

木村拓哉、“今年の挑戦”に真面目回答で後悔「ワード失敗しました」<映画「グランメゾン・パリ」>

俳優の木村拓哉が1月15日、都内で行われた映画「グランメゾン・パリ」大ヒット御礼舞台あいさつに、共演の鈴木京香、オク・テギョン、沢村一樹、及川光博、正門良規(Aぇ! group)、メガホンをとった塚原あゆ子監督とともに登壇した。
木村、注目ポイントは「“魔法”ってワード」
2019年にTBSの日曜劇場枠(毎週日曜夜9時)で放送され、多くの作品ファンを生み出したドラマ「グランメゾン東京」。放送当時から大きな話題を呼んだドラマの続きを描いた今回の映画は、日本を飛び出し、フランス料理の本場・パリが舞台。実際にパリで大規模なロケ撮影も行われ、木村をはじめとした主要キャストは、劇中で日本語のセリフと変わらない量のフランス語での芝居にも挑戦するなど、全力をかけて本作の撮影に挑んだ。
2024年12月30日より公開され、1月14日までの公開16日間で観客動員162万人、興行収入23.4億円を突破するなど、大ヒットを記録しているが、反響は届いているかと尋ねられた木村は「昨日、次の作品の衣装合わせをやっていたんですけど、そちらの監督も劇場に見に行ってくれて、『すばらしい監督だね』って塚原さんのことをおっしゃっていたので、衣装合わせが終わって帰りの車に乗った瞬間にLINEをしました」とうれしそうに話した。
また、事務所の後輩からも多数反響が届いているそうで「お正月明け早々に、みんないろんな劇場で、スクリーンを向こう側に手元のチケットを撮った写真を送ってくれたり、『今からいただいてきます』とか、『ごちそうさまでした』という連絡はよくいただいています」と声を弾ませた。
さらに、本作の注目ポイントをネタバレなしで尋ねられると、木村は「キャラクターの尾花夏樹として、オープニングが始まってすぐのタイミングで相当凹む瞬間があるんですよ。そこで思わず口走ってしまった脚本には一切描かれていないワードで“魔法”というのがあるんですけど、物語の後半の後半の後半に、また違うキャラクターの方が“魔法”ってワードをたまたま使うんですよ」と説明し、「そこは僕も見ていて“うわっ!”ってびっくりしたんですけど、みなさんにもそのワードを、付け合わせなんだけどいいアクセントになっているじゃないかなと思うので、楽しんでいただきたいなと思います」とおすすめした。
木村、“今年の挑戦”について「真面目に考えちゃった」
本場フランスミシュラン三つ星への熱い“挑戦”や、夢を諦めないことの大切さが描かれている本作にちなみ、“今年の挑戦”について質問されると、及川は“減塩”、正門は“しいたけ”、鈴木は“発酵を極める”などと答える中、最後に木村の順番になると「なんか俺、真面目に考えちゃったんだよなあ。そういうことだったのね。大喜利ではないですよね」と困惑しつつ、“夢中”と回答。
「自分にもそうですけど、それこそ『グランメゾン・パリ』を受け取ってくださるみなさんに、夢に向かって諦めずに進む尊さを、今回の作品は届けられているのかなと思ったので、夢というワードは本編とともにこの中に入れたいなと思って“夢中”でした。夢中になっているときって本気になっているだろうし、もし失敗しても夢中になっていたら、その失敗がよりエネルギーになるだろうし、と思って書いてしまいました」と熱く語った。
これに沢村から「2025年だけじゃなくて、ずっと夢中だったよね。木村くんの中で挑むというか、それが当たり前になってるでしょ。木村拓哉の90%は“夢中”でできているんだね」と声をかけられ、及川も「たっくんさ、作品がどうであれ全力なんだよね。365日、全力中年だよね」とコメントすると、沢村は「寝てるときも全力なんじゃないの」とにっこり。
これに木村は「寝てるときも全力なのかな(笑)。そこは力んでないと思うけど」と笑顔で語りつつ、「でもワード失敗しました。(夢中じゃなくて)山芋でしたね。もしくは生牡蠣」と悔やみ、生牡蠣が苦手なのか追求されると「生牡蠣は1回大当たりしてから食べてないです。挑む気にもならないですね(笑)」と吐露して笑いを誘った。
◆取材・文=風間直人
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