Aぇ! group・正門良規、アイドルになったきっかけは木村拓哉

2025.01.15 22:06

Aぇ! groupの正門良規が1月15日、都内で行われた映画「グランメゾン・パリ」大ヒット御礼舞台あいさつに、主演の木村拓哉、共演の鈴木京香、オク・テギョン、沢村一樹、及川光博、正門良規(Aぇ! group)、メガホンをとった塚原あゆ子監督とともに登壇した。

「母親が公開初日に見に行ってくれまして…」

2019年にTBSの日曜劇場枠(毎週日曜21時)で放送され、多くの作品ファンを生み出したドラマ「グランメゾン東京」。放送当時から大きな話題を呼んだドラマの続きを描いた今回の映画は、日本を飛び出し、フランス料理の本場・パリが舞台。実際にパリで大規模なロケ撮影も行われ、木村をはじめとした主要キャストは、劇中で日本語のセリフと変わらない量のフランス語での芝居にも挑戦するなど、全力をかけて本作の撮影に挑んだ。

2024年12月30日より公開され、1月14日までの公開16日間で観客動員162万人、興行収入23.4億円を突破するなど、大ヒットを記録している本作。自身のもとに反響は届いているか尋ねられると、正門は「母親が公開初日に見に行ってくれまして、すごく高揚した文章が届きましたね」と声を弾ませた。

さらに、「何より母親が木村さんのファンでして、そこから履歴書を送ったりして僕のアイドル人生が始まっているので、いい親孝行ができたなと思っています」とにっこり。この話を聞いて驚いた表情を浮かべた木村は「今(初めて)聞きました」と目を丸くした。

木村拓哉との食事の約束を取り付ける

また、本場フランスミシュラン三つ星への熱い“挑戦”や、夢を諦めないことの大切さが描かれている本作にちなみ、“今年の挑戦”について聞かれると、正門は“しいたけ”と答え「本当にダメなんですよ…。ただこの作品に関わって、食材の魅力を知らずに終わるのはもったいないなと思ったので、食べられたほうが幅も広がりますし、いいんじゃないかなということで、ちょっとは苦手なものに挑んでいこうということで、“しいたけ”を選ばせていただきました」とコメント。

これに木村は「『しいたけダメなんですよ』って言ってたから、『うまいしいたけを食ってないだけだって』って俺が言ったら、『おいしいしいたけ食べに連れて行ってください』って言ってました」と打ち明け、「『(本作の料理監修を務めた小林)圭のお店が日本にもあるから、そこで食べれば間違いないから行ってこいよ』って言ったら、『えっ、一緒に行ってくれないんですか？』って」と正門とのやりとりを告白。

これに、正門は「ぜひ、その際は木村さんも一緒に」とお願いすると、木村は「わかったよ…」と渋々、承諾し、正門が「やったー！」と喜ぶと、沢村や及川も「俺も」「みんなで」と便乗し、これに木村は「みんなで…おおぅ、じゃあみんなで行こう」と約束。

木村が正門に「でも食べられるのはしいたけだけだからね」と釘を刺すと、正門は「えっ、しいたけのフルコースですか？　でも木村さんと食べられるんですよね。全国のみなさんもこれを聞いたので、事後報告したいと思います」とうれしそうに話した。

◆取材・文＝風間直人