芳根京子、“人見知り”も音楽との出会いで変化「世界が明るくなった感じがした」
俳優の芳根京子が、1月30日に都内で開催された「映画ドラえもん のび太の地球交響楽(ちきゅうシンフォニー)」の公開アフレコイベントに登場。同じくゲスト声優を務めるかが屋・加賀翔、賀屋壮也と共に公開アフレコに初挑戦した。
最新作のテーマは「音楽」
「映画ドラえもん」シリーズ43作目となる今作では、日常に当たり前のように存在する「音楽」が地球上から消えてしまったら…という、身近な“音楽”をテーマに地球の危機を救うべくドラえもんたちが壮大な物語を繰り広げる。今井一暁氏が監督を務め、脚本は内海照子氏が担当する。
テレビ、映画含めて初めての「ドラえもん」ゲスト声優となる芳根は、物語の鍵を握る歌姫・ミーナ役とミッカの双子の妹役の2役を務める。これまで「ボス・ベイビー」(2018年)などで声優を務めたこともある芳根だが、初めての公開アフレコということで「今からここでアフレコをやらせていただくと思うとすごく緊張するんですけど、精いっぱい頑張ります」とやや緊張気味の様子であいさつを。
各シーンテストと本番で2回ずつアフレコを行い、かが屋の公開アフレコの後に芳根が挑戦。マイクの前に立って台本を広げるとそれまでの緊張感やにこやかな笑顔はスッと消え、一気に“俳優モード”に。テストでは強いていえば1箇所だけ多少ズレてしまい、賀屋に「1回かみましたね!」とツッコまれる場面も。なぜか賀屋に対し、芳根が「先輩すいません!!すいません!」と平謝りするコントのようなやりとりも見せつつ、その後の本番ではきっちりと修正してみせた。
初めての公開アフレコを終え、芳根は「こんなに楽しいとは思わなくて(笑)。もっと緊張でガチガチかなと思ったんですけど。お二人にすごく笑わせていただけたので、助かりました」とかが屋に感謝を。一方、加賀は「堂々と、を心掛けたんですけど、普通にせりふを飛ばしてしまうという…」と振り返り、賀屋は「『照れがある』って音響監督さんに言われたと思うんですけど…普通に恥ずかしかったです」と、多くの報道陣の前で「照れてる」と指摘されたことに苦笑いした。
『ドラえもん』の世界に入って「鳥肌がたちました」
また、あらためて今作に出演が決まった心境を聞かれ「本当にたくさんのスタッフさんから『公開を楽しみにしている』『子どもと見に行きます』と言われるので、あらためてとても光栄なことだなと思います」と反響の大きさに驚いたことを明かし、「録っているときは精いっぱい過ぎてそんなに実感がなかったんですけど、つながったのを見たときに鳥肌がたちました。『うわ~私、ドラえもんの世界に生きてる~!』って、すごくうれしかったです」と実際にアフレコを終え、映像を見た時に感じた喜びを語った。
その後、ドラえもん(着ぐるみ)も取材会に登場。ドラえもんからの「今作のストーリーにちなんで、これまで音楽や音に救われた出来事は?」という質問に、芳根は「幼い頃は人見知りが激しく人とコミュニケーションをとるのが得意じゃなかった」と述懐し、「ピアノとフルートをやっていたこともあって、小学校の時に吹奏楽部に入ったんです。そしたら波長の合う友達に出会えたり、環境に恵まれたりで、人とのコミュニケーションが大好きになって、明るくなれた。世界が明るくなった感じがしたので、音楽に本当に救われたなと思います」と、音楽との出会いで受けた影響を吐露。
続けて「今回も『ドラドラ♪シンフォニー(楽団)』で、ドラえもんと小学生の皆さんと楽器の演奏をする機会があるんですけど、フルートで参加させてもらうので、幼い頃からやっていた良かった~と。今もなお救われています」と力を込めた。
ちなみに芳根と音楽ということでいえば、初主演映画が「物置のピアノ」(2014年)でピアノを、連続ドラマ初主演作の「表参道高校合唱部!」(2015年、TBS系)では合唱を、劇場公開中の新作映画「カラオケ行こ!」には合唱部の副顧問役で出演するなど、俳優業の面でも音楽との縁は深い。演技力はもちろんだが、幼い頃に慣れ親しんだ下地があるからこそ、音楽に触れる場面で説得力が増すのだろう。
「映画ドラえもん のび太の地球交響楽」は、3月1日(金)に公開予定。
◆取材・文・撮影=月島勝利(STABLENT LLC)
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