「リアル・ペイン〜心の旅〜」より

ジェシー・アイゼンバーグ&キーラン・カルキンW主演作「リアル・ペイン」 ゴールデングローブ賞に4部門でノミネート

2024.12.10 18:26
「リアル・ペイン〜心の旅〜」より

2025年1月6日(月)に行われる「第82回ゴールデングローブ賞(R)」授賞式の各部門ノミネーションが発表され、2025年1月31日(金)より日本で公開される映画「リアル・ペイン〜心の旅〜」が、作品賞など4部門でノミネートを果たした。

疎遠だったいとこ同士が祖母の故郷を旅するロードムービー

ジェシー・アイゼンバーグが監督、脚本、製作、主演を務めた本作は、亡くなった最愛の祖母を偲ぶため数年ぶりに再会したデヴィッド(アイゼンバーグ)とベンジー(キーラン・カルキン)が、祖母の故郷・ポーランドを旅する姿を紡いだ心揺さぶるロードムービー。

いとこ同士でありながら正反対の性格な二人は、時に騒動を起こしながらも、ツアーに参加したユニークな人々との交流、そして祖母にゆかりあるポーランドの地を巡る中で、40代を迎えた彼ら自身の“生きるシンドさ”に向き合う力を得ていく。

旅行の目的地であるマイダネクへ向かう道中、二人は家族のルーツや人生の葛藤に向き合う中で、人の笑顔や歴史の裏にある“リアル・ペイン(本当の痛み)”に気付いていく。アイゼンバーグの監督としての本領が発揮された本作は観客から高く評価され、2024年の北米で大ヒットを記録した。

ゴールデングローブ賞で4部門にノミネート

12月9日(現地時間)に発表された「第82回ゴールデングローブ賞」のノミネーションで、本作はミュージカル/コメディ部門の作品賞にノミネートされた他、ジェシー・アイゼンバーグが脚本賞と主演男優賞賞(ミュージカル/コメディ部門)へ、キーラン・カルキンが助演男優賞へと、計4部門でノミネートを果たした。

中でも、2024年に「メディア王〜華麗なる一族〜」でゴールデングローブ賞、エミー賞をW受賞したカルキンは、本作でもW主演としてベンジー役を好演。2年連続でのゴールデングローブ賞受賞にも大きな期待が寄せられている。

すでに「ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞」でトップ10映画に選出され、「アメリカ映画協会賞」でも作品賞トップ10に選出された本作。アカデミー賞(R)ノミネートも有力視されているだけに、その前哨戦として位置づけられているゴールデングローブ賞で何部門を獲得するのか楽しみだ。

第82回ゴールデングローブ賞の発表は、2025年1月6日(月)に行われる。

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