柴咲コウ・松下洸平・町田啓太・原菜乃華・萩原利久、映画「ミステリと言う勿れ」出演決定
2023.03.24 05:00
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俳優の菅田将暉が主演を務める映画『ミステリと言う勿れ』のキャストと最新ポスタービジュアルが解禁され、柴咲コウ、松下洸平、町田啓太、原菜乃華、萩原利久が出演することが発表。公開日は9月15日に決定した。
菅田将暉主演「ミステリと言う勿れ」
2022年1月期のフジテレビ月曜9時枠にて放送された連続ドラマ『ミステリと言う勿れ』。累計発行部数1800万部を突破している田村由美による人気漫画を原作とした本作は、放送を開始すると瞬く間に話題となり、高視聴率を記録。放送直後から開始された見逃し配信では、放送当時民放歴代No.1の記録を樹立した。さらに、シリーズ放送終了後のSNSでは続編を期待する多くの声があげられ、2022年日本民間放送連盟賞・番組部門テレビドラマにて【優秀賞】を受賞、一大ブームを巻き起こした。
本作の主人公は天然パーマがトレードマークで友達も彼女もいない、カレーをこよなく愛する大学生の久能整(くのうととのう)。「僕は常々思うんですが―」という言葉から始まる膨大な知識と独自の価値観による持論を淡々と述べ警察でもない探偵でもないただの大学生が、登場人物たちが抱える様々な悩みを、時に優しく、時に鋭い魔法のようなお喋りだけで事件の謎が解かれていく新感覚ミステリー。
ドラマ放送時に「見事な天然パーマでおしゃべりする姿はまさに久能整そのもの!」と圧倒的支持を受けた菅田が再び、久能整を演じ、ドラマシリーズからスタイリッシュで独創的な演出で見る人の心を引き込む松山博昭が引き続き、監督を務める。
原作ファンの間でも人気の高いエピソードである通称“広島編”が映画化されることが解禁になると、SNSでは、「まさかの広島編を映画化とは!!うれしすぎる!」「キャストの発表が待ち遠しい!」など大きな反響を呼び、“広島編”に登場する個性豊かなキャラクター達の配役予想合戦も繰り広げられていた。
柴咲コウ・松下洸平・町田啓太・原菜乃華・萩原利久が出演決定
映画で描かれる通称“広島編”は、広島に訪れた整が、代々、遺産を巡る争いで死者さえ出るといういわく付きの名家・狩集家(かりあつまりけ)の遺産相続問題に巻き込まれる物語。この狩集家の渦中の人物となる5人のキャラクターを演じる豪華俳優陣が解禁となった。自らも相続人で、整を巻き込んでいく、言わば“広島編”のヒロイン・狩集汐路(かりあつまりしおじ)を演じるのは、大ヒットアニメーション映画『すずめの戸締まり』で、1700人を超える応募の中からヒロインすずめに選ばれるなど、今最も注目を集める女優の原。今作でも、オーディションで役を勝ち取り、ショートカットで活発な汐路を演じるにあたり、印象的だったロングヘアを30cmカット。今までのイメージを一新させ、明るくたくましい汐路を熱演している。
そして、汐路のいとこで、同じく相続人の一人、赤峰ゆら(あかみねゆら)を演じるのは、昨年だけでも『沈黙のパレード』、『Dr.コトー診療所』、『月の満ち欠け』などと数々の大ヒット映画に出演し、俳優だけではなく歌手としても活躍する柴咲。勝気な女性でありながら、一人娘を守ろうとする母親の姿を時に強く、時に優しく演じた。
また、狩集家お付きの弁護士の孫であり、汐路の初恋の相手でもある車坂朝晴(くるまざかあさはる)には松下。連続テレビ小説『スカーレット』で注目を集め、『最愛』『やんごとなき一族』『アトムの童』とその留まることを知らない活躍ぶりで、数々のドラマに出演。本年度のエランドール賞では「新人賞」を受賞した。今作では、兄のように汐路を気遣い、通称サポートする好青年をさわやかさそのままに好演。
さらに、汐路、ゆらのいとこで同じく狩集家の遺産相続候補者の1人、狩集理紀之助(かりあつまりりきのすけ)には、町田。大河ドラマ『青天を衝け』では土方歳三役を、映画『チェリまほ THE MOVIE〜30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい〜』では完璧イケメンを演じた。ドラマ『テッパチ!』ではヤンチャで破天荒な肉体派男子を演じるなど、様々な役柄を演じ分け、見る者を魅了。今作では、メガネをかけたインテリの臨床検査技師役で、その演技力を遺憾なく発揮している。
そして、汐路、ゆら、理紀之助のいとこで、同じく狩集家の遺産相続候補者の1人。ヤンチャな性格だが根は真面目な波々壁新音(ははかべねお)には、萩原。映画『十二人の死にたい子どもたち』や、ドラマ『3年A組―今から皆さんは、人質です―』など数々の話題作に出演。4月には『美しい彼』シリーズの最新作の主演映画が公開するなど、今最も勢いのある若手俳優が今作に参戦する。
菅田演じる整が、この豪華俳優陣を相手に、どんなお喋りを繰り広げるのか。次第に、自身に危険も及ぶ、骨肉の争いに巻き込まれることに?個性豊かなキャラクターたちと整が織り成す新感覚ミステリーに注目だ。
“広島編”最新ポスタービジュアル解禁
