活動し、2021年にグループを卒業。グループ在籍時も彼女の夢であったミュージカル女優として舞台に立つなど精力的に活動してきた生田だったが、昨今は舞台のみならず、ドラマや映画、そしてソロアーティストデビューするなど、多彩な才能を発揮している。今回は“アイドル卒業後”に築き上げたキャリアを交えて彼女の魅力に迫る。
グループ活動と並行して挑戦し続けた夢の舞台女優
ドイツ・デュッセルドルフで生まれた生田は、幼少期から音楽に親しみ、ピアノやクラシックバレエを習い始めた。生まれ育ったドイツの環境や姉の影響もあり、自然と音楽の感性を磨いていった彼女は、将来的には音楽の道に進みたいという目標を持っていたそうだ。
乃木坂46のメンバーとして活動していた頃の生田といえば“ザ・正統派アイドル”のかわいらしいビジュアルとは裏腹に、積極的に面白い一面を見せたり、大食いだったり、料理が人一倍苦手な姿など、ひょうきんでおちゃめなイメージも強い。清楚なビジュアルとのギャップにやられてしまうファンも多く、生田はグループの中でもさまざまな個性が光るタイプの存在だった。また、グループ屈指の歌唱力を誇り、伸びのある力強い歌声で多くの楽曲のボーカルラインを支えてきた生田は、グループのコンサートでグランドピアノを演奏するなど、持ち前の音楽センスを見せてきた。
多忙なグループ活動と並行してミュージカル女優としての活動も。2017年には「ロミオ&ジュリエット」のジュリエット役を、2017年と2019年の「レ・ミゼラブル」ではコゼット役、2021年公演ではエポニーヌとして出演し、2018年の「モーツァルト!」ではヒロインのコンスタンツェ役に抜てきされた。
さらにミュージカル「ナターシャ・ピエール・アンド・ザ・グレート・コメット・オブ・1812」(2019年)にナターシャ役で出演し、この役とコンスタンツェの演技が評価され、「第44回菊田一夫演劇賞」を受賞している。
10年間アイドルを全うした生田は、2021年末にグループを卒業し、2022年より本格的に“セカンドキャリア”を歩み始めた。そして同年の4月から音楽番組「Venue101」(毎週土曜夜11:00-11:30、NHK総合)で、かまいたちの濱家隆一とMCを務め、2人で“ハマいく”として楽曲「ビートDEトーヒ」もリリース。同曲はTikTokなどのSNSでバズり、大きな話題となった。
憧れの“ディズニーヒロイン”を持ち前の歌声で力強く熱演
一方、卒業後のキャリアのポイントになる作品といえば、ディズニー創立100周年を記念したアニメーション映画「ウィッシュ」(ディズニープラスで配信中)だろう。同作で主人公の少女・アーシャの日本版声優を務め、主題歌「ウィッシュ~この願い~」ほか劇中歌も担当。老若男女問わず愛された。
もともと生田はディズニー作品のファン。念願かなってつかみ取った“ディズニーヒロイン”として、真摯(しんし)に役と向き合った。本作公開前に監督・プロデューサー陣が来日したイベントでは、誰もが生田のパフォーマンスを絶賛し、“アーシャそのもの”と太鼓判を押すほど。ミュージカル女優として経験をコツコツと積み上げてきた彼女だからこそ、磨き上がった歌唱力が多くの人の心に届いたのだろう。
また、昨今は地上波ドラマでも生田の姿を見る機会が多く、「こっち向いてよ向井くん」(2023年、日本テレビ系)で初の恋愛ドラマに出演し、赤楚衛二演じる主人公・向井の忘れられない元恋人・美和子役でヒロインの1人を務めた。2024年の4月クールにはドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」(フジテレビ系)で、脳外科医の綾野楓(岡山天音)と政略結婚する予定の秘書・西島麻衣を演じ、彼との結婚に複雑な心境を抱えている麻衣の繊細な思いを丁寧に表現。
同年7月クールのドラマ「素晴らしき哉、先生!」(テレビ朝日系)では、教師役で地上波連続ドラマ初主演を務めるなど、着々と役者としてのキャリアを積み重ねている。
2025年の上半期はミュージカル「レ・ミゼラブル」のファンテーヌ役として、2024年12月に開幕した帝国劇場クロージング公演を皮切りに、全国6大都市ツアー公演で日本を駆け巡る予定の生田。もともと同ミュージカルにはコゼット役やエポニーヌ役として出演した経歴を持つ彼女が、「いつか挑戦してみたかった」というコゼットの母親ファンテーヌ役に抜てきされた。新たな挑戦には期待が高まるばかり。
掲げた目標をしっかりと達成し、次へとつなげることができる生田の努力は並大抵なものではないだろう。努力家でひたむきに前を突き進むことのできる彼女の未来が楽しみで仕方ない。
◆文=suzuki
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