

三吉彩花「自分を好きになれない時間が長かった」…過去のマイナス思考を乗り越えた現在は「自分の人生の主人公は自分でいい」

かっこいいと美しいを兼ね備え、モデル、女優として活躍する三吉彩花。11/2よりPrime Videoで配信開始された日韓共同作品、映画「ナックルガール」では、主演に抜擢され、将来が期待されたボクサー“橘蘭”を演じる。蘭はある事件に巻き込まれ、拉致された妹を助けるため、闇組織にナックル一つで立ち向かう。そんな三吉にインタビューを実施。同作への出演が決まった時の心境について「普段から韓国のエンタメが好きなので、とてもワクワクした」と話し、ボクサー役への体づくりについては「アスリート?と勘違いするほど過酷でした」と明かした。また、芸能界入りしてから今に至るまでの人生については「自分を好きになれない時間が長かったと」と振り返り、今では「自分の人生の主役は自分でいい」と過去の経験から導き出した前向きな考えを聞くことができた。
日韓共同作品『ナックルガール』でボクサーに挑戦「アスリートだっけ?と勘違いするほど過酷でした(笑)。」
――はじめに、日韓共同作品『ナックルガール』への出演が決まった時の心境をお聞かせください。
普段から韓国のエンタメなどがとても好きなので、チャン監督をはじめ韓国チームの皆さんがどのようなクリエイティブを表現するのかとてもクワクしました。
――ボクシング選手といった役所でしたが、役作りはどのようにされましたか?
まずは私自身、格闘技経験が無かったので自分に似た体格の女性選手の映像などをトレーナーさんと見ながら、どのように戦ったらいいのか勉強しました。
――ボクシング選手役となると相当きつい身体作りもされたのではないでしょうか?
身体作りに関しては、ボクシングやアクションのトレーニングをおよそ半年間。途中からは、食生活にもこだわっていたので「アスリートだっけ?」と勘違いするほど過酷でした(笑)。
――日本映画と比べて作品の見せ方で違いを感じるところはありましたか?
チームによって見せ方は色々あるとは思いますが、今回に関してはジェットコースターのようなスピード感がとても印象的でした。
言葉の壁を破る最高の“チームワーク”「ご飯休憩までみんなで一緒に食べていたので、ずっと距離が近いまま撮影ができました」
――監督のチャンさんはかなりチャーミングな人だとお聞きしましたが、撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?
ほんとにお茶目な方で、撮影の入り時間がどんなに早くても遅くても「あやかー!」といつも明るく挨拶してくれました(笑)。
――コミュニケーションをとるのに苦労したりはしましたか?
基本的には通訳さんを通してコミュニケーションをとっていたんですが、日本チームも韓国チームもお互いに相手のことをとても理解しようとしていたので、撮影が進むにつれてシンプルにより深くコミュニケーションがとれていました。
――日韓共同作品ということで、韓国ならではだと感じた部分を教えてください。
ご飯休憩までみんなで一緒に食べていて、日常会話をしたり、作品について話したりしていたので、ずっと距離が近いまま撮影ができたと思います。
――撮影時のチームワークの良さが伝わってきます。本作の見どころをお願いします。
主人公の向かっていく場所やそれぞれのキャラクターが思っている感情はシンプルなので、作品としては見やすく没入していただけると思います。臨場感のあるアクションシーンもとても見応えがあるので、日本と韓国で新しいエンタメを切り開いていける作品になったら嬉しいです。
「自分の人生の主人公は自分でいい」…自分を好きになれなかった過去
――三吉さんの演じた“橘蘭”は妹を助けるために、ナックル一つで戦うことを決断します。三吉さん自身が芸能活動をする上で何か決断する時に大事にしていることはありますか?
自分の人生の主人公は自分でいいと思うんです。仕事をするために生きているのではなく、生きるために仕事をしているみたいな。なので「楽しい」「興味がある」といった好奇心はとても大事にしています。
――“自分の人生の主人公は自分でいい”とてもかっこいい言葉ですね。このように考えるようになったきっかけは?
人と比べてしまったり、自分を好きになれない時間が長かったからこそ、現在色々な経験や年齢も重ねて、過去でのマイナス思考がプラスの方向に変わってきているんだと思います。
――マイナス思考の時はどのように乗り越えましたか?
昔は、周りの意見を取り入れることに苦手意識がありましたが、視野を広げるように心がけてからは、見える景色が一変しました。また、海外の友達や先輩の「メンタルが壊れるなら、仕事なんていつでも辞めたらいい。明日からバイトすればいいし、ウチに住めばいいじゃん」といったマインドにはとても救われました。
――では最後に、映画『ナックルガール』ではボクサー役でしたが、今後演じていきたい役はありますか?
今まで、色々な種類のアクションをやらせていただきましたが、人としても精神的にも鍛えられますし、自分でも、楽しみながら生き生きと挑戦できるのがアクションだと思うので、今後も関わっていきたいです。
◆取材・文=山田椋太
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