吉岡里帆、中村倫也と「仲良くなれないだろうなと思った」 共演後の現在は?<ハケンアニメ!>
2022.04.14 20:35
views
女優の吉岡里帆が14日、都内で行われた主演映画『ハケンアニメ!』(5月20日公開)の完成披露上映会イベントに、共演の中村倫也、尾野真千子、メガホンをとった吉野耕平監督、原作者の辻村深月氏とともに登壇した。
吉岡里帆主演「ハケンアニメ!」
直木賞&本屋大賞受賞作家・辻村氏の人気小説を映画化した本作。世界中が注目する日本のアニメ業界を舞台に、もっとも成功したアニメの称号=「ハケン(覇権)」を手にすべく奮闘する者たちの姿を描いた、“胸熱”お仕事ムービーとなっている。吉岡里帆、中村倫也と「仲良くなれないだろうなと思った」
一世一代の大チャンスを掴んだ新人アニメ監督・斎藤瞳を演じた吉岡は、ステージに登壇して会場いっぱいに詰めかけた観客を目にすると「こんなに人が多いと思っていなかったので、めちゃくちゃ嬉しいです」と声を弾ませ、「自信作です!シンプルに。『ハケンアニメ!』をやっと見ていただけるのがとても嬉しいですし、必ずみなさんにちゃんと刺さるんじゃないかと丁寧に撮ってきました」と胸を張った。自身が演じた役と共感するところを聞かれると、吉岡は「私が演じた斎藤瞳は、自分の中では熱い思いがあって、“こんな作品が作りたい”という思いがあるんですけど、うまく伝えられないというところが同世代なのでわかるなと思います。もっともっと燃えているんだけど冷めて見られるとか、ちょっとわかるなと思います」と答え、吉岡の回答に共感できるか尋ねられた中村は「ごめんなさい、今、自分が何を答えようか考えていて…」と話を聞いていなかったことを明かして笑いを誘い、吉岡が「全然聞いてない」と怒ると、中村は「この透明なもの(アクリル)があるからかな」と誤魔化した。
同じ質問に、瞳のライバルとなる天才ワガママ監督・王子千晴を演じた中村は、吉野監督の前作の撮影後半に「次、中村さんにピッタリな役でオファーしてもいいですか?」と声をかけられたことを明かし「原作を読んだらめちゃくちゃかっこいい役じゃんって思って、これが俺にぴったりなの?って思って嬉しかったです」と笑顔を見せつつ、「仕事に対するスタンスとか、スポーツマンシップみたいな、シンプルで筋道が通っている感じが共感できたんですけど、監督が僕のどういうところがぴったりだと思ったのか聞いてなくて、今、教えてほしいなと思って」と質問。これに吉野監督は「カメラが回っていないときはだいたいこういう感じじゃないですか。それが好きだなあと思って(笑)。いいんじゃないかなと思っていました。うわっ、変なこと言ってすみません」と告白し、中村は「キュンとしました」と胸を押さえた。
続けて、同じ質問に王子の才能に人生を懸ける作品命のプロデューサー・有科香屋子を演じる尾野は「熱いところですかね」と答え、これに静かに頷いた吉岡が「尾野さんはとにかく愛がある。これは本当に思っています。好きです!」と告白すると、尾野は「やめなさいよー!(笑)」と照れ笑いを浮かべた。
そんな中村と尾野と共演しての印象を求められた吉岡は「お2人ともかなりギャップがありまして、クランクインする前、めっちゃ緊張していて、ストイックというか怒ったら怖そうだなみたいなとか(笑)、大先輩で尊敬している先輩なので、畏怖の面みたいなものがあったんですけど、(柄本佑を含めた)3人ともめっちゃ3枚目でびっくりしました。驚愕でした。ずっと面白いこと言ってるって思いましたね。すごく楽しい現場でした」とにっこり。
