永野芽郁、高橋文哉(C)2024映画『からかい上手の高木さん』製作委員会(C)山本崇一朗/小学館

永野芽郁&高橋文哉、初共演で「からかい上手の高木さん」実写映画化 中学時代から10年後描く

2023.11.28 05:00

女優の永野芽郁が、2024年5月31日公開の映画『からかい上手の高木さん』で主演を務めることがわかった。さらに、初共演となる俳優の高橋文哉も出演する。


永野芽郁主演「からかい上手の高木さん」

「からかい上手の高木さん」書影(C)山本崇一朗/小学館
「からかい上手の高木さん」書影(C)山本崇一朗/小学館
山本崇一朗による人気コミック「からかい上手の高木さん」。隣の席になった女の子・高木さんに何かとからかわれる男の子・西片。どうにか高木さんにからかい返そうと策を練るもいつも見透かされてしまい失敗。そんな二人のからかいをめぐる日常を描くストーリーが話題を呼び、シリーズ累計発行部数1,200万部を突破するヒットを記録。これまでTVアニメ化、アニメ映画化が発表され、その都度大きな話題となった。

そしてこの度、永野と高橋が初共演で「からかい上手の高木さん」を実写映画化。舞台は中学生時代から10年後を描く、オリジナルストーリーとなっている。

主演の高木さんを演じる永野。映画では西片のことをからかっていた中学生時代から10年が経ち、教育実習生として母校へ帰ってきた高木さんを演じる。そんな高木さんにいつもからかわれ、からかい返そうとするも失敗ばかりしていた西片を演じる高橋。映画では大人になり母校で体育教師となった10年後の西片を演じる。

永野芽郁&高橋文哉、初共演でも息ぴったり

“高木さんの聖地”として親しまれている香川県小豆島で全編撮影が行われた今作。出演に際し、永野は「お話を頂く前からいち視聴者として原作やアニメを拝見していたので、『からかい上手の高木さん』の世界に入ることができてとても嬉しいです。小豆島には島の至る所に高木さんが描かれていて、作品への愛を感じながらのびのびと楽しく演じさせていただきました」と出演への喜びを語り、高橋は「原作の10年後を演じさせて頂いているのですが、シーンひとつひとつに二人の関係性やキャラクターなど素敵なところが詰まっていて、皆さまのご期待を裏切らない作品になっていると思います」と作品への期待感を語った。

また、撮影を振り返って「高橋さんとは初共演で、凄く真摯に西片という役と作品に向き合われる方だな、という印象だったんですが、段々と役の仲の良さも深まっていく毎に、私たちも高木さんと西片のようにからかい・からかわれるっていう関係性が出来てきて(笑)ちょっとどこかで姉弟っぽさもありながら過ごせた気がします」と永野。高橋も「これまであまりからかわれてこなかったのですが、撮影の期間を通して永野さんにからかわれながら、変な居心地の悪さみたいなものが心地よくて、西片と通ずるものがあるなと感じています(笑)」と初共演でありながらも作中さながら息ピッタリの様子を見せた。

そんな今作でメガホンを取るのは、『愛がなんだ』(19)、『街の上で』(21)、『ちひろさん』(23)、現在公開中の豊田徹也の漫画を映画化した最新作『アンダーカレント』など数々の作品を手掛け、新世代の恋愛映画の名手として名高い今泉力哉。「ふたりが演じることでしか生まれなかった空気をいっぱい取り込んだ映画がまもなく完成します。自分の恋愛を思い出したり、照らし合わせたりしながら見てもらえたらしあわせです。恥ずかしい話ですけど、自分で見て泣いちゃいました。お楽しみに」と手ごたえを語った。

さらに、今回の実写映画化に対し、原作の山本崇一朗先生は「実写映画になること、漫画ともアニメともまた違った『高木さん』を観られること、驚きであると同時に非常に嬉しく感じております。小豆島ののんびり美しい風景の中で創り出してくれる“画”がどのようなものになるのか、皆さんと一緒にワクワクしながら待ちたいと思います」とコメントを寄せた。(modelpress編集部)

永野芽郁コメント

お話を頂く前からいち視聴者として原作やアニメを拝見していたので、「からかい上手の高木さん」の世界に入ることができてとても嬉しいです。小豆島には島の至る所に高木さんが描かれていて、作品への愛を感じながらのびのびと楽しく演じさせていただきました。

高橋さんとは初共演で、凄く真摯に西片という役と作品に向き合われる方だな、という印象だったんですが、段々と役の仲の良さも深まっていく毎に、私たちも高木さんと西片のようにからかい・からかわれるっていう関係性が出来てきて(笑)ちょっとどこかで姉弟っぽさもありながら過ごせた気がします。

自然豊かで穏やかな小豆島で全編撮影できたことによって、きっとスクリーンの中にも穏やかで温かく、観ていて心地の良い映画が出来るのではないかなと思いますので、映画の公開を楽しみにして頂けたら嬉しいです。

高橋文哉コメント

以前から原作を存じ上げていたので、お話を頂いたときは凄く嬉しかったですし、西片を演じることができてとても光栄です。

これまであまりからかわれてこなかったのですが、撮影の期間を通して永野さんにからかわれながら、変な居心地の悪さみたいなものが心地よくて、西片と通ずるものがあるなと感じています(笑)

原作の10年後を演じさせて頂いているのですが、シーンひとつひとつに二人の関係性やキャラクターなど素敵なところが詰まっていて、皆さまのご期待を裏切らない作品になっていると思います。僕自身、聖地である小豆島で撮影させて頂けることに凄くワクワクしましたし、撮影している中で実際に原作に描かれている場所や、島の雰囲気に触れられる瞬間が常にあるので、凄く感動しました。公開まで是非楽しみに待っていただけたらなと思います。

監督:今泉力哉コメント

永野芽郁さんと高橋文哉さん。これ以上ないキャストとともに、夏の小豆島の美しい景色の中(めちゃくちゃ暑かったけど!)、「からかい上手の高木さん」を映画化できたこと、とても嬉しく思っています。

永野さんはとにかく明るくて素直で場が華やぐ方。高橋さんはまっすぐで本当にいい方。そしてふたりとも芝居に関してとても真面目で、実は不器用で、似たところもあって。高木さんの、朗らかさとその中にある照れや本音の部分。西片の、実はあなたがヒロインなのですか、という可愛らしさ。ふたりが演じることでしか生まれなかった空気をいっぱい取り込んだ映画がまもなく完成します。自分の恋愛を思い出したり、照らし合わせたりしながら見てもらえたらしあわせです。恥ずかしい話ですけど、自分で見て泣いちゃいました。お楽しみに。

原作者:山本崇一朗コメント

実写映画になること、漫画ともアニメともまた違った『高木さん』を観られること、驚きであると同時に非常に嬉しく感じております。

永野さん、高橋さんをはじめとする出演者の皆さん、そして今泉監督をはじめとする制作陣の皆さんが、小豆島ののんびり美しい風景の中で創り出してくれる“画”がどのようなものになるのか、皆さんと一緒にワクワクしながら待ちたいと思います。公開が今から本当に楽しみです。
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