「逃げ恥」「アンナチュラル」野木亜紀子氏が脚本、人気漫画「カラオケ行こ!」実写化に反響 注目の“和山ワールド”とは
2022.06.10 15:14
views
2019年に単行本を発表して以降、主要作品で複数の漫画賞を獲得するヒットを記録した和山やま氏。人気作「カラオケ行こ!」がドラマ「逃げ恥」「アンナチュラル」などを手掛けた野木亜紀子氏の脚本で映画化されることが明かされ、多くの反響を呼んでいる。
“和山ワールド”和山やまと氏は?
和山氏は2019年、ユニークすぎる男子高生の日常を淡々とした視点で描いた異色作「夢中さ、きみに。」(KADOKAWA)を単行本化。同作は2020年に「第23回文化庁メディア芸術祭 マンガ部門 新人賞」と「第24回 手塚治虫文化賞 短編賞」をダブル受賞したことで話題となり、名前が広く知られるきっかけとなった。同年には、漫画雑誌「FEEL YOUNG」(祥伝社)で、女子校の男性国語教師を主人公にした「女の園の星」の連載をスタート。「このマンガがすごい!2021 オンナ編」1位に選ばれるヒットを記録し、着実にファンを増やした。
作品はいずれも物語・絵柄ともに唯一無二の魅力を持つ。舞台となるのは誰かの日常生活であり、それでいて現実とはややかけ離れたシュールな出来事が多く登場する。劇画調の繊細でシリアスな絵柄と、どこかおかしな登場人物のギャップが人気を博し、“和山ワールド”と称される作風を確立。新進気鋭の漫画家として活躍する。
和山やま「カラオケ行こ!」実写化に期待の声
10日に実写化が発表された「カラオケ行こ!」(KADOKAWA)は、歌がうまくなりたいヤクザ・成田狂児と、“真面目ときどき毒舌“な合唱部の中学生・岡聡実が、奇妙な交流を深めていく様子を描いた人気作。監督を「リンダ リンダ リンダ」などで知られる山下敦弘が、脚本をドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」「アンナチュラル」(いずれもTBS系)を手掛けた野木氏がそれぞれ務めることが明かされ、本格派同士のタッグとなった。
また主要キャラクターである岡の配役を、プロ・アマ問わず公募によるオーディションによって決定することを発表。「どうなるのか予想がつかないけど、すごく楽しみ!」「漫画読み直します」と期待を寄せる声が相次ぎ、「実写化決定」がTwitterでトレンドに入るほど反響を呼んだ。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】
関連記事
「映画」カテゴリーの最新記事
-
<リロ&スティッチ>「お姉ちゃんはママにならなくていいよ」リロとナニの“姉妹愛”に感動…20年経ても愛される名作を振り返るWEBザテレビジョン
-
「サンダーボルツ*」でも活躍“バッキー”とは?キャプテン・アメリカの相棒から暗殺者、罪を背負ってヒーローとして再生…波瀾万丈な軌跡WEBザテレビジョン
-
キンプリ高橋海人、長澤まさみ主演「おーい、応為」で時代劇初挑戦 酒と女性を愛する絵師・渓斎英泉役WEBザテレビジョン
-
King & Prince高橋海人、時代劇初挑戦 長澤まさみ主演映画「おーい、応為」で人気絵師役【コメント】モデルプレス
-
成田凌&仲村トオル、福山雅治主演「ブラック・ショーマン」出演決定 事件の被害者&容疑者の1人にモデルプレス
-
実写化「リロ&スティッチ」アメリカにて全米興収6300万ドルを記録し、2週連続のNo.1達成WEBザテレビジョン
-
京本大我“遠野先生”と堀田茜“荒井先生”の隠された関係にフォーカスした本編映像が公開<見える子ちゃん>WEBザテレビジョン
-
カンヌ“監督週間”部門・観客賞受賞映画「ユニバーサル・ランゲージ」日本公開日決定、特報&キービジュアルも公開WEBザテレビジョン
-
25年の時を経てカンヌに帰還したエドワード・ヤン監督の傑作「ヤンヤン 夏の想い出」2025年に日本でも公開予定WEBザテレビジョン