これに中村は「僕はこの映画が終わった直後に(吉岡と)舞台で一緒だったんですけど、そのときに言われましたよ、『映画の現場では(中村とは)たぶん仲良くなれないだろうなと思った』って」と暴露すると、吉岡は「本当、やめてください!そうなんですけど、緊張するというか、フランクに話してくださるんですけど、こっちは王子として見ているので緊張感があるわけですよ。(そんな中、中村が)めっちゃふざけて話すから、距離感がよくわからなくて、遠近感がわからなくて度が合ってないというか、そんな感じでした」と当時の中村の印象を明かし、中村は「それを言ってくれるくらい、すっかり仲良くなったということで」とまとめていた。
イベントには、原作者の辻村深月氏も登壇し、監督キャストそれぞれに感謝の気持ちを述べる一幕もあり、その言葉を聞いた吉岡は「本当に感謝しかないですし、初めて原作を読ませていただいて、お話をいただいたときに、自分が何年もこの仕事をしてきて、心が折れそうになる瞬間とか、どうすればいいんだろうってずっと悩んでいたことの、まるで解決方法を作品が言ってくれている。もっと自分のことを信じていいんだよって背中を押されて、不安だった気持ちがどんどん解消されていくというか、解れていくのを感じました」と胸の内を明かし、「瞳を演じて、みんなで1本の作品を作る行為と、本編でのアニメを作るという思いが完全に重なって、人に作品をこうやって映画館で見ていただけるってことの幸せを感じたし、好きなものがあればどんな状況でも頑張れるって、辻村さんの作品からいただいたのでこれからの人生にとってもお守りになる作品になりました」としみじみと語った。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】
関連記事
-
吉岡里帆、現場での様子を絶賛される「男性スタッフとかもすっごい元気になる」モデルプレス -
中村倫也、癒し力抜群“カフェのマスター”に 撮影中のお気に入りの過ごし方明かすモデルプレス -
中村倫也、日本版初上演ミュージカルで主演「覚悟を決めていました」<ルードヴィヒ ~Beethoven The Piano~>モデルプレス -
吉岡里帆“別人級”「ホリック xxxHOLiC」女郎蜘蛛姿「美しすぎる」と反響モデルプレス -
中村倫也、新番組でナレーション担当 普段見ることのできない裏側に迫るモデルプレス -
吉岡里帆、美谷間チラリ衣装で登場 “セクシー所作指導”受け自身最大の悪女に<ホリック xxxHOLiC>モデルプレス
「映画」カテゴリーの最新記事
-
青木崇高「るろうに剣心」撮影中に尿路結石患っていた ちょうど7年前の“偶然”に驚きモデルプレス -
土屋太鳳「るろうに剣心」オーディション中に熱弁 監督が裏話明かす「いかに私はこの映画に出なきゃいけないかって」モデルプレス -
武井咲「るろうに剣心」17歳の撮影当時抱えていたプレッシャー 佐藤健が驚き「そんな闇を抱えて現場でやってたの?」モデルプレス -
佐藤健「佐藤さん以外全員ご結婚」イジりへの“返答”に武井咲&土屋太鳳「いやだ~!」モデルプレス -
「るろうに剣心」佐藤健・武井咲・青木崇高・土屋太鳳、舞台挨拶でサプライズ集結「当時の感覚が蘇ってきました」モデルプレス -
なにわ男子・高橋恭平、一文字チャレンジでまさかの回答「ネット記事になったらどうする!?」英勉監督ツッコミ【ロマンティック・キラー】モデルプレス -
なにわ男子・高橋恭平の異名「ゴアテックス恭平」上白石萌歌が命名「俺は濡れない素材なんや」【ロマンティック・キラー】モデルプレス -
天海祐希「天海さんが好きすぎて彼氏ができません」ファンに指南「しばらく経ったら…」【緊急取調室 THE FINAL】モデルプレス -
キンプリ永瀬廉&吉川愛「鬼の花嫁」インタビュー映像初解禁 2人が見つめ合う場面写真もモデルプレス







































