堀未央奈のアイドルとしての経験がキャラクターにマッチ…英勉監督「堀さんなら姫山椿を背負える」＜遺書、公開。＞

2025.01.15 17:00

吉野北人主演の映画「遺書、公開。」が1月31日(金)より公開される。この度、堀未央奈演じる姫山椿の新たな交友関係が明らかになる新場面写真が公開された。

クラスの“序列1位”の遺書から始まる学級崩壊…新場面写真が解禁

本作は、陽東太郎の同名漫画を脚本・鈴木おさむ、演出・英勉監督のタッグで実写映画化したスクールカーストサスペンス。

新学期の春、2年D組に送られてきた“序列”。そこには生徒と担任の全員の明確な順位が示されていた。序列1位の姫山椿は優しくて人気者、誰もが認める優等生。だがある日、彼女が何の前触れもなく自殺する。数日後、クラスの全員に姫山から遺書が届き、その日から学級崩壊が始まる。

今回新たに解禁となった場面写真は、生前の姫山が序列19位の池永(吉野)と一緒に下校している様子や、教室で序列16位の千蔭(宮世琉弥)と話し込む姿を捉えたもの。クラスのマドンナ的な存在でもある姫山が、池永、千蔭との間にも過去に何らかの接点があったことが明らかになった。その後、彼女の死によってクラスメートたちの間に亀裂が走り、遺書公開によってそれぞれの心の闇が暴かれていく。

堀未央奈のアイドルとしての経験が、姫山の複雑な内面を見事に表現

姫山は誰にでも優しい人気者で、学級委員長も務める優等生。序列メール騒動もさらっと笑って受け流し、クラスの序列1位となる。映画の冒頭で自殺してしまうものの、クラスの全員へ“遺書”を残し、その後の“遺書公開”のきっかけを作る重要人物だ。

姫山を演じたのは、乃木坂46を卒業後女優として活躍の場を広げる堀。キャスティングは最後の最後まで難航したが、最終的に堀がオーディションでこの大役を勝ち取った。

本作のメガホンをとる英監督は、堀を選んだ理由について「オーディションをしている最中に、姫山に“アイドル”というキーワードを入れるとしっくりくることに気づきました。そのタイミングで堀さんに会ったんですけど、元アイドルの彼女から当時の話を聞くうちに、アイドルとして表舞台に立つ自分と本来の自分が、いい意味でシームレスに混じり合う日々を実際に送った経験のある堀さんなら姫山椿を背負えると思ったんです」と明かした。

堀のどこか儚げな雰囲気と、アイドルとしての経験が、姫山の複雑な内面を見事に表現した。堀のこれまでのイメージを大きく覆す演技にも注目が集まる。