足立梨花「大切な人を思い出す」“想像の世界”が描かれた『屋根裏のラジャー』が心に刺さる理由とは?
2023.12.28 18:15
俳優の寺田心が初のアニメーション映画で声優を務め、豪華声優陣で話題を呼んでいるスタジオポノック最新作『屋根裏のラジャー』(全国公開中)。本作が気になっていたというタレントの足立梨花に魅力や感動のシーンをインタビュー。
“想像の世界”が広がる『屋根裏のラジャー』
『メアリと魔女の花』で世界的に高い評価を獲得したスタジオポノックが、長編アニメーション最新作『屋根裏のラジャー』を公開。現実と想像の世界が交錯し、少女アマンダの想像から生まれたイマジナリーフレンドの主人公ラジャーの視点で語られる本作は、大人も楽しめるエンターテインメント作品となっている。豪華声優陣も話題となっており、アマンダの想像から生まれた主人公のイマジナリ、ラジャーの声を寺田心、アマンダの声を鈴木梨央が担当。
その他、女優の安藤サクラ、仲里依紗、杉咲花や、俳優の山田孝之など、豪華な顔ぶれが本作に参加。
さらに、本作ではフランスのコラボレーションによる新たなデジタル技術で、イマジナリと登場人物たちの表情が豊かに描かれており、美しく迫力のあるアニメーション映像を楽しむことができる。
様々な目線で壮大に描かれる
主人公は、“誰にも見えない”少年ラジャー。少女アマンダの想像によって生み出されたラジャーは、彼女以外の人間には見えないイマジナリ。屋根裏部屋でアマンダが想像力を膨らませ、ラジャーと一緒に想像の世界に飛び込み、歓びいっぱいの毎日を過ごす姿は、自身の幼少期を照らし合わせる方も多いはず。
アマンダとラジャーの微笑ましい姿に心がほっこりするも、イマジナリは人間に忘れられると消えてしまう運命。人間に忘れ去られたイマジナリたちが身を寄せ合って生き続ける町は、色鮮やかで多様なイマジナリが集まり、圧倒される映像美と世界観となっている。
イマジナリの町で出会った仲間と共に、大切な人と家族を救うため最期の冒険へと旅立つシーンは、感動と勇気を貰えるもの。
親子の関係、子どもの素顔、見えないところで戦うイマジナリたち。様々な目線から描かれる本作は、幅広い世代の心を動かすだろう。
足立梨花「昔の自分とリンクするシーンが…」
今年6月に結婚発表し、女優やタレントとして活躍中の足立梨花。『屋根裏のラジャー』を劇場で観たという彼女に、本作についてインタビュー。ー 映画をご覧になっていかがでしたか?
足立:子どもの頃に自由に想像していた世界感を懐かしく感じると同時に、大人が子どもの想像力を奪ってしまってるんじゃないかと深く考えさせられた作品でした。きれいな映像や可愛らしいキャラクターも出てくるので、子どもも大人も楽しめると思いました!
ー アマンダの姿は、つい幼少期の自分を重ねてしまいますよね。
足立:昔の自分とリンクするシーンがいくつもありましたし、今年結婚したので、この先もし子どもが生まれたら、想像力を伸ばしてあげたいなとも思いました。いろいろな見方や感じ方ができると思います。
ー 母親目線も描かれていたので、より感情が揺さぶられる作品だったかと。
足立:お母さんの幼い頃の思い出が蘇ってくるシーンは特に感動しましたし、涙しました。映画を観ながら大切な人を思い出すんじゃないかなと。
ー 色んな視点から語られる本作ですが、足立さんはどんな人を思い浮かべましたか?
足立:親友ですね。小さい頃ラジャーみたいな存在の子とずっと遊んでいたけど、ある時見えなくなっちゃったって言っていたんです。この話を聞いた時、面白いなって思っていたし、この映画を観て「まさに親友の話だ!」とも感じました(笑)。
ー 身近に“イマジナリのお友達”が存在していたんですね…!では最後に、どんな方と観るのをおすすめしますか?
足立:ぜひ家族で観てほしいですね。『屋根裏のラジャー』をきっかけに、いろいろな視点で感想を言い合ってお互いを理解し合えたら素敵だなって。私は旦那さんと一緒に観ようって話していたのですが、ラジャーとアマンダの姿から、親友と観るのもいいなと思いました。
ー 一言で言い表せない本作だからこそ、大切な人と観たくなりますね。ありがとうございました!
親世代からも絶賛「娘がいるから…」
SNSでは「クオリティがすごかった」「子どもも大人も涙する作品」「たくさんの人に観てほしい」といった声が集まっており、親世代からも絶賛。元AKB48・SKE48で2児の母でもある佐藤すみれも「娘が一生懸命に自分の言葉で想いを伝えようとする姿を思い出して、何度も泣いてしまった」とコメント。
読者モデルやインフルエンサーとして活躍するchihiroは「娘がいるからか余計に感情移入した」「終始心が震えた」とアマンダの母リジーと自分を重ね合わせていた様子。
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『屋根裏のラジャー』あらすじ
彼の名はラジャー。世界の誰にも、その姿は見えない。なぜなら、ラジャーは愛をなくした少女の想像の友だち《イマジナリ》。しかし、イマジナリには運命があった。人間に忘れられると、消えていく。失意のラジャーがたどり着いたのは、かつて人間に忘れさられた想像たちが身を寄せ合って暮らす《イマジナリの町》だった―。
残されたのは無力な自分と、ひとりの少女の記憶だけ。「屋根裏の誓い」の真実が明らかになる時、ラジャーは、大切な人と家族の未来を懸けた最期の冒険へと旅立っていく。
世界は残酷で愛に溢れている。勝つのは想像か、それとも現実か。ラジャーと仲間たちの「誰にも見えない戦い」が今、始まる。
ようこそ、イマジナリの世界へ。
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