クリス・ヘムズワースの誕生日&「アベンジャーズ」の日本公開日記念 “破天荒な雷神”ソーの活躍を振り返る
さまざまな能力をもったヒーローたちが、世界を救うためにチームとして強大な敵に挑む「アベンジャーズ」シリーズ。8月14日は、彼らの結成を描いた第1作目「アベンジャーズ」の日本公開日だ。また、8月11日には、アベンジャーズ結成当初から圧倒的存在感を放つ“最も破天荒な雷神”ソーを演じるクリス・ヘムズワースが41歳の誕生日を迎えた。そこで、ソーの破天荒な活躍を振り返ってみよう。
神の国の独り善がりな王子がヒーローに「マイティ・ソー」(2011年)
神の国「アスガルド」の王子・ソー(クリス・ヘムズワース)がヒーローになるまでを描いた本作。ソーは幼い頃から王である父・オーディン(アンソニー・ホプキンス)に後継ぎになるべく育てられ、いつしか最強の戦士へと成長する。
ついに王の座を継承しようとした矢先、城に敵が襲来。儀式を台無しにされ怒りを抑えられなくなったソーは、父の反対を押し切って敵陣に乗り込み勝手に戦闘をけしかけるというハチャメチャぶりを見せる。仲間を危険に晒す身勝手な行動にオーディンは激怒。ところが、ソーは反省どころか「父上は愚かな年寄りだ」と言い放つ始末で、ムジョルニアと神の力を奪われ地球に追放されてしまう。
力を失い見知らぬ土地に飛ばされたソーだったが、偶然出会ったジェーン(ナタリー・ポートマン)の力を借りながらムジョルニアを保管していると思われる国際平和維持組織「S.H.I.E.L.D.」に身一つで乗り込むなど、破天荒さを炸裂させる場面が。一方で、ジェーンと惹かれあう中でこれまでの行動を見つめ直し、少しずつ変わろうとする様子も描かれる。
キャプテン・アメリカ、アイアンマンらと最強ヒーローチーム結成「アベンジャーズ」(2012年)
地球を愛するソーが、キャプテン・アメリカ(クリス・エバンス)やアイアンマン(ロバート・ダウニーJr.)らヒーローたちと最強のチームを結成し立ち上がる。
地球侵略を企む弟・ロキ(トム・ヒドルストン)から人類を守るため、ソーはキャプテン、アイアンマン、ハルク(マーク・ラファロ)、ブラック・ウィドウ(スカーレット・ヨハンソン)らと共に、「S.H.I.E.L.D.」の長官ニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)から“アベンジャーズ”として互いに協力するよう指示される。
ロキの差し金により次から次と地球に押し寄せる敵に苦戦を強いられるアベンジャーズだったが、ソーは雷神の力で敵の軍隊を一掃。その後もキャプテンの的確な指示により、ばらばらに戦っていたヒーローたちは少しずつまとまりを見せ地球を守り切ることに成功する。この戦いを機に仲間と戦うことの重要性を学んだソーは、アベンジャーズの中心メンバーとして活躍することに。
最強の武器のためなら命も懸ける「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」(2018年)
無限大の力を手に入れようと躍起になる最凶最悪の敵・サノス(ジョシュ・ブローリン)によって、ロキとアスガルドの民を目の前で殺されたソー。行き場を失くし宇宙をさまよっていたところを、ピーター・クイル(クリス・プラット)率いるガーディアンズ・オブ・ギャラクシーに救助され、サノスの企みを止めるため一緒に立ち向かうことを決意する。
新たな武器を作ろうと武器製造のプロがいる惑星に向かうも、そこはサノスによって甚大な被害を受けていた。そんな中、ソーは本来複数人で起動させる巨大な武器製造の装置をたった一人で復活させたり、普通なら死んでしまう熱線の中に自ら飛び込んで手伝ったりと、他のヒーローも真似できないハチャメチャな作戦を次々とやってのけ、段違いのパワーで見る者を虜にする。
ヒーロー落第のピンチを乗り越え最強に返り咲く「アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019年)
