佐藤二朗、共演者から“放屁癖”を暴露され“NO屁”宣言「人前でおならはしないということをここに決めました」
間宮祥太朗と佐藤二朗が、3月15日に都内で開催された映画「変な家」初日舞台あいさつに登場。共演の川栄李奈、瀧本美織、斉藤由貴、メガホンをとった石川淳一監督と公開を迎えた感想や、タイトルにちなんで“誰が最も変な人なのか”についてもトークを展開した。
雨穴の「変な家」を実写映画化
同作は、覆面作家兼動画制作者・雨穴(うけつ)が公開したYouTube動画とその前身であるウェブメディア記事を基に、自ら物語の続きを大幅に加筆する形で書籍化してベストセラーとなった「変な家」を映画化。間取りを注意深く見ることで明らかになる謎がさらに次の謎を呼び、その裏に隠された驚愕(きょうがく)の真実に迫る展開が、見る者をゾクッとさせる新感覚ミステリーとなっている。間宮は売れないオカルト専門の動画クリエーター・雨宮役、佐藤は雨宮とバディを組み間取りの謎に迫る一風変わった設計士・栗原役でW主演を務める。
国内ではネタバレ防止の観点から完成披露試写会などが行われず(※報告会は実施)、一般客が映画公開前に作品を目にする機会はなかった今作。日本での公開に先駆けポルトガル・ポルトで開催された「第44回ポルト国際映画祭」のコンペティション部門にて正式出品を受け、現地時間の3月6日に上映会が行われ、同映画祭にてオフィシャルコンペのアジア作品部門・審査員特別賞を受賞した。
現地の映画際にも参加したという間宮は、あらためて受賞の感想を聞かれ「正直最初は不安というか、導入が言語も違いますし、進んでいく中でどういう反応が頂けるかというのも全く想像つかない中で、僕も(映画祭で)一緒に見ていたので反応をうかがっていたんですけど、徐々に温まっていって、中盤ぐらいには笑いが起きて。二朗さんのところで笑ってました」と言うと、佐藤は「笑いが起きた!?俺のところ全く笑いはないはずだよ?」と不思議がる。
それを受け、間宮は「もちろんポルトのお客さんで『佐藤二朗』ってだけで笑う人はいないですけど、『全ては僕の妄想ですよ』って2回言うところの“テンドン”で笑ったりしていて。どんどん盛り上がって後半は声を上げたりしながら見てくださって。日本で上映するにあたってちょっと自信がつきました」と付け加えると、佐藤と石川監督は「それはうれしいね」「正しい見方だよね」などとうれしそうに受け止めていた。
また、ポルト国際映画祭には参加できなかったという佐藤は「僕は行けなかったんですけど、間宮がスタンディングオベーションで登壇するところとか、ポルトの方々のリアクションとかを見ていて、すごく大きなリアクションで怖がったりしてくださったので、素直にうれしかったですけどね。俺も行きたかったなあ」と、参加できなかった悔しさはにじませつつも、ポルトガルの観客に受け入れられたことを喜んだ。
この中で“最も変な人”を決めることに
その後、今作のタイトルにちなみ、登壇者の中で「誰が最も変な人なのか」についてトークをすることに。MCが“左手スティック”と呼ぶ指さし棒を手にそれぞれ一番変だと思う人を指し、最も票が集まった人が「MVH(Most Valuable Hen)」の称号を与えられるという。
「(称号を)全然欲しくないね!」という声も聞こえてくる中、一斉に左手スティックで指したところ、間宮が瀧本を、佐藤が川栄を、川栄と石川監督が斉藤を、斉藤と瀧本が佐藤を指し、佐藤と斉藤が同率で“MVH”をW受賞した。
佐藤を選んだ理由について、瀧本は「番宣で『見取り図の間取り図ミステリー』に一緒に出させていただいたんですけど、収録の途中で何か急にバッて立って、『ブッ!』っておならしたんです。しかも何か私のほうを向いていたんで、立ち上がって逃げたんですけど…」と“変”というか、“屁”のエピソードを暴露すると、すかさず佐藤は「瀧本くん。何でオンエアは編集でカットされているものをここで暴露するんだ。せっかく無傷で済んだと思ったら…」と苦笑い。
ただ、そこに間宮が「こっちでも川栄と『また(放屁)やってんだね!』『どこでもやってんだ』って(話してた)」と瀧本の援軍に入ると、佐藤は「待ってくれみんな!そういう番組の収録で放屁をすることと、変な人はイコールではないですよ」と言いかけてすぐ、「ごめんなさい。イコールです。ごめんなさい」と平謝り。
そして、あらためて受賞コメントを求められ「僕は人前でおならはしないということをここに決めました」と宣言し、観客から大きな拍手が送られていた。
映画「変な家」は劇場公開中。
◆取材・文・撮影=月島勝利(STABLENT LLC)
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