中川大志、森川智之が「『ソニック × シャドウ TOKYO MISSION』ジャパンプレミアin渋谷」に登壇

中川大志、ソニックの日本凱旋に大興奮「とても誇りに思います」<ソニック × シャドウ TOKYO MISSION>

2024.12.18 10:44
中川大志、森川智之が「『ソニック × シャドウ TOKYO MISSION』ジャパンプレミアin渋谷」に登壇

中川大志、森川智之が日本語吹替を務める映画「ソニック × シャドウ TOKYO MISSION」が12月27日(金)に日本公開。12月17日に東京・TOHOシネマズ 渋谷で行われた「『ソニック × シャドウ TOKYO MISSION』ジャパンプレミアin渋谷」に2人が登壇し、トークを展開。さらに、英語版でシャドウの声を演じるキアヌ・リーブスからのコメント動画もサプライズ公開された。

“シャドウ”登場で期待が高まる中、シリーズ最新作が公開

日本を代表するゲームクリエイター“セガ”が生んだ人気キャラクター“ソニック”を主人公にした映画「ソニック・ザ・ヘッジホッグ(原題)」シリーズ。「ワイルド・スピード」シリーズのプロデューサー、ニール・モリッツ率いるオリジナル・フィルムが製作を主導し、2020年に1作目「ソニック・ザ・ムービー」、2022年に2作目「ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ」が公開に。

コロナ禍の公開にも関わらずシリーズ全世界累計興行収入が7.2億ドル=1000億円(※1ドル145円換算)を突破し、ハリウッドが誇るヒットシリーズに成長。

さらに、前作「ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ」の本編の最後で人気キャラ“シャドウ”が登場すると、全世界のファンが熱狂。次回作への期待が高まり、このたび満を持してシリーズ最新作「ソニック × シャドウ TOKYO MISSION」が公開される。

中川大志の吹替を森川智之が絶賛

世界中のゲームファンを沸かせ、当時のゲーム原作映画史上最高の興行収入を記録したシリーズ1作目「ソニック・ザ・ムービー」からソニックの声を務め続ける中川。「ソニック」ゲームシリーズで屈指の人気を誇り、本作で映画初登場となったシャドウの声を務める森川。

「ソニック」の“母国”日本への凱旋(がいせん)となった本作で、激闘の地となる渋谷での開催となったジャパンプレミアに、2人は凛々しいタキシード姿で登場。ソニックとシャドウを伴いながらレッドカーペットに姿を見せた2人を、ファンが大歓声で迎える。

シリーズ3作目にして“母国”日本への凱旋を果たした中川は、まるでソニックのようなスピード感の超音速であいさつ。過去2作を経てソニック愛を育み続けた中川は「ソニックにしかないエネルギーがある」と、再びソニックとしてスクリーンを駆け巡る喜びを語る。

初共演で“ソニック”“シャドウ”として渋谷で対峙することとなった2人だが、森川は中川のソニックを「中川君がすごく上手でびっくりしちゃって!僕は収録が最後だったんで、皆さんの日本語を聞きながらシャドウの収録をしたんですけど、ソニックの吹替がすごすぎて、エビ反っちゃいました」と絶賛する。

渋谷スクランブル交差点でのバトルシーンや、ONE OK ROCKの楽曲「Neon(ネオン)」が全世界版本編の劇中歌に使用されるなど、日本要素あふれる本作。

中川は「全米公開が3日後ということで、日本から誕生した大人気キャラクターで、世界のお客さんに東京でソニックが戦う姿を見てもらえるというのは、たまらないものがありますよね。僕も収録しながらすごく興奮しました。そして、ONE OK ROCKさんの楽曲が劇中歌として登場するんですけど、そこがやばいですね…!超格好良くて、僕も何回そのシーンを聞いてもブワーっと鳥肌が立つというか、楽曲にもエネルギーを頂きながらソニックを演じさせていただきました」と興奮ぎみに話した。

中川大志、正月は「こたつでグデンとしながら、餅をいっぱい食べたい」

本作では、渋谷のネオン輝く街並みが描かれるが、その細部まで作りこまれた再現度に「いつの間に渋谷で撮影したの…?撮影したのか…?」と驚きを隠せない2人。

渋谷の思い出を聞かれた中川は「僕はこの映画館も、学生の頃に同級生とかと来たりしたりしましたけど、森川さんどうですか?」と森川に振り、「僕も学生の頃、TOHOシネマズになる前の時代によく来ました」と学生時代の思い出を共有する。

