

石原さとみ主演映画「ミッシング」、リアリティ溢れるメイキング写真公開

石原さとみが主演を務め青木崇高、中村倫也らが出演する映画「ミッシング」が5月17日(金)に全国公開される。公開にさきがけ、メイキング写真が解禁された。
失踪した娘の帰りを待ち続ける母を演じた石原さとみの新境地
ある日突然いなくなった幼い娘。その帰りを3カ月間、懸命に待ち望みながら、自分たちの力ではどうにもできない現実との間でもがき苦しみ、事件をめぐるマスコミと世間の声に翻弄される母親とその家族。事件により世間の注目を浴びた事により、いわれのない誹謗中傷や好奇の目さらされながらも、いつか必ず会える、その日を信じて出口のない迷路をさまよい続ける母親・沙織里を演じるのは、今までの自分を壊して欲しいと、7年前、自ら吉田恵輔監督に直談判をした石原さとみ。出産を経て母となった彼女が魅せる、これまでのイメージを一新させた新境地に、既に話題が沸騰。
さらに、中村倫也、青木崇高を筆頭に、森優作、小野花梨、細川岳、有田麗未(ありたつぐみ)、小松和重、カトウシンスケ、山本直寛、柳憂怜、美保純ら豪華実力派キャスト陣が集結。“人間描写の鬼”とされる『空白』(2021年)の吉田恵輔監督が「自分のキャリアの中で最も覚悟のいる作品」と語る本作は、雑音溢れる世の中をリアルにそして繊細に描く2024年注目の一本だ。
テレビ局内の風景や緊張&笑顔を捉えたメイキング写真を公開
石原と監督の吉田がお互いにとって「挑戦だった」という本作。撮影中は、どう演じればいいか分からない状態がずっと続いていたという石原に、吉田はテイクごとにそばに行って、時間をかけて丁寧に会話をしていた。撮影が早い!とよく言われる吉田組では、滅多にない光景だったという。
中村倫也演じるテレビ局の記者・砂田の仕事場の撮影は、実際のテレビ局を使用して行われた。公開された写真には、普段私たちが目にすることのない、テレビ局内の風景も映っている。吉田は、『空白』(2021年)で描き切れなかったマスコミの今をしっかりと掘り下げたいという思いも本作に盛り込んでおり、ニュースを扱うマスコミの現場の葛藤や緊張感が伝わってくる。
常に世間の目にさらされる夫婦役を演じた石原と青木は、家の中や街でのビラ配りなど、一緒にいるシーンが多かった。事件に対する温度差からぶつかるシーンも続いたが、お互いに、言葉数を重ねるというより、一緒にシーンやそこに向かう気持ちを共有することできて本当に助けられた、と振り返っている。まさに“支え合った”関係性を築けたというが、それがあったからこそ、二人のシーンが観客にとってより身近に感じられるものになっている。
石原さとみコメント「役柄も設定もお話もツラいけれど、とにかく現場が平和だった」
念願の吉田組への参加が叶った石原は「役柄も設定もお話もツラいけれど、とにかく現場が平和だった。温かいし、優しく、やわらかい空気に包まれている」と撮影現場の雰囲気を明かした。集中力を切らさずに演じられたのは、臨機応変に対応するスタッフたちの支えもあったという。映画の本編も緊迫感や圧迫感など辛い感情が後半まで続くが、撮影中も本作のテーマ同様に関わる人間全員がお互いに寄りそう気持ちを大切にして演じ、作り上げてきたからこそ“温かい気持ちに涙する”1本が完成したようだ。
映画「ミッシング」あらすじ
とある街で起きた幼女の失踪事件。あらゆる手を尽くすも、見つからないまま3ヶ月が過ぎていた。娘・美羽の帰りを待ち続けるも少しずつ世間の関心が薄れていくことに焦る母・沙織里は、夫・豊との温度差から、夫婦喧嘩が絶えない。唯一取材を続けてくれる地元テレビ局の記者・砂田を頼る日々だった。
そんな中、娘の失踪時、沙織里が推しのアイドルのライブに足を運んでいたことが知られると、ネット上で“育児放棄の母”と誹謗中傷の標的となってしまう。世の中に溢れる欺瞞や好奇の目に晒され続けたことで沙織里の言動は次第に過剰になり、いつしかメディアが求める“悲劇の母”を演じてしまうほど、心を失くしていく。一方、砂田には局上層部の意向で視聴率獲得の為に、沙織里や、沙織里の弟・圭吾に対する世間の関心を煽るような取材の指示が下ってしまう。それでも沙織里は「ただただ、娘に会いたい」という一心で、世の中にすがり続ける。
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