サウンドトラックが大ヒットを記録、製作40周年を迎えるプリンスの自伝映画「プリンス/パープル・レイン」を全国無料放送
伝説のミュージシャン・プリンスの初主演映画「プリンス/パープル・レイン」(1985年日本公開)が今年で製作40周年を迎え、BS松竹東急(全国無料放送・BS260ch)の放送枠「よる8銀座シネマ」では、7月18日(木)夜8時より本作を放送する。そこで今回は、プリンスの紹介とともに本作の魅力に迫る。
グラミー賞7度受賞、アルバムセールスは累計1億枚以を誇る“伝説のミュージシャン”
1958年にアメリカのミネアポリスで生まれたプリンスは、学生時代にアマチュアバンドで頭角をあらわし、1977年にワーナー・ブラザーズと契約。その後1978年にアルバム『For You』でメジャーデビューを果たすと、27種もの楽器を演奏し、セルフプロデュースもこなす非凡な才能を発揮して、数々の名曲を世に送り出した。
そんなプリンスは7度のグラミー賞受賞に加え、サントラ盤やライブ盤を含む47のアルバムのうち、12作品がミリオンセールスを記録。さらに、30曲のトップ40シングルを生み出し、アルバムセールスは累計1億枚以を誇る“伝説のミュージシャン”となった。
2016年に57歳の若さで急逝したプリンスだが、ソニー・ミュージックエンタテインメント傘下のレガシー・レコーディングスとプリンス財団の独占契約を機に、2018年8月以降、入手困難となっていたアルバムなどがデジタル解禁され、さらには廃盤となっていたCDやアナログレコードのフィジカル解禁も行われるなど、今なお世界中のファンやアーティストに影響を与え、愛され続けている。
第57回アカデミー賞で歌曲・編曲賞を受賞した映画「プリンス/パープル・レイン」
今回、BS松竹東急で放送される「プリンス/パープル・レイン」はプリンスの映画デビュー作となる。悩める一人のミュージシャンが傷つき挫折しながらも、愛と夢を求めてスーパースターへの道を歩む姿が描かれる本作は、自身の下積み時代をプリンス自らが演じた自伝的サクセス・ストーリーだ。本作では初主演作にふさわしい、エネルギーに満ち溢れたプリンスの姿を楽しめる。中でも、作中で数々の楽曲を披露するシーンは圧巻だ。
また本作とともにリリースしたサウンドトラック『パープル・レイン』は、24週連続でアルバムチャート1位を獲得し、シングルカットされた「When Doves Cry」や「Let's Go Crazy」もビルボードのシングルチャートで1位を獲得している。さらに、第57回アカデミー賞で歌曲・編曲賞を受賞し、プリンスを世界的な大スターに押し上げる大ヒット作となった。
そんな大ヒットアルバムを引っさげて、プリンスは1984年11月から1985年4月にかけて「パープル・レイン・ツアー」を行い、全米各地を熱狂の渦に巻き込んだ。2022年6月30日には、ニューヨーク州キャリア・ドームでの同ツアーの熱いパフォーマンスを収録した『ライヴ 1985』が発売され、ビルボードのカタログ・アルバム・チャートで2位、レコード・アルバム・チャートで3位、トップ・アルバム・セールス・チャートで4位、そしてHot 200全体では22位を記録するなど、当時大きな反響を呼んだ。
人気バンドのリーダー・キッドの挫折と栄光を描く…「プリンス/パープル・レイン」あらすじ
舞台はアメリカ北部ミネソタ州の工業都市ミネアポリス。そこではキッド(プリンス)という青年が人気No.1バンド“ザ・レボリューション”のリーダーとして強烈なロックのサウンドを掻き鳴らし活躍していた。ロック・スターを夢見る美しい女性アポロニア(アポロニア・コテロ)は、そんなキッドの姿を見つめているのだった。
キッドは美しいアポロニアに心惹かれるが、なぜか彼女はそっけない態度をとる。そんな2人の裏では、キッドの人気を妬むライバルバンド“ザ・タイム”のリーダー・モリス(モリス・デイ)が不審な動きを見せていた。さらに、両親の不仲によりふさぎ込んでしまうキッド。メンバーにも悪影響を及ぼし、クラブのオーナー(ビリー・スパークス)もキッドに手を焼いている様子。そこでモリスは、オーナーにキッドを追放するよう促すのだが――。
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