「Dr.コトー診療所」“映画で完結”と中江功監督が断言「今後一切ございません」理由を説明
2022.10.26 14:12
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俳優の吉岡秀隆が主演を務める映画「Dr.コトー診療所」(12月16日公開)の製作報告会見が26日に都内で開催され、吉岡をはじめ、柴咲コウ、大塚寧々、高橋海人(※「高」は正式には「はしごだか」/King & Prince)、生田絵梨花、泉谷しげる、筧利夫、小林薫、中江功監督が登壇。中江監督が作品が完結編であることに言及した。
「Dr.コトー診療所」が完結 監督が理由説明
本作は、人気連続ドラマ「Dr.コトー診療所」の16年ぶりの続編となる映画。東京から僻地の離島に赴任してきた外科医“Dr.コトー”こと五島健助(吉岡)と島の人々との交流を通して命の尊さを描く。本作の監督を務めるのは、ドラマシリーズでも演出を務めた中江氏。今回が16年ぶり続編で映画化ということで「3年くらい前にいざやろうとなって、吉岡さんと会ってできた作品になっています。最初から現場やオフで話したことすべてが結集した作品。20年くらい同じメンバーが集まるのは奇跡だと思っております」とコメント。
本作について「一応集大成で完結編だと思います。僕の中では最初で最後の映画化だと思っています」と今作で完結することを断言。「フジテレビでまたスペシャルドラマをやるだろうと思う方もいるかもしれませんが、今後一切ございません。これを最後に五島先生を1回締めようと思っています」と理由を説明し、「今後やるつもりはないです、僕は」と伝えた。
これを受け、MCの軽部真一アナウンサーは同局の作品「海猿」を例に挙げ「海猿という作品も“ファイナル”と言っても、その後どんどん作ったこともあるので…(笑)」と会場を笑わせた。
吉岡秀隆、16年ぶり“コトー”演じる思いとは
また、撮影を終えて完成に向けて編集中という本作に関して、「正直まだ観てないので、なんとも言いようがないのですが、信頼する中江監督に任せています。僕自身本当に楽しみにしています」と微笑みを見せた吉岡。久しぶりの“コトー”役となったが、再び演じるつもりがあったか問われると「ありません(笑)」ときっぱり。「監督が五島健助の火をなかなか消してくれなくて、僕にその火を焚き付けてくれたという感じです」とオファーを受けた日を振り返った。
さらに、16年ぶりに演じてみて「随分時間が経って、もう一度(コトーに)戻れるのだろうかと自問自答したし、同じスタッフさんとキャストという汗と涙を流してくれたみなさんがいたので、五島さんに戻してもらったという感じです」としみじみと語った。
なお、本会見では最新の予告映像とポスタービジュアルも解禁された。(modelpress編集部)
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