サノスの恐ろしい企みにより、生命の半分が消し去られる大敗北を味わったアベンジャーズの最終決戦。仲間を救えなかったことで自分に自信をなくしていたソーは戦意を喪失し、酒浸りの生活を送っていたが、ハルクの“君が必要なんだ”という言葉に心を動かされ再び世界のために立ち上がる。
いざ迎えたサノスとの最終決戦では、雷鳴が轟くと同時に筋骨隆々の“神”の身体を取り戻し、キャプテンやアイアンマンと阿吽の呼吸で連携を取りながら瞬きをする間もなく攻撃を繰り出す。
二人の“ソー”が故郷を脅かす神殺しに挑む「ソー:ラブ&サンダー」(2022年)
神々に強い恨みをいだき「神殺し」の異名をもつヴィラン・ゴア(クリスチャン・ベール)に、雷神の力を手に入れた元恋人のジェーンと立ち向かう冒険を描く。ガーディアンズと共に自分探しの旅に出ていたソーは行く先々で困っている人を助けることに燃えていたが、勢い余って大事な神殿を壊すなど、本作でも持ち前の破天荒さは健在だ。
ゴアとの直接対決では、捕らえられていた人々に雷神の力を授けて一緒に戦ったり、ジェーンと絶妙なコンビネーションで雷を駆使した“神技”攻撃を繰り出したりと、普段の抜けた一面とのギャップを見せつける。
「ソーは僕がずっと憧れていた世界に僕を連れて行ってくれた」
ヒーローとしての強さはもちろん、豪快で大胆な行動力、困っている人をほっとけない心優しい性格、ちょっぴり抜けている一面など、さまざまな魅力でファンを虜にするソー。アベンジャーズ創設メンバーが引退していく中で、ソーは今後の活躍にも期待が寄せられている。
ソーを長年演じてきたクリスは、「ソーは僕がずっと憧れていた世界に僕を連れて行ってくれた大事な役なんだ。ソーに抜擢された当初はまだ半信半疑で、途中で違う役者と交代になるんじゃないかと内心ビクビクしていたけど、今では自信をもって自分のものに出来たと言えるよ」と語っている。
クリスがソーを演じる「マイティ・ソー」(2011年)、「ソー:ラブ&サンダー」(2022年)及び「アベンジャーズ」シリーズは、ディズニープラスで配信中。
関連記事
-
新垣結衣が語りに!“伝説の家政婦”タサン志麻さん夫婦に密着「たくさんの人の心にスッとしみこむはず…」<ふたりのディスタンス>WEBザテレビジョン
-
東京03の超絶サクセスストーリー 全国ツアーだけで「1年食えるくらいはもらえる」WEBザテレビジョン
-
<BLACKPINK>「あつまれ どうぶつの森」内に“BLACKPINK島”がオープン!MVのセットやステージを再現WEBザテレビジョン
-
松井玲奈、大粒の涙…新型コロナ感染中の思い吐露「人生の中では一番苦しいぐらいの数日間」WEBザテレビジョン
-
ジャニーズWEST中間淳太 “探偵”イメージの細身スーツで「小説現代」表紙に!推しミステリから自身の創作活動まで明かすWEBザテレビジョン
-
瀬戸朝香、“なかなか良い感じ”7歳長女によるメイクSHOTに反響「優しくて自然な感じすごくいい」「娘さんお上手!」WEBザテレビジョン
「映画」カテゴリーの最新記事
-
福本莉子「踊る」シリーズ最悪の犯人の娘役は過去作で研究 柳葉敏郎が絶賛「だって怖かったもん」モデルプレス
-
新木優子、30代で結婚願望に変化「お互いの気持ちが合っていればいつでもいい」WEBザテレビジョン
-
吉岡里帆&水上恒司W主演で実写映画化…TVアニメ化も決定<九龍ジェネリックロマンス>WEBザテレビジョン
-
漫画「九龍ジェネリックロマンス」TVアニメ&実写映画化決定 映画主演は吉岡里帆&水上恒司モデルプレス
-
池松壮亮、ネタバレ寸前トークを水上恒司がフォロー「お客さんは大丈夫ですけど記者の方々が」【本心】モデルプレス
-
齊藤なぎさ“1回も発したことがない言葉”に苦戦「監督とめちゃくちゃ話し合った」【あたしの!】モデルプレス
-
池松壮亮、共演者全員の本心は分からないまま「やっぱり優れた俳優の方は本心が見えないと思います」<本心>WEBザテレビジョン
-
山田裕貴、初めてサインもらった人気声優明かす「13年前」【ジョーカー2】モデルプレス
-
M!LK山中柔太朗、22年間生きて気づいたこと明かす【あたしの!】モデルプレス