さらに、最新ポスタービジュアルが解禁。路面電車の停留所前に佇む整のバックショットしか解禁されていなかった通称“広島編”だが、今回解禁されたポスタービジュアルではおなじみの天然パーマとマフラーで覆われた整の顔がアップで登場。本作のキーワードとなる「鬼」「蔵」「遺産」の文字と、さらには舞台である広島の観光名所・宮島の厳島神社を想起させる大鳥居が天然パーマに絡まる、キャッチーなビジュアルとなっている。優しさとかわいらしさを存分に堪能できるビジュアルに映画へ期待が高まる。最新ポスタービジュアルは、4月中下旬より全国の映画館(※一部を除く)にて順次掲出予定。(modelpress編集部)
柴咲コウコメント
以前から原作を読み楽しませていただいていたので、今回その物語の中に入り込めるのだということにとてもワクワクしました。原作ではクールな印象のゆらさんでしたが、今回の撮影では感情の起伏多めで演出していただきました。原作の雰囲気は守りつつ映画ならではの楽しみ方ができるのではないかと思います。クランクインが狩集家遺言状申し伝えのシーンで、ロケ場所の雰囲気とも相まってとても厳粛な空気が漂っていましたが、その後の撮影ではそれぞれの役者さんがとてもフレンドリーでとても安心できました。特に、待ち時間の共演者の方々との深夜のゲームが忘れられません。
一人一人の役者さんが丁寧に、それぞれの役を見つめ構築していったことにより、物語の緻密さを欠くことなく最後まで1カットずつシーンを重ねられたように思います。
松下洸平コメント
演じるのが楽しみな役を頂き、監督や共演者の皆さんとのやり取りの中で、新しい朝晴の感情を引き出して頂きました。『ミステリ』の撮影がある日は、ちょっとワクワクしていた自分がいます。初めましての方ばかりでしたが、芝居のことや他愛のない話をたくさんしました。数週間の撮影でしたが、とても濃い時間を過ごさせていただきました。原作を読まれた方もそうでない方も楽しんで頂けると思いますので、是非劇場でお会いしましょう!町田啓太コメント
もともと原作が好きでしたので、オファーを頂き光栄でした。理紀之助は広島を舞台にした今回のストーリーの中でもとても魅力的に感じる登場人物のひとりで、実際に演じれば演じるほどより好きになりました。今回の共演者の皆さんとは殆ど初めての共演で、クランクインしたときはとても厳かな雰囲気でこれが『ミステリ』なのかと背筋が伸びながら現場にいたのですが、菅田くんを中心にお芝居の話や何気ない話がどんどんと止まらなくなり、今思い返すと笑っていた記憶ばかりです。整くんのように菅田くんが僕たちの心を解してくれたのだと思いますし、なんだか温かい気持ちで過ごさせてもらえた期間でした。
雪に埋もれていた時が少し動き出すような物語になっていると思います。人と対話することは自分自身の心に気付くことにも繋がるんだなと、僕はこの映画に参加させて頂いて改めて感じました。みなさんにはこの映画『ミステリと言う勿れ』をご覧になったとき、どんな心持ちになってもらえるのか、楽しみでなりません。
原菜乃華コメント
前作のドラマを一ファンとして毎週とても楽しみにしていましたので、どうしても受かりたい!という強い思いでオーディションに参加しました。そして、狩集汐路として参加する事ができて、夢が叶い本当に嬉しかったです。物心ついた時からずっと長かった髪の毛を30cm程切り撮影に臨みました。憧れの作品だったので自分でいいのかという不安はとてつもなかったのですが、菅田さんはじめキャストの皆さん、監督、スタッフの皆さんがとても優しく温かく、極寒の撮影でしたが無事に終えることができました。そして今は、早く映画館で整くんに会いたい!沢山の方に観て頂きたい!一視聴者として語り合いたい!という気持ちでいっぱいです。どうぞ楽しみにしていて下さい!
萩原利久コメント
新音という役を演じるうえで方言があることを聞いたので、一筋縄じゃいかないなと思いました。感情の1つを表現するのにもいつも以上に言葉に気をつけながらやっていたので難しかったですが沢山学ぶことができ、狩集家のみなさんとは撮影が進んでいくにつれダチョウの話をしたり、段々と本当の従兄弟のようなコミュニケーションが取れていたんじゃないかと思います。チームの皆さんと沢山コミュニケーションをとりながら丁寧に作りあげていった作品です。ぜひ劇場で観てもらいたいですし、世界観を楽しんでもらいたいです。
松山博昭監督コメント
『ミステリと言う勿れ』広島編を具現化するため、超強力なメンバーが集結してくださいました。現場は毎日戦いでした。その日撮影するシーンについて、菅田さんを含めたこのメンバー全員で数時間話し合うこともざらな現場でした。しかし、それは全員、自分の役のためではなくシーン全体、そして物語をよりよくしようとするためのディスカッションでした。そして編集する日々の中、撮影した素材を見ながら、あの戦いは間違っていなかったことを実感しています。田村先生の描いた世界を生身の人間が演じる意味。それを感じさせてくれるこの豪華キャストのお芝居にご期待ください。
【Not Sponsored 記事】
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