Hey! Say! JUMP有岡大貴、撮影現場で寂しかった瞬間明かす 斎藤工から絶賛受け喜び<シン・ウルトラマン>
2022.05.13 21:45
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俳優の斎藤工、長澤まさみ、有岡大貴(Hey! Say! JUMP)らが13日、都内で開催された映画「シン・ウルトラマン」初日舞台あいさつに出席。撮影現場でのエピソードを明かした。
斎藤工・長澤まさみ、映画公開に喜び
本作は、ウルトラマンになる男・神永新二(斎藤)、神永の相棒・浅見弘子(長澤)、神永と浅見の所属する禍特対のメンバー・滝明久(有岡)らの姿を描く。この日は共演した西島秀俊、早見あかり、メガホンをとった樋口真嗣監督も出席していた。斎藤は「私も一映画ファンとして、今朝8時の回に、実はここではないんですけど、チケットを取って行ったんですけど、今日の天気と交通事情の折り合いがつかなくて、ちょっと上映時間の開始に間に合わなくて。本当は機械で事前予約だったんですけど『受付に行ってください』と表示が出て。受付で名前と個人情報の確認の点呼がありまして(笑)」と予想外の出来事を報告。
「『じゃあ、はい。斎藤工さん、シン・ウルトラマン8時20分の回どうぞ~』って言われて(笑)。そういうちょっと申し訳ない気持ちもあったんですけど、非常に一観客として、この作品を正に僕も体感した直後の、興奮冷めやらないままです」と公開初日を迎えた喜びの気持ちを語った。
鮮やかなブルーのドレスを着用していた長澤は「公開できて、とてもうれしいです。皆さん本当にありがとうございます。この作品の宣伝活動をしていく中で、言えないことがたくさんあって、この作品の良さをもっと伝えたいなっていう思いはあったんです」と発言。「でもまだちょっと、自分の口から言うのは、もうちょっと後にしたいなって思いもあるので。ぜひ映画館の方に、たくさんの方に見てもらって、自分の目で確かめてほしいなという風に思っています」と笑顔を見せた。
有岡は「僕自身も本当に今日という日を心待ちにしていたので、本当に嬉しく思っています。皆さんきっと上映後、今はまだ興奮の冷めやらぬ中『ウルトラマン』できっと胸いっぱいだと思いますが、その余韻を少しでも邪魔しないように、今日は少しの時間ですが、お付き合いさせていただきたいなと思います」とにっこり。
有岡大貴、撮影現場で寂しかった瞬間明かす
本作でウルトラマンの手のひらに乗るシーンがあった長澤は、この特別な体験について「撮影中は、グリーンバックで乗っているので、想像の中での撮影になってしまうんですけど…本編を見て『あ、ちゃんと手のひらに乗ってるな』って思いました」と述懐。長澤は「乗ってましたよね(笑)?」と斎藤に投げかけ、斎藤は「乗ってました。しっかりと(笑)」と返答し、長澤は「よかったなって。自分も見て確認するっていう感じでした(笑)」と振り返っていた。物理学者役の有岡は、自身が書く数式や難解なセリフについて「撮影に入る前にですね、科学専門誌をどさっと受け取りまして。宇宙のすべてを支配する数式という、実際にある嘘のような数式を書けるようにしておいてほしいということでですね。練習させていただいて。おまじないをかけるような思いで。この数式を1つ書き終わったら、少しでも滝くんに近づけるようにという思いで練習したんですけども、実際に現場では、宇宙のすべてを支配する数式ではなく、また別の。オリジナルのというか。キャプチャー・オブ・○○という、別の数式を新たに覚えて。2つ数式を覚えさせていただきました」と回想。
苦戦したのか聞かれると「禍特対の皆さん、すごく和気あいあいとしていたので。ちょっとした空き時間とか、皆さんおしゃべりしていたら、けっこう僕は呼び出されるんですよ。『練習するよ』っていう風に。楽しく喋ってたら『有岡さん、練習しますよ』とお呼び出しがかかるのが、ちょっと寂しかったですけども。専門的な方が常についてくださっていたおかげでですね、何とか乗り切ることができました」と笑顔で明かしていた。
そんな有岡について、斎藤は「船縁さん(早見)と滝さんは、物理・生物のスペシャリストなので。かなり専門的な標語が多かったですし。お2人のキャラクターが、非現実と現実を繋いで・紡いでくれるキャラクターなので。この世界観を作れたのも、お2人の努力の賜物ではないかなと思います」と称賛し、これに有岡は「とてもうれしいです!」と満足げだった。
米津玄師の楽曲は「もう1つのトリガー」
この日は、本作の主題歌「M八七」を手がけた米津玄師からのメッセージが上映される一幕も。同曲について、斎藤は「もう1つのトリガーというか、感情が表出してしまうというか。それくらい、自分自身も『ウルトラマン』という1つの概念のようなものと向き合ってきた。そこには孤独があり、優しさがあり美しさがありっていう、そういった『ウルトラマン』独自の孤独みたいなものを、音楽で歌詞で表現してくださっていて」魅力を紹介。「この世界線をそのまま結んでいただいて。さらに見終わった後の世界線でこの楽曲を聞くことによって、そこが紡がれていくというか。そういう素晴らしい楽曲だなと。今朝もやっぱりそこで、会場の何かが、空気感が、ガッと1つフェーズが変わるような、そういう高まりを感じました」とも続けた。一方の長澤は「最後の余韻に寄り添ってくれる音楽で。言葉はすごく鋭く強いけど、優しさを感じるような曲だなと思いながら」と印象を明かしていた。
斎藤工、映画への熱い思い
最後に改めてマイクを握った斎藤は「今朝、2度目の『ウルトラマン』を、かなり客観的に見るつもりが、この『ウルトラマン』の持っている世界にいいように引きずり込まれて、僕も圧倒されたんですけど、一度目以上にメッセージ性が鋭く感じました」としたうえで「今は分断・分裂・対立だったり孤立。そういう時代に加速しているように思う中で、60年代に円谷さんがこのシリーズに込めた『自分とは異なる他者を思いやる気持ち』だったり、そういう原初的な優しさ・愛みたいなことを、しっかりとした『思いのバトン』を込めて。それを庵野(秀明)さんや樋口さん、制作陣、当時子供だった方たちが受け取って、今この作品に。さらにこれからを担う子供たちに向けられた大いなるバトンなんじゃないかなと」と力説。また「そのメッセージは、人によって、感じ方は様々でいいと思います。ですが、今実は一番失われているような必要な概念が、『ウルトラマン』という狭間から見える景色なんじゃないかなと、思いなんじゃないかなと強く思います。命の尊さも含め、この作品に込められたものが、映画館を通じてこれからの未来の希望となることを心から願っています」と語った。
さらに斎藤は「あと、こういう初日だと、この映画だけを!っていう風にどうしても向かっちゃうんですけど、今上映している映画は素晴らしい作品がいっぱいありますので、ぜひ映画館で映画体験を。皆さんに、これをきっかけにしていただけたらなと思います。ただ『ウルトラマン』はですね、見れば見るほど深く深く届くということが、今朝冒頭遅れましたけど実証されましたので(笑)。ぜひ皆さんまた体験して、それを本当にいいと思ったら、繋げて紡いでいっていただけたら嬉しいです」と映画への熱い思いを語りつつ、本作の魅力をしっかりとアピールしていた。(modelpress編集部)
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