松岡茉優＆窪田正孝W主演映画「愛にイナズマ」、世界最速独占配信決定愛と希望とユーモアに満ちたヒューマンドラマ

2024.02.19 12:00

石井裕也監督最新作で、松岡茉優と窪田正孝がW主演を務める映画「愛にイナズマ」。公開直後から「2023年 No.1映画」と絶賛の声が続々と寄せられ、国内の名だたる映画賞を席巻した本作を、オンライン動画配信サービス「Hulu」にて2月24日(土)から最速独占配信することが決定。それに伴い、北島直明プロデューサーからのコメントも届いた。

“アフターコロナ”の現代を舞台にした、石井裕也監督の完全オリジナル脚本

2023年10月に劇場公開された本作は、夢を奪われ社会の理不尽さに打ちのめされた男女が、10年ぶりに再会したどうしようもない家族の力を借りて、嘘と誤魔化しに満ちた社会へ反撃を仕掛けていくという、愛と希望とユーモアに満ちたヒューマンドラマ。

監督を務めるのは、「舟を編む」をはじめ「川の底からこんにちは」、「映画夜空はいつでも最高密度の青色だ」、「茜色に焼かれる」、「月」などを手がけてきた石井裕也。監督史上最もポップ＆ハッピーなタッチで描かれた最新作は、今の社会を予見したかのような“アフターコロナ”の現代を舞台にした渾身の完全オリジナル脚本で、その熱量は多くの役者たちの心を突き動かし、日本を代表する俳優たちが勢ぞろいした。

本作で初共演となる松岡茉優と窪田正孝がW主演を務め、映画監督デビューという長年の夢を目前で理不尽に奪われてしまう女性・花子と、空気が読めない不器用な男・正夫をそれぞれ演じている。そんな二人が反撃を誓い、頼ることになる、10年以上音信不通だった花子の“どうしようもない家族たち”として名を連ねるのは、長男・誠一役に池松壮亮、次男・雄二役に若葉竜也、父・治役に佐藤浩市。さらに花子と正夫を取り巻く個性的なキャラクターとして、仲野太賀、趣里、高良健吾、MEGUMI、三浦貴大ら俳優陣が脇を固める。

初日満足度ランキングNo.1を獲得し、数々の映画賞も受賞

言葉の端々に妙を感じるセリフと豪華俳優たちの演技合戦により、最高に泣いて笑える痛快エンターテインメントに仕上げられた本作。鑑賞後の口コミでは、「間違いなく2023年に観た中で一番好きな映画」「想像を遥かに超えてよかった。今年の邦画ベストかも」「花子の一つ一つ紡ぐ言葉にハッとさせられ、しばらくは余韻に浸っていた」「こんなに感情が動く作品は初めて」「最高だった！頭をガツンと殴られた感覚」「大切な人にハグしたくなる、埋もれてほしくない傑作」「みんな丸ごと愛おしい。またこの家族に会いたくて何度も観たくなる」など絶賛の声がSNS上で続出。国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks」では同日公開された数々の作品を抑え、初日満足度ランキングNo.1を獲得した。

また本作は「第48回報知映画賞」4部門にノミネート、「第66回ブルーリボン賞」の監督賞・助演男優賞や、「第36回日刊スポーツ映画大賞」の監督賞・主演女優賞を受賞。さらに「第45回ヨコハマ映画祭」、「おおさかシネマフェスティバル2024」、「ELLE CINEMA AWARDS 2023」、「映キャン！＆映キャン賞！～勝手に映画応援団」と、次々に国内の映画賞を受賞する快進撃を見せている。

北島直明プロデューサーコメント

昨年、日本国内の名だたる映画賞にて、監督賞を総なめした石井裕也監督の最新作「愛にイナズマ」が世界最速でHuluにて配信が始まります。本作「愛にイナズマ」もたくさんの映画賞にノミネートしていただき、そして賞も頂きました。SNSでも「人生No.1映画！」と発信してくださる方が大勢いてくださり、心より嬉しく思っております。ぜひ、ご家族で、恋人同士で、大切な人と一緒に、「愛にイナズマ」をご覧ください。この映画を観終わった後、一緒に観た人のことをハグをしたくなるはずです。

「愛にイナズマ」ストーリー

26歳の折村花子(松岡茉優)は気合に満ちていた。幼い頃からの夢だった映画監督デビューが、目前に控えていたからだ。だが物事はそううまくはいかない。滞納した家賃は限界で、強制退去寸前。花子の若い感性をあからさまにバカにし、業界の常識を押し付けてくる助監督からは露骨なセクハラを受け怒り心頭だ。そんな時ふと立ち寄ったバーで、空気は読めないがやたら魅力的な舘正夫(窪田正孝)と運命的な出会いを果たし、ようやく人生が輝きだした矢先…。

卑劣で無責任なプロデューサーに騙され、花子は全てを失ってしまう。ギャラももらえず、大切な企画も奪われた。失意のどん底に突き落とされた花子を励ますように、正夫は「どうするんですか？映画諦めるんですか？」と問う。そしてイナズマが轟く中、「舐められたままで終われるか！負けませんよ、私は」と反撃を決意する花子。

その後彼女が頼ったのは、10年以上音信不通の家族だった。妻に愛想を尽かされた父・治(佐藤浩市)、口だけがうまい長男・誠一(池松壮亮)、真面目ゆえにストレスを溜め込む次男・雄二(若葉竜也)。そんなダメダメな家族が抱える“ある秘密”を暴き、自分にしか撮れない映画で世の中を、見返してやる！と息巻く花子。突然現れた二人に戸惑いながらも、花子に協力し、カメラの前で少しずつ隠していた本音を見せ始める父と兄たち。修復不可能に思えたイビツな家族の物語は、思いもよらない方向に進んでいく。そして、“ある秘密”がもたらす真実にとめどなく涙が流れる…。