松坂桃李、幼少期の夢諦めた理由明かす「泣きながら…」<流浪の月>
2022.05.24 18:45
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女優の広瀬すずと俳優の松坂桃李がW主演を務める映画「流浪の月(るろうのつき)」(公開中)の大ヒット御礼舞台挨拶が24日に都内で行われ、広瀬、松坂、俳優の横浜流星、女優の多部未華子、メガホンをとった李相日監督が登壇。松坂が幼少期に「諦めたこと」について語った。
広瀬すず&松坂桃李W主演「流浪の月」
広瀬と松坂が紡ぐ物語は、2020年本屋大賞を受賞し、同年の年間ベストセラー1位(日販単行本フィクション部門、トーハン単行本文芸書部門)に輝いた凪良ゆうによる傑作小説が原作。10歳の時に、誘拐事件の“被害女児”となり、広く世間に名前を知られることになった女性・家内更紗を広瀬が、その事件の“加害者”とされた当時19歳の青年・佐伯文を松坂が演じる。また、事件から15年経った現在の更紗の恋人・亮役を横浜が、癒えない心の傷を抱える文に寄り添う看護師・谷あゆみ役を多部が務めている。
松坂桃李、幼少期に諦めたこと明かす
「子供の頃やりたかったけど反対されたこと、諦めたこと」について質問された登壇者。松坂は「漫画家志望でした」と話を切り出した。続けて「小学生の頃、好きな漫画を模写して机に溜め込んでいた」と告白。その様子を見た姉からは「絶望的に下手くそだね」と言われてしまったと言い、松坂は溜め込んでいた絵について「泣きながらゴミ箱に入れた」と明かしていた。
3兄妹だった広瀬の幼少期は「全部お下がり」であったと言い、大人になってからの「買い物欲が爆発した」と回答。横浜は「ないです」と即答し、「何でも尊重してくれる家族だったので、自分で空手を探して始めた」と話した。
多部は「ケーキの食べ放題」と返答。これに、広瀬は「私はデザートより主食派でした」と言い、会場は和やかな雰囲気に包まれていた。
松坂桃李、アドリブが採用されたシーンを振り返る
本編の中で、「アドリブが採用されたシーン」について質問された李監督は、予告でも使用されている文が警察にはがいじめにされているシーンについて話し始めた。文が「もうやめてくれ!」と叫ぶシーンは台本には書いていない部分で「桃李くんが吐き出した」と言い、「現場で見ていてすごいものが出てきた」とコメント。松坂は「溢れ出る感じはありました」としみじみと振り返り、「撮影の順番がほぼ順撮りだったので、実感的なものが積み重ねやすかった。文の中で経験しているもの、過去にできない経験が繋がっているからこそ」と撮影を懐かしんでいた。
イベントの最後に松坂は、同作について「どんな言葉を紡ごうとも伝えきれない作品」と表現し、「皆さんの心に寄り添うことができたら幸いだなと思います」と呼びかけていた。(modelpress編集部)
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