

NissyとSKY-HIが「劇場版ブルーロック」主題歌でタッグ「ずっと話し合いを重ねました」

NissyとSKY-HIが、4月7日に東京・国立競技場で行われた「劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-」(4月19日[金]公開)の公開記念記者会見に、小野友樹、FC東京・荒木遼太郎選手と共に登場。また、記者会見後はピッチにてトークイベントを開催した。
同作品は、累計発行部数が3000万部を超える人気コミックを原作に、2022年に放送されたTVアニメの劇場版。“ブルーロック(青い監獄)”に集められた300人の高校生FWたちが、世界一のエゴイストストライカーを目指して己のサッカー生命とゴールを懸けて挑む姿を描く。“史上最もアツく、最もイカれたサッカーアニメ”として人気を博し、シリーズ初の映画化となった。主要キャラクターの凪誠士郎(声・島崎信長)の物語を描く。
「めんどくさい」が口ぐせの高校2年生・凪誠士郎は、日々無気力に生きていた。ある日、W杯優勝を夢見る同級生・御影玲王(声・内田雄馬)が凪の才能を見抜き、サッカーに誘う。玲王に誘われるままサッカーを始めた凪は、圧倒的なサッカーセンスを発揮。そんな中、彼に“ブルーロック”プロジェクトの招待状が届く。そこで待ち受けていたのは、潔世一(声・浦和希)、蜂楽廻(声・海渡翼)、糸師凛(声・内山昂輝)、國神錬介(声・小野)ら全国から集められた選りすぐりのストライカーたちとの出会いだった――。
SKY-HI「前向きな感情を全部詰め合わせたような状況」
会見では、「Nissy × SKY-HI」として同作に主題歌を担当した2人が、オファーを受けた時の感想や制作でのエピソードを告白。
SKY-HIは「第一に『光栄』『ありがたい』『うれしい』『興奮』『わくわく』といった前向きな感情を全部詰め合わせたような状況でした。一方で、『ブルーロック』ってサッカーものとしてロジカルで本当に面白いですけど、一人一人のキャラクターの人格とか人生の濃さみたいなものが魅力だと思ったので、『いろんな人生を背負う作業だな』とプレッシャーを感じておりました」と振り返った。
また、Nissyは「制作期間はSKY-HIと、作品や楽曲周りのイメージに関しましても、ずっと話し合いを重ねました。熱量がすごくある作品でもあり、社会的な人との関係性の問題とか、それぞれの個性がぶつかり合うところというのは、サッカーならではの部分もあると思うのですが、社会の中でのコミュニケーションのボタンの掛け違いであったりとか、(現実の社会問題と)リンクしている部分があるというのも踏まえて作らせていただきました」とにっこり。
Nissy「私も面倒くさがりなので(凪に)すごく共感できる」
ほか、作品の魅力を聞かれたSKY-HIは「一人一人のキャラクターの人生を尊重する形で描かれているので、本筋の一コマだけ使われていたものとかの裏側にこんな出来事があったんだなっていうのが、すごくすごく丁寧に描かれたヒューマンドラマで、人生の濃さを味わえるところ。それでいて、ファンタジックな必殺シュートみたいなのが出てくるんだけど、しっかりロジックに則られているから、本当に彼らが生きているのを肌で感じられるところが魅力かな」と回答。
一方、Nissyは「サッカーという形以外の部分で、キャラクターそれぞれのやり取りで、揉めたり、仲良くなったり、時に裏切りがあったりと、(社会においての)人間関係で出てくる関係性が表現されているところが共感できる部分がたくさんあって、作品の目玉になるんじゃないかなと。人間らしさがある部分が楽しいなと思います」と明かした。
さらに、“推しキャラ”について、SKY-HIは「難しいな…。蜂楽と絵心(声・神谷浩史)で悩んでます。蜂楽はすごく母性本能をくすぐるので、すごく大好きだったりするんですけど…蜂楽にします!」と苦悩しながら発表。
対するNissyは「私も面倒くさがりなので、凪のまだサッカーに対する(情熱の)灯火がつかないようなムズムズする感じはすごく共感できるのですが、やはり私は潔が好きですね。真っすぐに後悔するし、真っすぐに人を好きになるし、真っすぐに自分でライバルを決めるし、悩み続けてひと言漏れた言葉が相手にチャンスを与えたりとか、フェアにしていく戦い方というのが潔の良さかなと思っています」と明かした。
◆取材・文=原田健
※島崎信長の「崎」は、立つさきが正式表記
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