中川が「僕も放課後よく渋谷で遊んでいました」と話すと、森川は「じゃあ、どっかで擦れ違って…ないよ!」と言い切る前に自ら否定。「同級生かと思っちゃいました」と照れる森川に、劇場は笑いに包まれる。

2024年を締めくくる年末に公開を迎える本作にかけて、年末年始の予定を尋ねられると、中川は1~2年前にこたつを買ったことを明かし、「ずっと欲しい、欲しいと言っていて、やっと買ったんです。こたつでグデンとしたいなという憧れがありまして。今年もグデンとしながら、餅をいっぱい食べたいですね」とのんびり過ごす正月を思い描く。

一方の森川は「僕は横浜DeNAベイスターズが大好きなんですけど、三浦(大輔)監督のご自宅で年末は餅つきをしています。1年分の餅をついてきます。餅が出来たら中川君家に持っていきますよ」と、“中川・ソニック”と“森川・シャドウ”でほっこり交流していた。

キアヌ・リーブスのコメントを受けて森川智之「一緒にラーメンを食べたい」

ここで、本作では避けて通ることができない超音速バトル“SHIBUYA MISSION”がスタート。本作の舞台・渋谷にちなんだお題“忠犬ハチ公”を超音速で描き上げるイラストバトルが出題され、ハイスピードバトルに勤しむ2人に向けて客席から声援が飛ぶ中、中川が元気に「ハイ!」と挙手。中川が描いたおちゃめなフォルムのハチ公に、劇場から「かわいい」の声が上がる。

森川によるハチ公は、森川いわく「生意気そう」ということだが、演じるシャドウにちなんで「僕が描いたのでシャドウ寄りの“闇の忠犬ハチ公”」と誇らしげ。ソニックとシャドウの“らしさ”が感じられるイラストに、会場から拍手が沸き起こる。

超音速バトルで会場が熱気に包まれる中、サプライズでリーブスからのコメント動画が初解禁に。ジャパンプレミアのために撮影された映像で、リーブスは「日本の皆さん、キアヌ・リーブスです。シャドウも“クール”ですが、本作の舞台が日本であることはもっと“クール”ですね」とスクリーンから観客に呼び掛ける。

約20年間、数々の作品でリーブスの吹替を務めてきた森川は「シャドウをキアヌがやるんだってびっくりしましたけど、シャドウの役作りの中でキアヌと同じ悩みを持ったと思うんですよね。シャドウってダークヒーローといえど、かわいいじゃないですか。そのあたりの声の作り方や、演技の仕方ってどうしたらいいのかなって僕も同じ感じだったので、アプローチの仕方がもしかしたら同じかもしれないなって思っています。会えたときには、その話をして盛り上がりたいと思います。会えたときには、一緒にラーメンを食べたいです」と、心を込めて演じたシャドウへの思いを明かす。

2人からキャラクター愛あふれるメッセージ

初対面と思えない仲むつまじさで繰り広げられた中川と森川の舞台あいさつは、超音速の体感スピードで終盤を迎える。

森川は「シャドウ的には眠っていたところを目覚めて、この日本・東京が舞台で縦横無尽に暴れまくるわけですが、ソニックとシャドウの戦いを大きなスクリーンで見てほしいなと思うと同時に、シャドウが抱えるバックボーンやドラマも感動する話もありますので、ぜひそこも楽しんでいただけたらと思います」とコメント。

中川は「1作目のオファーを頂いたときには本当に驚きがあり、自分にとっても大きな決断だったんですけど、気づけばシリーズも3作目で、そして本作では日本・東京が舞台ということで、改めて日本から誕生した大人気キャラクターのソニックの声をさせていただいていること、とても誇りに思います。ソニックと二人三脚でここまでやってきたような気持ちも勝手にありますし、思い入れも強くなりながら演じました。成長したソニックの姿、そしてチームソニック。仲間もたくさん出来ましたので、パワーアップしたバトルをシャドウと東京で繰り広げていますので、ぜひとも年末年始に映画館で楽しんでいただければと思います!」と、ソニック愛を込めたメッセージでジャパンプレミアを締めくくった。

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